あさりを育てようとした話
一時期、あさりを飼おうとしたことがある。
あさりの砂抜きをしている時にずっと眺めていたのだが、アサリって意外と可愛い。
静かな割に、よく見ているとたまに空気がポコポコと出てくるし、
じーっと眺めていると、管みたいな奴がだんだんウニョっと出てくる。
最初は殻を閉じていたのに、
塩水につけておくといつの間にかダラーんと管が出てきて、そんな姿を見ていると
時が止まったような気分になるのだ。
あさりを見ていると、時間が経つのを忘れてしまう。
たまに殻同士があたってカラカラいうのをじーっと見つめる。
そんな、あさりのはなし。
※お味噌汁で美味しくいただきました。
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