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xperia pro-i メインカメラの比較

買う理由

α7RIVを所持しています。
満足して使っているのですが、やはり重い。大きい。
昔の一眼と比べたら軽量とは言え、普段から持ち歩くといったレベルではない。

「コンデジ欲しいな~」と思うようになったのですが、でも、「携帯とコンデジを、わざわざ両方を持ち歩くか?」と問われると自信もなく。
「携帯とコンデジが一緒になったら、買うんだけど」と、のたまわっていたところ、発表された「xperia pro-i」。
大型の1.0型イメージセンサー搭載で、「カメラ、極まる。」というキャッチコピーがついた、まさしく欲しかった物。

が、値段が、税込み198000円。

CPUがSnapdragon888、メモリ12GB、ストレージ512GB。
ハイエンド端末に、コンデジ機能を詰め込んだとなれば、高額になるのは分かりつつも、高い。

ソニー・エリクソン時代からXperiaは使って、現在まで四機種を渡り歩いてきたけれども、直近は、携帯でゲームをするわけでもなく、写真はαで撮るので、もうLINEが動けば問題ないというスタンスで、携帯に10万も払うのが嫌。
MOTOROLAのmoto g7を3万で買って、「これで、いいや」と満足と妥協をしておりました。

なので、198000円は一層高く感じる。

「安くなったら買うかな・・・・」と我慢していると、1万円のキャッシュバックキャンペーンが始まる。

とは言っても、188000円。高い。
が、moto g7には、NFC機能がなくて申請できなかったマイナポイントがもらえる。(最大2万)
そして、「xperia pro-i」の前シリーズ「xperia pro」は、調べると、ほとんど値下げしていない。
と考えると、「xperia pro-i」も値段が下がらない可能性が高い。

・・・・・・どうせ買うなら、バッテリーがヘタった中古よりも、旬が過ぎてからよりも、キャッシュバックが終わってからよりも、とかなんとか言い訳をつくって、ソニーストアで購入してしまいました。

サンプル1

と、前置きが長くなってしまいましたが、カメラを使った感想は・・・・・、「こんなもんか」というのが正直なところ。

メインカメラのカタログ的な性能は、

  • 16mm(超広角):有効画素数約1220万画素/F値2.2

  • 24mm(広角):有効画素数約1220万画素/1.0型 Exmor RS CMOSセンサー/F値2.0・4.0

  • 50mm(標準):有効画素数約1220万画素/F値2.4

に、なります。
「F値2.0」という数値に、けっこう期待していたのですが・・・・。

同じ場所で、同じ条件(pモード、iso:auto、ホワイトバランス:auto、HDR:auto、露出補正なし、jpeg)でサンプルが以下になります。
(雨が降っていました)

1枚目 16mm(超広角)
2枚目 24mm(広角)F2.0
3枚目 24mm(広角)F4.0
4枚目 50mm(標準)

F2.0という数値に、けっこうな期待をしていたんだけど、F4.0と、そこまで差がないかな・・・・。

サンプル2

他にも撮ってみたましたので、よろしければ、ご覧下さい。

1枚目 16mm(超広角)
2枚目 24mm(広角)F2.0
3枚目 24mm(広角)F4.0
4枚目 50mm(標準)

サンプル3

1枚目 16mm(超広角)
2枚目 24mm(広角)F2.0
3枚目 24mm(広角)F4.0
4枚目 50mm(標準)

サンプル4

1枚目 16mm(超広角)
2枚目 24mm(広角)F2.0
3枚目 24mm(広角)F4.0
4枚目 50mm(標準)

サンプル5

1枚目 16mm(超広角)
2枚目 24mm(広角)F2.0
3枚目 24mm(広角)F4.0
4枚目 50mm(標準)

という感じ。
二枚目と三枚目、F2.0とF4.0ですが、どうでしょう? 皆様の目で見ても、あんまり差は感じないのでは?

夜間、F4.0だと真っ暗なのに、F2.0だと、ちゃんと物があらわれて、「おぉ」と驚いたこともありますが、そこまで暗いと、撮ったところで、ボヤボヤ・ノイズバッチリで、あんまり意味がないわけで・・・・。

総評

と、まぁ、ちょっと厳し目なことを書いてきました。

補正いじってます

しかし、カメラの設定が、いろいろといじれるのは、面倒だけど楽しいところ。

拡大

上の画像を切り取ってみました。
桜の花びらに載った水滴まで、ちゃんと写っているのは、なかなか侮れません。

フォーカスの追従は、さすが最新アルゴリズムでα7Rivよりもしっかりしているくらい。(が、シャッターボタンを押してから撮影までは、ちょっと時間を置く感じ)

東京駅

こちらは何気に撮った新幹線。運転席の運転手まで、ちゃんと見えます。

iPhoneやGalaxyの最新機種やら、ソニーのコンデジRXシリーズと比較はできないのです(持っていないので)。
ただ、細かく設定をいじると、もっといろいろと面白いのかな? とは思えます。

最新のハイエンドなので、当然防水。
携帯なので、いつも持ち歩いている。
「撮りたい」と思った時に撮れるのは、ストレスフリーだったり、「αがあれば、もっと綺麗に撮れるのに」と感じてしまうのは、ストレスが溜まるのか? とも思いますが、そこまで言い出すとキリがないですね。

とにかく気軽に撮れるのは嬉しいところですが、これに20万の価値があるかどうかは、今のところ、まだ保留という感じ。


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