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クリエイティブな迷走と閃きの瞬間

今日は、ウェーブ素材の練習を行い、1つ完成形を制作しました。Adobe Illustrator買った時は、(こんな難解なソフト使いこなせねぇよ)と不安でしたが、ふと気づくとある程度使いこなせている自分に気づきました。人間やればできるもんですね。

1つ制作するだけでおおよそ1日かかる。朝9時から制作しなんだかんだで21時まで時間がかかりました。最終的に作成した素材自体はシンプルなものなので、作業時間としては、1時間ほどで仕上げましたが、仕上げるまでに20時間を費やしてしまいました。

①↑扇風機からイメージしたもの。
AIによる命名Crimson Vortex(クリムゾン・ヴォルテックス)
無駄に名前だけかっこいい。
↑①を整えようとして迷走した結果、謎に太陽みたいになったもの。
AIによる命名Flame Blossom(フレーム・ブロッサム)

これは、そのうちのイラストです。(没イラスト)。アイデアが出てこなくて、何度かパソコンの前で素材を弄りまくっていました。なんか思った様なものにならない。いや、何を作りたいんだっけ?と迷走して20時間。

アイデアが出てこなくて、途中で筋トレをして体を動かしてみたりゲームをしてみたり自分なりにリラックスしてみたけれど(ゲームなんてやってていいんですか。もっと練習しないと上達しないんじゃないか)と内なる声と葛藤していたわけです。

いや、20時間もアイデアが出ずにもじもじしてるとですね、「センスないんじゃないか」「本当は違うことがやりたいんじゃないか」とか逃げが出てくるわけです。

それでも、途中で諦めるのは嫌だなと思いつつパソコンに向かって手を動かすと、なぜか1時間ほどで完成版を作成することができました。振り返ってみると、あの20時間の葛藤と苦しみはなんだったんだろうと思わずにはいられないデス。

※完成版は非公開です。

なんで、あんなにできなかったのに1時間ですぐできたんだろう?と疑問に思いました。一つ感じたことは、「ダラダラとした時間もデザイン制作には必要な時間である」ということです。

私としては、「閃き」や「発想」というのは、感覚の要素だと思っています。また、「考える」は、思考や論理の要素だと思います。

アイデアが出てない、いまいちしっくりこないというのは、だいたい頭で考えているせいで、感じるという感覚が鈍くなっているのではないか?と思いました。

子供の頃、いたずら大好きっ子は、「いいこと思いついた💡」といいながら、他のことは違う面白いことを思いついたりします。

これは、事前に状況を整理してその場に何が必要かを分析しているというよりかは、自身の経験と知識という点が、何かをきっかけに線になり円というアイデアになっているのだと思います。

これと似た様なもので、考えている以上アイデアは出てこない。考えるのではなく、感じることでアイデアが生まれてくる。このことに気づいたことで私の価値観は、アップデートされました。

パソコンの前にいる時間だけが、クリエイティブな活動ではなく迷いやリラックスも含めて全てがクリエイティブなプロセスの一つであり、新しい作品を作るために必要な時間だったのかもしれません。

これからも、趣味を通して自分の時間を大事にしながら、無駄に見える時間も自分にとって必要なものだと理解して、焦らずに趣味を楽しんでいこうと思います。

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