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ICCの歩き方

Industry Co-Creationサミット(以下ICC)に初めて参加する友人に向けたメモです。少しでも参考になれば!

ICCとは?

ICCは年2回開催される3.5日間のカンファレンスです。2016年からなので10回以上開催されています。

ホテルを貸し切り、5つくらいの会場で同時にセッション(イベントコンテンツ)が進行され、参加者は自分の興味関心に沿って選んで参加することができます。(聴くだけのセッションの場合は、周りの迷惑にならない範囲で途中参加/途中退席もOKです。)

ちなみに参加者向けの職域接種を行う等、最高レベルのコロナ感染防止対策を講じており、普段の生活よりも感染リスクは低いんじゃないかと感じるほどです。

どんなコンテンツがあるの?

ICCには大きく6つのコンテンツがあります。
①ピッチ(プレゼンコンペ)
②パネルディスカッション
③ワークショップ
④体験ツアー
⑤ランチ/ディナー
⑥展示

どれにも学びがありますが、この内、③〜⑤は事前予約が必要ですので主催者からのメールをしっかりとチェックして早めに登録しましょう!

どんな人が参加しているの?

ベンチャーの人を中心に、ベンチャーキャピタルや大企業の新規事業担当が多いです。最近はアトツギも増えて来ています(^^)

年齢的には30〜40代がメイン。性別比率はまだまだ男性が多いので、個人的には女性やLGBTQの人もどんどん参加してくれたら嬉しいなと思っています。

せっかくだから知り合い増やしたい!

700人超の参加者と仲良くなる方法もたくさんあります。

①ワークショップに参加して、同じチームになった人と仲良くなる。これが一番ハードルが低く、効果が高いです。

②体験ツアーも人数が絞られており、共通体験を通して仲良くなりやすいです。文化的なコンテンツが多いので、ビジネス以外にも視野を広げられる良い機会です。

③ランチ/ディナーでは積極的に話しかけましょう。ナンパみたいなものなので気遅れするかもしれませんが、1人知り合いになると、その人が知り合いを紹介してくれる…という連鎖が起こることも。コクリエーションナイト(公式のホテル部屋懇親会)や美食体験などは少人数なので仲良くなりやすいかもしれません。

④ピッチやパネルの登壇者と、セッション後に名刺交換するのも良い手です。その場で長々と話はできませんが、メールやSNSで繋がることもできるし、ランチやディナーで再会した時に話しかけ易くなります。

⑤実は穴場なのが、展示スペースです。スポンサー企業や登壇者の商品やサービスが並んでいるので、一通り話を聞いてみるのをオススメします。スタッフさんもプレゼンしたくてうずうずしているので絶対に話せますし、うまくいけばそのスタッフさんが登壇者や別の方を紹介してくれることもあります。

⑥開催前のプレイベントも、人数がある程度絞られているので仲良くなりやすいです。なので、もし日程的に参加可能だったらプレイベントにも積極的に参加しましょう。

⑦上記トライしたけど、今一歩…と言う方は、僕に話し掛けてください(笑)「自分がしてもらって嬉しいことを人にする」の精神で、できるだけ相性良さそうな友人をご紹介させてもらいます!

イベント中に別の仕事ってしていいの?

オンラインで仕事をするブースなども用意されていますので対応可能です。ただ、この3.5日間はできるだけ他の仕事を入れず、どっぷりICCに浸かった方が良いなと感じています。

特に初めての方は初日(夜のみ)のレセプションパーティーにはぜひ参加してください。また最終日は帰ってしまう人も多いですが、前述した体験ツアーや穴場セッションも多いので、ぜひ最後に友だち作って帰ってください。

SNS等に書いても良いの?

ICCで得た学びは、社内は当然ですが、SNS等を通して積極的に社外へも発信するとベターです。アウトプットすることで思考が整理されますし、実践することでより改善が進みます。

但し、オフレコセッションもあるので、その時は自分のメモに留めておいてください。

最後に…目的が大事!

最後に…目的を持って参加しましょう。
・セッションから学びを得たい
・特定の方と繋がりたい
・とにかく友だちを作りたい

ベンチャーの人ならサービスを使ってくれる企業を探したいだったり、出資してくれるかもしれないVCと繋がりたいだったりあると思います。

アトツギも組織を変化させる方法を知りたいとか、新規事業の作り方を学びたいとか。行政の人がいたら自分の地域でカンファレンスを開くとしたらどうか、地方活性化に繋がるサービスはないかなど。

そういう一本筋が通った目で見ると、セッション選択もスムーズになりますし、参加者との繋がり方もスムーズになると思います。(但し、名刺集めなどの過度な営業は禁止されています。ICCでは良いご縁を作ることに集中してください。)

また、次回に繋げる為に「自分はこういう人間である」ということを端的に伝えられるよう準備して臨みましょう。主催者の小林雅さんに「こんなテーマで話してみたい」だったり、「こういうピッチに挑戦したい」と伝えることで、登壇チャンスが生まれるかも?!

ICCのキャッチコピーは「ともに学び、ともに産業を創る。」です。お金を払って参加してるんだからと自分勝手にやるではなく、相互扶助の精神でともに楽しみましょう!

注:写真はコロナ前のものと混ざっています。

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