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これを読めば即ベテラン!?脱地雷作家のための「NG小説あるある大全集」!

作家なら誰もが経験する(したくないが)「駄作」の制作! これらは、後から見返すと分かることがある これは「若さゆえの、みんながやらかす過ち」 だったんだな……と。 そんな「ネット小説のNGあるある」を大辞典的にまとめてみました! 初心者作家は「先人はこれをやってコケてきたんだな」と参考に ベテラン作家は「こんな時代もあったね(遠い目)」という風に 読み専は「あるわー」という風に、気軽に見てくれればなと思いますよ 15年以上ネット小説を毎日のように読み続け、小説家になろう

江戸時代の女子の流行アイテム

スキンケア部門 花の露(はなのつゆ) 三代歌川豊国『江戸名所百人美女 芝神明前』 / 国立国会図書館:鏡台の横に「花の露」と書かれた容器が置かれている 江戸で一世を風靡した人気化粧水として知られているのが、「花の露」。寛永末頃に林喜左衛門という医師が作ったと言われ、芝明神前の化粧品店・花露屋で売られていたものなのだそう。江戸の美容本『都風俗化粧伝』によると、「化粧してのち、はけにて少しばかり顔に塗れば光沢が出て香りも良く、キメ細やかにして腫れ物を治す」ものと解説され、白粉の後

ストラスブールの誓い

概要今日はずっと翻訳してみたかった『ストラスブールの誓い』に挑みます。この誓いはルイ敬虔王(シャルルマーニュの三男)の子であるシャルル禿頭王とルイ・ドイツ人王とによって842年に交わされたものです。彼らは家督を争う長兄ロテールに対抗するため同盟を結ぶ必要がありました。 最も古いフランス語の文献として言及される『ストラスブールの誓い』はルイ敬虔王の甥であるニタールが著した『ルイ敬虔王の息子たちの歴史』に登場します。ルイ・ドイツ人王は誓約をする際に相手方の兵士に理解できるようフ

華僑心理学No.2 なぜ、中国人はモラルがないのか?

こんにちは、こうみくです。 第一回取り上げた「公平さ」に関するノートは、色々な方から感想をいただきました。皆さまからの感想はすべて、こちら↓から見れます。 第2回のテーマとして取り上げるのは、公平さと同等に大切な、モラルに対する価値観に関して。 一般的に、「中国人は、モラルがなっていない。ルールを守らない」といった印象を持つ方が多いと思うので、それに至った原因と考察を、解説していきたい。 1.伝統的思想の破壊によるモラル崩壊中国人の価値観を理解する上で、儒教について触