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相手への伝え方

引き続き、藤堂修さんの著書「チャレンジ 挑戦をあきらめない生き方」を読み進めていて、遂に読破しました。

僕は数分ずつ時間を取って読んでいたので、読み切るまでに日数が掛かってしまいましたが、集中して読めば1時間くらいで読める本ではないでしょうか。

非常に読みやすい文章なので、普段あまり読書をしない方にもオススメです。


ビジョンを共有する

著者の藤堂さんが先輩経営者のご自宅に遊びに行った際のエピソードが書かれていたので、そちらを紹介します。

リビングとキッチンの仕切りの上にティッシュ箱が目立つように置いてあったらしく、その先輩経営者の方はお付きの方に対して「そのティッシュ箱、下に置いておいて」などではなく、「その仕切りの上、何もない方がスッキリしてて気持ちいいよね」という伝え方をしたとのことです。

「そのティッシュ箱、下に置いておいて」という伝え方だと、ティッシュはどかされても今後コップや別の物が置かれてしまう可能性があります。

また、「その仕切りの上には何も置かないでね」という伝え方だと、単なる指示であって、見ていない時に徹底されない可能性があるとのことです。

「その仕切りの上、何もない方がスッキリしてて気持ちいいよね」という伝え方は、リビングやキッチンがスッキリしていて美しく気持ちが良い状態、というビジョン(未来図)を伝えているので、伝えられた相手もイメージができます。

また、仕切りの上に物を置かない理由が「ビジョンを達成するため」となるので、それ以外の物が置かれることもないでしょうし、お付きの方も「スッキリしていて気持ち良い空間」を作り上げるために他に何かできることはないかな、という発想にもなるのではないかなと感じました。

こういった伝え方を真似していきます。


質問型にする

責任者の立場であっても、

「〇〇については、〇〇とさせていただきます。よろしくお願いします」

という言い切ったメールではなく、

「〇〇にしようと思うんですが、どう思いますか?」

というメールにした方が良い、ということも書いてありました。

僕も前者のような連絡の仕方をしてしまっていたかもしれないなと感じたので、後者のような文面を意識して仕事をしようと決めました。


あともう1記事だけ、藤堂修さんの著書「チャレンジ 挑戦をあきらめない生き方」について書きます。


つづく





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