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社長通信Vol.86 競い合いではなく磨き合い

うるう年の2月ってなんだか得した気がします。もう終わりかと思ってたら、もう1日あってラッキー!みたいな。箱を振ったらアーモンドチョコがもう一粒残ってた感じ…僕だけかな(笑)

とは言え、2024年も、もう3月に入りました。
年度末の駆け込みや締め、新年度への準備などで慌ただしいひと月になりますが、頑張っていきましょう!

社長通信にようこそ!

こちらは三星グループ代表の岩田真吾が月一で書く「オープン社内報」です。

社員向けに書いていますが、いつか仲間になってくれるかもしれないあなたや、お客様やお取引先、地域の方々など共に新しい価値を創り出す全ての方々に向けて発信しています。

良い職場に必要な、良い緊張感の生み出し方

あるイベントから学んだ「評価」の意味

日本全国から1,000人規模でリーダーが集うイベント【ICCサミットFUKUOKA2024】に参加してきました。

ICCとはIndustry Co-Creation(産業共創)の略です。様々な分野のリーダーが3日間にわたって真剣に議論し、深く交流することを通して、単独ではできない大きな事業(=産業)を一緒に生み出すことを目的としています。

そんなICCの特徴の一つが、「評価制度」です。
カタパルトと呼ばれるプレゼンコンテストでは毎回順位が決められ、上位入賞者でないと次のイベントには招待されません。また、トークセッションもアンケートにより全て点数化され、イベント後にその数値は公開されます。点数の低いセッションは廃止となり、登壇者もお役御免になったりします。

一見すると「共創を目指すなら、ギスギスと評価するよりも和気あいあいと仲良くやった方が良いんじゃないの?」と思うかもしれません。以前、私がそのように質問すると、主催者の小林さんはこう答えてくれました。
「真剣に共創するためにこそ、評価による緊張感が絶対に必要」

職場には、良い緊張感が必要

私はハッとさせられました。

確かに、お客様からお金を頂戴するプロフェッショナルとして、仕事の現場に甘えは許されません。それは、共創の場においても同じことなのです。

私は日々「誰もが働きやすい環境をつくりたい!」と三星グループの皆さんに話しています。ただ、それはもちろん「相互依存した馴れ合い関係」を作りたいのではありません。

①一人ひとりが自立した個として自分の役割と責任を認識し、
②その上で、チーム一丸となって目標達成に真剣に向き合い、実現する

「働きやすい環境」とは、上記の目標達成を邪魔する様々な障害を取り除く仕組み(システム)が組み込まれた状態のことなんだと思います。

その一例として、馴れ合いを防ぎ、良い緊張感を生み出す仕組みとして、「評価制度」は有効に機能するのだと思います。

競い合いではなく磨き合い…これからの評価の方向性

三星グループでは年2回、半年ごとに評価面談を行っています。

これまでは正直のところ、直近の貢献度の確認(≒賞与配分)のためのもの、という側面が強かったなと、反省しました。

詳細は今後詰めていきますが、「競い合いではなく磨き合い」をコンセプトにして、減点主義ではなく加点主義をベースに、評価の仕組みを進化させていきたいと思います。

今年スタートしたマイキャリア面談のヒアリング内容など、皆さんからの意見も取り入れていきたいと思っています。ぜひマネージャーやリーダーとも話してみてくださいね。

教えることは学ぶこと。学生さんから刺激をもらいました!

岐阜大学&岐阜高専の学生向けにアントレプレナーシップ教育を行うプログラム「Gifu Global Science Students」の最終成果発表会を、三星毛糸タキビコキャンパスで開催しました。

昨年9月にスタートしたプロジェクトだったのですが、どの学生さんも、たった半年ですごく成長してくれて嬉しい限りです。

「岩田さんに投資してもらえるよう頑張ります!」とスピーチしてくれた学生さんもいたので、こちらも真剣に応えていかないといけない…と、背筋が伸びました。

「士別れて三日なれば、即ち更に刮目して相待すべし。」という諺があるように、学生の成長スピードは目を見張るものがあります。彼ら/彼女らとの交流を刺激に、私たち三星グループもしっかりと成長していきたいと思います!

コラム:オードリー若林さんと星野源さんの友情に感動

先日、お笑い芸人のオードリーが東京ドームでライブを開催しました。ライブビューイングや生配信含めて16万人もの人が楽しんだそうです!すごい!

その中で、アーティストの星野源さんがサプライズ出演。若林さんも一緒にラップを披露したそうです。(そうです…と言うのも、僕は家族の用事があってこのライブ見れてないんです😂)

なぜ急に星野源さんが?と思う方もいると思いますが、お二人は元々おともだちで、以前から「オードリーが東京ドームライブやる時は友情出演するよ」と約束していたそうです。

別の分野を突き詰めてきた2人が、友情でつながり、東京ドームという晴れ舞台で共演する…エモい!

私はなかなか東京ドームに縁はなさそうですが、いつか晴れ舞台に友人を呼びたいし、友人の晴れ舞台で役に立てる人間になりたいなと思いました。

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