英語が話せるようになるための勉強

前回は、いくら勉強しても英語が話せるようにならない原因について書きました。今回は、どんなことを勉強したら話す力がつくのかお知らせします。

①英語の母音と子音の種類、音の出し方
前回も書いたとおり、英語の音の出し方はカタカナとは全く違います。まず最初に、英語の各音をひとつずつ全部頭に入れることが必要。これは英語圏の幼児教育でも普通に行われていることですが、日本の学校英語では習得する機会がありません。

②単語の発音に必要な音の組み合わせ方
音の種類を覚えたら、それをどのように組み合わせるか知ることが必要です。各音をばらばらに発音しても、機械が不自然な音を出しているように聞こえてしまいます。どこに気を付けたらわかりやすい単語になるか知ることが大事です。

③構文、フレーズ、短文の発音に必要な音の組み合わせ方
それぞれの単語を組み合わせて何か短いことを言う場合、使い方と状況によって単語の発音と速度がかなり変わります。辞書の音声通りに発音しているつもりなのに、なかなかわかってもらえない経験はほとんどの人にあると思いますが、これは全体のバランスが悪いからです。

④長文をわかりやすく話すために必要な音の組み合わせ方
一気に色々なことを言うための話し方は、挨拶や短いフレーズの話し方とは違います。どこを強調し、どこを抑え、どこで間を入れるかで、わかりやすさが全く違ってきます。

⑤英語を話す時のリズムと音程
辞書で単語の音声を調べてもわからないのが、話し言葉のリズムと音程です。発音記号の通りに音を出しても、リズムと音程が不自然だと理解してもらえない原因になります。

⑥声の大きさの調整
日本人は全般的に声が小さいと言われますが、無理に大きな声を出すと怒鳴っているように聞こえてしまいます。大事なのは、無理をしなくても相手に聞こえる声で話す技術です。もともと地声が大きい人は、抑えるべきところを知ることも必要です。



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