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WBC記事まとめ

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2023WBCは、野球界の勝利”Baseball won again”だったのか - イチファンとしての雑感

今回2023年のWBCは大谷選手がとにかく世界一になりたいという気持ちを全面に押し出しながら、エモーションとプレーでチームを牽引するという最高のリーダーシップを発揮し、最終的にそれを本当に実現してしまうという漫画のようなストーリーとなり、本当に感動させられた。 その中で、日本代表の躍進以外にも、 「MLBのトップクラスの選手が(シーズン開幕直前にも関わらず、コンディション調整度外視で、)各国代表として出場している過去に例を見ない大会であったり」、 「マイク・トラウトから決勝

WBC 決勝トーナメント感想

前書き 感想言う前に言っちゃいます!! 侍ジャパン優勝おめでとう!! 09年以来3大会ぶりの世界一!! それでは、決勝トーナメント 振り返っていきましょう!! 準々決勝 キューバ🇨🇺 vs オーストラリア🇦🇺 NPB経験者が1/3を占めるキューバが 勝ちました。先発した中日ドラゴンズの ジャリエル・ロドリゲスが5四球と 乱調気味でしたが、何とか後のリリーフ陣が 踏ん張りました。 (8回 モイネロ→ 9回 ライデル・マルティネスは打てんわ…) 以前

【WBC】世界一奪還

「台本があるなら、私なら違う結末にした。トラウトが大谷を打つってね。でも、今夜勝利したのは、野球界だ。これは本物だ。WBCは本物だ。世界中が大谷の活躍を見て、まるで台本のようだった。ただ、まあ、違う展開になればよかったんだけど…」 アメリカ代表マイク・デローサ監督は、決勝戦の後このように語りました。様々な声がありましたが、野球を世界に普及していくという意味では大会の意義があったということが監督、選手のコメントからも感じ取れます。 今大会はこれまでのWBCとは少し違う大会だ

侍ジャパンの試合&スタジアムの雰囲気が凄すぎました(WBC2023)

このnoteを開いていただきありがとうございます。 侍ジャパンが見事にメキシコを破ってWBC決勝に進出しました👏 この試合を現地で観戦することができたので、今回はその試合の流れ、スタジアムの雰囲気がどのようなものだったのかを、テレビでは伝わらない部分も含めてお伝えさせていただければと思っています。 試合前のスタジアム周辺 試合開始前 応援 吉田選手の3ランホームラン 9回ウラの攻撃 村上選手のサヨナラタイムリーの瞬間

早々にWBCを振り返る

1,日本が優勝した。だが、本筋はそこではない投手大谷翔平がエンゼルスの同僚マイク・トラウトを三振に取りゲームセット。 ここに2023年WBCは終焉を迎えた。多くの事があったがそれも久々の日米合戦で日本が勝ったという事で幕を閉じたのは感慨深い。野球を知る者だったら100年以上の歴史を持つ両国の決着を一度見てみたいと思うのは別段おかしいものでもないはずだ。 しかし私にとってはその辺りはさほど問題であるとは思わない。 というのも今年のWBCはかなり大きな変化があったからだ。以前で

WBC優勝の要因

1.なぜ野球日本代表は”強い”のか まず日本における野球の要は紛れもなく”投手”であることは疑いようもない。  したがって、表題の結論を述べるのであれば投手陣が世界トップレベルだったから優勝できた、ということになる。  ではなぜ日本はMLBにも負けない世界随一の投手王国になり得たのか。  それはアマチュアでの土壌が大きく関係していると考える。  日本では小学生の頃から見込みのある選手は投手、ショート、セカンドに割り振られる傾向が強い。センスがあり、運動神経が良く、体格がいい要

WBC 決勝の前に

こんばんは。シニスターガミスターです。 競馬や甲子園そっちのけで楽しんだWBCもあと1試合を残すのみ。 決勝戦には、多くの支持を集め、そして恐らく興行的にも最もオイシイカードとして考えられている、アメリカと日本が順当に勝ち進んできました。 ここまでの振り返りまずはここまでの勝ち上がりを振り返ると、日本はイタリアとの準々決勝までを全勝、5試合で47得点11失点と危なげなく勝ち上がり、前評判通りの戦いを見せています。 一方でアメリカは、グループリーグでメキシコに敗れ2位通過

