何故か道路に向かって爆走する子どもまで全速力で走ってとっつかまえて、びっくりしたぁ～って言いながらドキドキ以上に息が上がっている自分に気づく。
あれ？私、走ったのいつぶり…？
妊娠してから産むまでは怖くて走れない、
赤ちゃんを落とすのが怖いから走らない・というか走る場面が無い、
産後ダイエットは無理なくね♡と甘やかし、
子どもが大きくなってきたら必須アイテムの電チャリで基本移動、
でも毎日子供たちを上げ下げしてるだけで結構体力はついてるんじゃない？と言い訳しながらも、
とはいえそろそろ運動しなきゃなー年齢的にもねぇ？と思い続けて早数年。
というか、妊娠前だって走ってなかったよね？
デートついでに夫と走ったことが年に1回あるかどうかだし、
そもそも中学でバスケ部を引退してから運動習慣があったときなどない…。
ふふ。気づいちゃった。
走ったの、とかいう以前の問題かもしれないよ～。
1人目の産後はちょっと頑張ったんだよね、マリネス。
でも3カ月くらいだったかな…かなり習慣づいてたと思うんだけどどうして辞めちゃったんだっけなー。

いろいろあって、2024年こそは！と。
運動習慣をつけたいと思ったのです。
速く走れるようになりたいとか痩せたいとかそういうことじゃなくて（痩せたいけど）、ぐーんと飛び越えて、健康でいるための体力と筋力を正しく取り戻したいと思った。
人間として元気に生きるために！

マリネスの経験からね、私は自主的にひとりでやるのは続かないと思ったのよ。
自分を大切にすることがまだ上手じゃないので、自分だけのために自分だけががんばることができないのです。
加えて幼児もいるので、朝晩休日に家を空けることもできぬ。（言い訳）
平日日中は一応仕事がある。（言い訳）
どうする…。（言い訳）
って思ってると、本当に情報って飛び込んできてくれるんだね。
それを捕まえるかどうかだよね。今回は秒で捕まえれた自分に拍手。

近所に平日日中にピラティスをやっている教室があるらしいぞと知った1分後には体験申し込んだよ。
それが12月半ば、やりたいこと100個リストに書いた3日後くらいの話。

ドキドキで迎えた今日。
私がああいう場に初めて行くときに最も怖いのは、既にレッスンに通っている何名～十何名かで出来上がっている空気にどんなスタンスで行けばいいのか、ということ。
仲良くなりに行くわけじゃないから無駄に愛想を振る必要もないし、かといって後々仲良くしたい場合にハードルが高くなるのも嫌。
うーん、ここはやはりなんといっても最初の印象＝挨拶よな…と思っていったら、生徒は私含め2人でした！たまたまかな？
先生には申し訳ないけどかなりベストで、もうお一人のミセスもとてもちょうどよい会話をしてくださって（掘り下げすぎず・にこやか・適切）、無駄にメンタルを削ぐことなくレッスンに集中できた。
ラッキー！

肝心のレッスンは、もうとにかく自分の体の硬さと言われた動きができない情けなさにヒィヒィ言って、帰り道から既に足に筋肉痛を感じるほど。
しかも先生があんまり褒めてくれないのも現実を突きつけられる感じでよかった。
私って褒められて伸びるタイプだと思ってたけど、不要なエンカレッジで調子乗るよりはあんなくらいがちょうどいいかもな。

仕事は1.5hの中抜けでそこまで支障でなさそう。
平日日中だから子供どうする？！っていう心配しなくていい。
お月謝を払うからサボれなさそう。
レッスンに着いて誰と何話そう、、、という精神的負担もない。
初回でこんなに愛すべき筋肉痛がきている。

これはこれは。
なるほど、だからみんなジムとかにお金払うんだな～。
私ってば、ただ走るだけなら土手なり道なり走ればよくない？って思ってたのよ。やらんくせに。
わざわざプロに頼む意味、支払う意味、通う意味。
こういう価値に対する感覚とか、プロがいる意味、そのサービスが成り立ってる意味とかを最近考える。
そしてやっぱりプロってすごいな～とかも思う訳で。
やった方がよい系のやってみたいことに対して工夫したりしようとせず、まずはプロを頼ってみるスタンスをとりたいものです。

週1で通うんだ。ピラティス。
永い付き合いになれるかなー。