マガジンのカバー画像

ファジアーノ岡山 記事まとめ

923
運営しているクリエイター

2021年9月の記事一覧

210926 岡山×秋田戦 雑感

皆さん、こんにちは。 うにがしらです。 現地応援の皆さま、お疲れさまでした。 2021年9月26日のホーム秋田戦は、劇的な幕切れで1-1の引き分けとなりました。 ラストプレーになるかもしれない。 そんな不安の中、木村選手のクロスボールをGK田中選手がファンブル。 キーパーグローブから滑り落ちたボールを、安部選手がゴールに流し込み同点をもぎ取ったのでした。 同じ引き分けでも、0-0よりもうれしい引き分け。 後半ロスタイムで雰囲気が180度変わる快感。 なによりゴールの喜び

【レビュー】『全員で手繰り寄せた勝点1』~第31節ファジアーノ岡山VSブラウブリッツ秋田~

両チームの勝ち点差は2。勝利すれば勝点3を獲得すると同時に、相手が勝点3を獲得することを防ぐことができる。まさにシックスポインター。岡山と秋田が対戦する一戦は、残留を確実なものにしながら、1つでも順位を上げるために勝たないといけない試合だ。 スタメン 秋田が作り出した混沌(カオス) ホームで勝ちたい岡山は主導権を握りたかったが、秋田の徹底したロングボール戦法の前に苦戦を強いられてしまう。  ユニフォームがはち切れそうなほどに鍛え上げられた肉体を生かす秋田のメイン戦法は、

有料
150

2021ファジアーノ岡山にフォーカス34 J2:第30節:ジュビロ磐田vsファジアーノ岡山(Away) 「守備は最大の攻撃」

1、 前置き プレーオフがない今季は、J2に残留できるかどうかという状況ではあるが、チームの状態を高めて行く中で、上位との対戦が唯一の楽しみである。別サイトのSNSサービスにて、プレビューを投稿して、自宅で、その時を待っていたが、抑えられない気持ちの高まりは、やはり磐田というチームが、今季のJ2では、特別なチームであることも関係しているだろう。  岡山としても、スタメンに19ミッチェル・デュークと、リザーブの9李 勇載のピッチに共に立つ時間があるかどうか。スタメンとなった4

有料
150

昇格圏との距離を見る~J2第30節 ジュビロ磐田 VS ファジアーノ岡山~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 前半 現時点でJ1昇格圏の2位以内にいるのは磐田と京都。個人的にこの2チームが3位以下をポイントで離している理由として、単純に「ボールを奪われない」、「ボールを奪える」、この2点の個人能力の高い(J2リーグ比)選手を多く抱えているためだと思っている。あとはチャンスを数字に繋げることができるFWを保有していること。ここが一番大切な部分だったりする。閑話休題。  磐田の後方からのビルドアップは、3CB(左から伊藤-大井-山本義)と2CH

210918 磐田×岡山雑感

こんにちは。うにがしらです。 18日に行われたアウェー磐田戦は、1-1で引き分けでしたね。 後半の飲水タイム明けの70分から、岡山が押し込む時間帯が続く。そして74分。上門選手からの強い縦パスが、ヨンジェ選手に入る。 ヨンジェ選手は、大きくなってしまったトラップを、その優れたフィジカルで相手より先にボールを触りデューク選手へパス。 デューク選手が振り抜いた右足から放たれたシュートは、無情にもゴールポストを叩き、勝ち越しのチャンスを逃したのだった…というのが、この試合のハイ

最強の矛と盾 J2第29節ジュビロ磐田vsファジアーノ岡山 1-1△

磐田ドローで首位陥落。 内容を見ても悔しい試合になりました。 以下スタメン。 松本選手復帰もメンバーは前節と同じ。 1.苦しんだゲーム前半から比較的岡山のコンビネーションに苦しんだ磐田。鈴木監督も試合後に「フィニッシュまでの形はできるがそこで奪われてカウンターが多かった」と仰っていました。シュートは磐田13本、岡山19本。 この被シュート数は今シーズン初らしい、苦しんでいたことはこの数字からもわかります。 岡山もタレントが揃っていた。岡山史上初のA代表選手のデューク選手

2021ファジアーノ岡山にフォーカス32 J2:第28節:ファジアーノ岡山vs愛媛FC 「スコアレスの攻防と課題」

1、 前置き 愛媛でのアウェー戦では、現監督の實好 礼忠監督が、就任間際であったと記憶している。相手のサッカーに対して、しっかり分析した上で、相手のサッカーをさせない事で、勝利を目指す有馬 賢二監督の指揮する岡山にとって、データのない前半戦の愛媛戦は、難しいゲームとなった。攻撃的なサッカーへと変化した愛媛のサッカーに対応できず2失点したが、28疋田 優人の劇的なゴールで同点に追いつき、辛うじて引き分けに持ち込んだ。  奇しくも後半戦でも19ミッチェル・デュークを欠く中での試

有料
150

試合の動かし方~J2第28節 ファジアーノ岡山 VS 愛媛FC~

スタメン 両チームのスタメンはこちら。 愛媛の前線を孤立させる岡山の守備 3試合続けて(試合開始時)20位台のチーム、つまりJ3降格圏内のチームとの対戦となっている岡山。こういう時に大切なのは、必要以上に相手の順位のことを考えないことだと個人的には思っている。降格圏内のチームを「勝って当然」と思う必要はないし、逆に「こういうチームが一番危険」と相手をやたら巨大に見る必要もない。ニュートラルにその日の相手の状況を見てプレーする、ということなのだが、それが一番難しい。  本題

【レビュー】『速攻と決定力』~第28節ファジアーノ岡山VS愛媛FC~

スタメン マッチレポート激しい攻防、チームを救うスーパーセーブ 岡山城をイメージして作られたクラブ創立15周年記念ユニフォームを身にまとい戦う9月のホームゲーム。その初戦となる愛媛FCとの一戦、岡山はデュークがW杯予選を戦うオーストラリア代表に招集されたため不在。上門の相方には川本が選ばれた。対する愛媛は、8ゴールの藤本が累積警告で欠場。明治大を卒業して岡山でプロキャリアをスタートさせた藤本の古巣対戦は叶わなかった。實好監督は藤本の代わりに18歳の唐山をスタメンで起用した。

有料
150