【WBC×KBO×MLB】Merrill Kelly、KBOからMLBへの逆輸入の話

「スポーツは筋書きのないドラマ」というものを見事に体現した、追い込まれた9回裏の逆転勝利でした。 WBC準決勝日本vsメキシコは劇的サヨナラ。3-4の1点ビハインドから最後は村上が決め、2009年の第2大会以来の決勝進出を決めました。 決勝での日本vsアメリカは初のマッチアップ。予告先発は今永(DeNA)vsMerrill Kelly(ARI、以下ケリー)となっています。 今回はアメリカ代表ケリーの、KBOからMLBへの逆輸入について記していきたいと思います。 ◆Me

決勝:アメリカ代表🇺🇸

WBC準決勝。vsメキシコ。 何度もチャンスを逃し、追いつくも追い越される展開。。。 それでも最後まで諦めなかった侍ジャパン。 改めて野球っておもろいなって思わされた感動の試合やった😭 しかし!浮かれているのも束の間。 決勝はもう明日。24時間切っているんです🔥 ということで、メジャー大好きくろDが決勝の相手、アメリカ代表を紹介します👉 アメリカの特徴 一言で言えば、全員がバケモン👹 メジャーリーグオールスターメンバー。 投手力 ★★★★☆ 打撃陣 ★★★★★

【WBC】運命の準決勝

みなさんおはようございマスグローブ(パドレス)。 運命の準決勝まで3時間を切りました。 先発予想は日本は佐々木(ロッテ)、メキシコはサンドバル(エンゼルス)となっています。 過去2大会、準決勝で涙をのんだ日本。 2013年大会:vsプエルト・リコ 1-3  2017年大会:vsアメリカ合衆国 1-2 いずれも投手陣は最少失点で抑えています。特に2017年大会はエラーが絡んでの失点でしたが…。 今日勝てるか否か、それは打撃陣と守備にかかっているといっていいでしょう。

【WBC】Trea Turnerのグランドスラム

起死回生の1発でした。   高く上がった打球は、大観衆のレフトスタンドへ吸い込まれ、3人のランナーとトレイ・ターナー(フィリーズ)がホームイン。一挙4点を奪い、逆転に成功しました。  ◆試合概要 7回裏終了時点で5-7、アメリカは2点のビハインド。ベネズエラは、7回から回跨ぎとなったキハーダ(エンゼルス)に8回を託しました。エンゼルスで大谷翔平の同僚であり、今大会ユニフォームのボタンが外れた状態で投球したり何かと話題になっているキハーダ。今大会は「スリーバッター・ミニマム

準決勝:メキシコ

いや。まさかのまさか。 よもやよもやの結果・・・。 WBC準々決勝 プエルトリコ🇵🇷vsメキシコ🇲🇽 大方の結果を覆し、メキシコ🇲🇽が勝利。 次の日本🇯🇵との準決勝の対戦相手となりました。 ということで、今回はメジャーリーグ大好きくろDがメキシコ代表を紹介したいと思います👉 メキシコ代表の特徴 投手力 ★★★☆☆ 打撃陣 ★★★☆☆ 打てなくもなさそうやし、抑えられなくもなさそうな、パッとしないってのが正直なところ。 一応WBSC世界ランキングでは5位(1位日

WBCチェコ代表が日本人の心をつかむ理由を考察してみた

2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の予選ラウンドにおける、日本VSチェコの試合をきっかけに、チェコに好意を持つ日本人が増えている。 この背景にあるのは、何なのだろうか? アマチュア軍団の奮闘が我々の心を打つ理由侍ジャパンこと日本代表は、現役のメジャーリーガーを含む日本のトッププロの集まりである。対して、チェコ代表は、そのほとんどがプロではなく、先発したサトリア投手が電気技師であるように、本職を別に持つアマチュア軍団である。 しかも、チェコでは野球は

【WBC】雪辱なるか準決勝(ローンデポパーク@マイアミ)

こんばんワゲスパック。 WBC中継のおかげでJsportsテーマソング、フジファブリック「ミラクルレボリューションNO.9」の「何が何でも、何が何でも、何が何でもさぁ~」が脳内ループしてまっている今日この頃です。  ワゲスパックはオリックスにて順調に仕上がっているようですが、WBC2023は佳境を迎えています。(関係ない) 日本代表は昨夜のvsイタリア戦で9-3で見事勝利、アメリカ行きの切符を手にしました。選手は試合後間もなく、日本時間3/17(金)の02:00ごろ日本