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#スポーツ 記事まとめ

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noteに公開されているスポーツ系の記事をこのマガジンで紹介していきます。
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2024年2月の記事一覧

シカゴ・カブス の魅力とは?どんな選手がいる?~今日から君もカブスファン~

はじめに どうも、ふかひれといいます。よろしくお願いいたします。 思えばJavier Baez(ハビアー・バエズ)に魅せられて2020年からカブスファンになり、もう今年で5年目になります。この数年で色々なことがありました。 解体、再建、日本人フィーバー・・・ MLBについてもほんの少しわかるようになってきましたので、今年は国関係なくカブスファンの皆さんと交流することを目標にしています。noteもその一環です。三日坊主になるかもいつかリグレーにも行きたいですね! …と前置き

なぜ「2軍を回すこと」を考えなければならないか~2020年代の投手起用・育成の現状~

 こんにちは、ドリーです。  ここ数年中日ドラゴンズの2軍投手陣が崩壊しており、それに加えて投手不足にも陥っています。そこで「2軍を回すためにも投手を獲得しろ」という話も出てきていますが、一部の人はこんなことを思うはずです。 別に1軍が勝てればそれで良くない? しかし、2軍の選手数が不足していることは1軍が勝つ確率すら下げてしまいます。それはなぜか、そして楽観的な戦力計算の危険性を見ていきましょう。 1.NPBの投手を取り巻く現状 平均球速が上がり、変化球の種類も増え

シュート25万本のデータを見てみて感じたディープスリーの可能性

こんにちは! 普段は impactmetrics.jp というウェブサイトでインパクトメトリクスをはじめ、様々なバスケットボールに関するアドバンススタッツを紹介しています。今回、初めてnoteに投稿します。今日は、Bリーグのシュート25万本のデータを見てわかったこと・思ったことを紹介できればと思っています。また、今後も140字では書ききれないような分析はこちらで投稿していこうかなと考えてます。 今回のデータ分析は、こちらのYouTube動画からインスピレーションを受けて行っ

【SABR】得失点差+104のパドレスはなぜ低迷したのか

 鯖茶漬です。いつもお世話になっております。  過去2回に渡り、主要指標の解説として「wOBA」と「FIP」の記事を投稿しました。今回は、セイバーメトリクスの基本的な分析結果を踏まえながら「野球の構造」といった部分に触れたいと思います。 ただ、読者の中には「そんな基本的な話はいいからもっとホットなネタを提供してくれよ」という方もいるかもしれません。そういった方にも興味を持っていただけるよう、当記事では「2023年のサンディエゴ・パドレス」に焦点を当て、各方面から「不運」と

卓球・伊藤美誠がユニフォームにヘラルボニーのアートを起用した理由

ー1人1人の個性が、羽ばたいていった形が異彩なんじゃないかと思います。1人として同じ人間はいないし、持っている考えや才能も全員違うと思いますし。ヘラルボニーさんと同じ考えだと思うんですけど、その人の可能性を信じて、縮こませるんじゃなくて、広げて羽ばたかせていくってことが大切なんじゃないかと思います。 こう話すのは、卓球・金メダリストの伊藤美誠(いとう・みま)選手(23)。 2016年のリオデジャネイロオリンピックに15歳で出場し、女子団体で史上最年少で銅メダルを獲得。20

藍選手を見るはずが石川選手を見てきた話、アリアンツ・ミラノ観戦記

イタリアでバレー観戦をしてきた話。 環境が違うと、同じ競技でもこんなにも感じ方が違うという事を知った 驚きと、その理由をnoteを綴ることで振り返ってみました。 旅が決まるまで昨秋のOQT以来、「藍選手を見にイタリアへ行きたい」とずっと言っていた娘。私も藍選手は好きですが、イタリアにまで行くのはあり得ないと断っていました。 その頃の私はスポーツ観戦で海外へ行くのは、お金と時間に余裕があるセレブか、いち選手への愛が閾値を超えてるガチ勢だという認識でした。 私は一般的人です

🧙キックをすると魔法がかかってしまう。だからキック合戦が発生する🔥。でも🙆相手が5m走ると魔法が解ける。

ラグビーのルール(競技規則)のオフサイドのことを書いてみますがお。 スクラムやラックやモール、ラインアウトの場合もオフサイドが生じますが、本日はキックでのオフサイドのことに絞って記してみますがお! ラグビーの試合中にいつのまにか「キック合戦」が発生することがよくありますがお。 👇これはキックオフから発生したキック合戦の例ですが、キックオフからでなくとも発生するのを、みなさんよく見たことがあると思います。 ネイティブラグビー用語だと"Kick tennis"というそうですが

