母への想い

あなたの娘であることを誇りに思う

今日、母が東京へと帰る

昨日からずっと何か言いたいけど何も言えなくて

夜、布団の中で言葉にならないものをじっと味わって感じていたらやっと出てきてくれた言葉

むすめさんを抱っこしながら寝ている母の腕に
そっと触れてみる

さすがに手をつなぐのは照れくさくって

お母さん大好きと心の中でつぶやく

ずっとずっと愛されてたんだな

ずっとずっと愛していたんだな

ちゃんと愛してあげられなくてごめん

という母の想いも

ほんとは愛されてないのかもしれない

という私の想いも

ぜんぶぜんぶ幻だったね

はじめからそこに愛はあった

ないと思い込んでいただけ

朝になって名残惜しそうに出発時間をずらす母

最後にハグしましょう

母から抱きしめてくれた

お母さんあったかいね

3人でぎゅっと抱き合う

これで終わりじゃないからね

涙声でむすめさんにキスするおばあちゃん

またすぐ会いましょう

ありがとう。大好き。愛してる

あなたの娘であることを誇りに思う

大切な母に伝えることができました