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人間が脳の処理の負担を減らすように対象をグループ化して知覚する法則です。群化と言います。 この法則は画面設計に応用すると、わかりやすさに寄与します。 プレグナンツの法則にはいくつかの要因があります。 (1)近接の要因近くにあるものは関連付いて見えます。二個の円がセットになって見えます。 (2)類同の要因同じような形、色、大きさは関連付いて見えます。黒ベタの円と白抜きの円が対になって見えると思います。 (3)閉合の要因枠でくくられていたりするものは関連付いて見えます。
選択肢が多くなるほど、選択に時間がかかるという法則です。 操作画面に一度に提示される選択肢が多い場合、メニュー構成を考え直した方が良いかもしれません。 選択肢が増えると、情報量が増えるため項目を選択しにくくなります。 ○応用方法例えば下記のような新聞の一覧があったとします。この中から一つだけ新聞を選ぶとします。 どれにしようかな〜と悩むかもしれません。選択肢が多いため意思決定に時間がかかります。新聞の数を少なくすることはできませんが、意思決定を促すためにカテゴライズを行う
下の二つのダイアログを見比べて見てください。MacとWindowsのダイアログですが、二つのダイアログには違いがあります。 ボタンの並び順に注目してみると「保存」「保存しない」「キャンセル」の並び順が異なります。 さて、この様な並び順になっているのは何故でしょうか。 Windowsの考え方「保存しますか?」の回答に対して、「保存」「保存しない」「キャンセル」の順に並んでいます。内容的には「YES」「NO」「キャンセル」という順に並んでおり、文章や会話に近い聞き方の順番
グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)の話です。 マウス操作において、クリックする対象が大きいほど素早く選択できる、クリックする対象が近いほど素早く選択できる、という法則です。 計算式T = a + b log2 (D/W + 1) T = 選択にかかる時間 D = ポインタと対象の中心までの距離 W = 対象の大きさ a = ポインタ移動の開始・停止時間 b = ポインターの速度 フィッツの法則の応用例Windows7ではデスクトップアイコンを選択する