【エディオンピースウイング広島】スタジアム内覧会フォトレポート(スタジアム編)

前回の続きです。ただの長編になってしまった。 ①ピッチ・スタンド全景それではメインディッシュを見ていきましょう。 入場証代わりの記念カードを見せて(名前確認等は一切なかったけど性善説で勝負していたらしい)、階段を上がり、ゲートをくぐると… これはもう優勝ですわ。 同行者がユニを持った姿を写真に撮ったんですが、イギリスのスタジアムを観光している日本人くらい現実感が薄かったです。ここ本当に広島? 圧倒的メインビジョンの美しさと、リボンビジョンの存在感。そしてサブビジョン

中野雅臣という"優しい"プロサッカー選手について

2024年2月1日、プロサッカー選手の中野雅臣選手が現役引退を発表しました。 東京ヴェルディのサポーターとして感情が激しく揺さぶられる別れを何度も味わってきましたが、この一報は特別にさみしいものでした。僕のサポーター人生の中で、中野選手は数少ない「推し」と言える選手だったからです。 彼の引退に寄せて、中野雅臣という人はどんなサッカー選手だったのか、なぜ僕は彼に惹かれたのかを書いてみようと思います。 誰からも期待を懸けられた大器 まずは中野選手のプロ生活を振り返っていき

育成年代の身体能力

近年、サッカー選手の身体能力の向上が著しい中で日本サッカーでも着実に身体能力の向上が見受けられる。ブライトンに所属する三笘薫は確かな技術はもちろんのこと持ち味の瞬発力と緩急でサイドを切り裂くシーンは日本サッカーの新時代を感じさせる。 今シーズンからリバプールに移籍した遠藤航はチームのフィットし始めてアンカーとしてレギュラーに。『デュエル王』こと遠藤はネガティブトランジション時に素早い出足でボール刈り取り、二次攻撃、三次攻撃へと繋げる。バチッと身体を相手にぶつけてボールを巻き

エスコン移転で得点は入りやすくなったのか?データから考察してみる

はじめに ついに球春到来しました。あけましておめでとうございます。 2024年最初のnoteのテーマはエスコンフィールド。2023オフは移転による恩恵としてエスコンマネーが話題になりましたが、今回は移転による広さの変化と、それに伴う得点・失点の変化をデータを踏まえて考察していきます。 ※サムネイル画像の提供はフォロワーさんからです。感謝…🙏 PF(パークファクター)を用いた分析 パークファクターという指標を聞いたことがあるでしょうか。1.02から概要を引用します。 長

23-24ラ・リーガ第24節 レアル・マドリー対ジローナ レビュー(2024/02/11)

こんにちは。 書けるときに書いておこうということで、ラ・リーガの優勝争いを占う天王山、首位レアル・マドリーと勝ち点2差で2位につけるジローナの一戦をレビューします。本稿は、ここ数年ではnoteではほとんど書いてこなかった純粋なマッチレビュー記事です。というのも、来週末あたりにレアル・マドリーの今季前半戦の総括記事を執筆する予定となっているためです。内容が被らないようあえて文脈に触れず、可能な限りこの試合で起こった現象のみにフォーカスするという逆にテクニカルな内容となっていま

『ふるさとの全力プロ野球』ルートインBCリーグを徹底解説!【独立リーグ】

こんにちは!umiです! 前回の四国IL(四国アイランドリーグplus)まとめの記事にたくさん反応をいただき、ありがとうございます!嬉しいお言葉もいただき光栄です🌟 まだご覧になられていない方は、こちらからどうぞ⬇️ さて、本日は日本で2番目に設立されたプロ野球独立リーグである「ルートインBCリーグ」(ベースボール・チャレンジ・リーグ、通称:BCリーグ)についてまとめます! ぜひ最後までご覧ください✨️ (かなり長いので、興味のあるところだけ目次から飛んで読むのもオス

球春到来!!今年はドジャースタジアムが熱い?!

早くも暦は2月。 野球界では、この時期を「球春」と呼びます。 2月から春期キャンプがスタートし、短いオフが終わり、シーズンに向けてチームも選手たちも動き出すからです。 私は大の野球ファンで、自身の旅のコンセプトの一つに「野球観戦」の旅を挙げていますが、今年はどこの球場に行こうか今から楽しみです(笑) 皆さんご存じの通り、このオフ海の向こうでは、野球界に2つのビッグニュースがありました。 1つは大谷翔平選手のドジャース移籍、もう1つは山本由伸投手の同じくドジャースへのポ