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読売ジャイアンツ 記事まとめ

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2022年1月の記事一覧

阪神vs巨人(二軍)2連戦?!~2022年シーズン プロ野球新潟開催プレビュー~

 Jリーグとプロ野球の詳細日程が発表される1月後半は、非常に心躍る季節です。プロ野球は11月に開始時刻以外の内容(一軍のみ)が先に発表されますが、交流戦とセ・リーグ(同日)からファームまで一日ごとに時間入りの日程が発表されました。(オープン戦は12月に一括発表)  Jリーグはすでにキャンプが始まっていますし、プロ野球も間もなく2月1日から始まります。地元のアルビレックス新潟をはじめ、いくつものキャンプ地でコロナ陽性者が出ていることは気がかりですが。しかし、個人的にはキャンプに

「原はクルマに例えたらポルシェだよ。オマエはさしずめワーゲン」は妙に納得できた【駒田徳広 連載#10】

前の話へ / 連載TOPへ / 次の話へ 「怒っちゃダメ、しかるのよ」ボクの短気な性格を心配してくれた藤田夫人 藤田さんが「オヤジ」なら、ボクたち選手はみな息子。あのころのメンバーたちには家族のような結びつきがあった。  選手同士はグラウンドを離れたプライベートでも仲が良かったし、家族ぐるみでの交流も盛んだった。そういう雰囲気をつくってくれたのは藤田さんの奥さん、節子さんだった。  節子さんは選手の奥さんたちを集めて「夫人会」というものをつくると、世田谷の自宅で月に1回

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21世紀のユニフォーム変遷を振り返る【巨人編】

日本ハムの新ユニフォームが無事に発表され、とりあえずユニフォーム関連のイベントは一段落ついたということで、私にもようやく精神的平穏がもたらされました。 しばらくはゆっくりペースで執筆していこうかなと思っています。 さて、以前書いた「過去15年の阪神のユニフォーム変遷を振り返ると共に、その試行錯誤の労をねぎらう特集」という記事がありまして、最近やけに好評いただいているということで改めて読み返してみましたところ、手前味噌ですがなかなか良く出来た記事だなと思った訳です。 また、

どうなる 巨人軍、令和の世代交代【投手編】

遅くなりましたが皆様、新年明けましておめでとうございます。 昨年は皆様より沢山のご好意を頂きまして大変感謝しております。 今年もまったり気まぐれではありますがnoteをupしていこうと思っておりますのでよろしければご贔屓のほどよろしくお願い致します。 さて、2022年1本目のnoteはタイトルにもあるように真面目なやつからスタートとなります。 投手編、内野手編、外野手編の3本に分けてのシリーズになりますので飽きなければ是非ご覧下さい。 リアルな話題ではあります

これぞ藤田流!ボクたちは負け試合なのに褒められた揚げ句感謝されてしまった【駒田徳広 連載#9】

前の話へ / 連載TOPへ / 次の話へ ボクたちの〝オヤジ〟だった藤田さん「ちょっとオレの部屋まで来い。話がある」  1989年のグアムキャンプ初日、ボクはこの年から監督に復帰した藤田(元司)さんに呼ばれ、練習終了後に選手宿舎の監督室に向かうことになった。  部屋に入ると、藤田さんはまず「この何年かでずいぶんと成長したな。今年もレギュラーとして働いてもらうつもりだから頼むぞ」と目尻を下げて背中を叩いてくれた。前回、監督をやっていた時の藤田さんはボクが一軍デビューした8

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「帰れと言われたから帰るんです!歩いてでも帰りますよ!」【駒田徳広 連載#8】

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私の友人が野球を楽しいと言った話〜高校の友人編〜

 この記事では、高校の友人を野球観戦に誘い、徐々にその魅力を感じていく様子を、第三者目線で分析しながらお伝えしたいと思います。(少し日記チックになります) 高校の友人を野球観戦に誘ってみた初めての観戦への不安  私はプロ野球にハマってから日が浅いです。ちゃんと好きになったのは忘れもしない、2021年8月7日。自己紹介でも記載した、東京オリンピック野球決勝戦でした。そこから毎日毎日野球を見る生活を送り、タブレット越しに観ている野球を、生で見たいという思いに駆られるようになり

計算できる投手になるために

昨年巨人の契約更改で、高卒4年目の直江に対する記事が大変興味深かったので書きます。 契約更改の席で直江はフロントから、「期待してる」ではなく「計算にいれている」投手になって欲しい、と言われたとのこと。 中々、1軍で結果が出ない直江が取り組むべき課題とは何でしょうか。

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ヘルメット投げ捨て事件から始まったトラブル続きの野球人生【駒田徳広 連載#7】

前の話へ / 連載TOPへ / 次の話へ 「悔しかったら気持ちをすべてグラウンドにぶつけるんだ!」加藤英司さんの言葉で人生が変わった あれは1986年、この年から巨人に移籍してきた加藤英司さんに食事をごちそうしてもらう約束をしていた日のことだ。ところがその日の試合後、横浜スタジアムの風呂場でヘッドコーチの国松さんにこってり絞られたことで、加藤さんを長時間待たせることになってしまった。 「駒田の奴、遅いなあ…」。加藤さんがいい加減しびれを切らしてレストランを出ようとしていた

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いつか、巨人・松井監督は、誕生するのだろうか?〜松井秀喜「エキストラ・イニングス 僕の野球論」を読んだ。

先日、伊集院静著「逆風に立つ 松井秀喜の美しい生き方」を読み、記事を書いた。 この本を読む前は、人間・松井秀喜について知らなかったことが多く、その考えや価値観も知らなかったが、読後は、なんとなく、なぜ松井が日本に戻ってこないのか、巨人の監督をやらないのか、わかるような気になった。 そして、松井本人の言葉で書かれた本も読みたくなり、この本を手に取った。 「エキストラ・イニングス(延長戦の意味)」。 2015年2月発行と、もう七年前の本だが、松井本人の著書としては最新のも