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傷つく覚悟はまだなかった

ただ、手っ取り早く人生やりたくて、恋愛でもはじめてみた。

ほんとうに軽い気持ち。パートナーがほしいわけでもなった。

平日の夜中でも、スマホひとつあれば簡単に恋愛対象とコンタクトとれる時代に生きててよかったと思う。ベッドに潜りながらひたすらスワイプした。

恋愛依存ではないけど、こうしてなんの努力もしないで人生やれるから、たまの恋愛をやめられない。

幾日か経ち、何人かとデートした。ありがたいことに好意をもってくれるひともいたりして、その中のふたりとデートを続けている。

趣味ひとつとっても、全く真逆のふたり。

真逆だからこそ、片方の短所は片方の長所であったりする。

どちらかに絞ろうと考えてた。もう少しあとちょっとでも知りたくて、踏み込めるところまで踏み込んだ。ミスった、引くに引けない。

まあ、なんてものにまた手を出してしまったんだろう。

どちらかとパートナー関係になったとしても、この先に広がる展開に心振り回されることは容易に想像できる。

手っ取り早く人生やれた。自分の恋愛偏差値は僅かに向上した。幸いふたりとも精神的に健康なので、それだけでもういいんじゃないの。

薄々わかっていたけど、愛し愛されてそれから傷つく覚悟がまだない。


あー、めんどくさい。恋愛なんてめんどくさい。

ひとりで映画でも観よう、、。




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