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読売ジャイアンツ 記事まとめ

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2021年2月の記事一覧

【開幕前診断】2021年シーズンの巨人軍の課題と展望(野手編)

熱烈な巨人ファンで、多くの野球マニアや選手たちからフォローされるゴジキさん(@godziki_55)が巨人軍を分析。 今回は、開幕前に今一度巨人軍の戦力をチェック。既存の主力はもちろんのこと、新戦力や若手に求められる役割を考察します。 12球団屈指の「ディフェンス力」は今季も維持できるのか?昨シーズン、12球団最小の失策数43を記録した巨人だが、今シーズンも守りからリズムを作れるかどうかはキーポイントとなる。 昨年は3割打者が不在だったが、ディフェンス力で打力不足を大きくカ

【開幕前診断】2021年シーズンの巨人軍の課題と展望(投手編)

熱烈な巨人ファンで、多くの野球マニアや選手たちからフォローされるゴジキさん(@godziki_55)が巨人軍を分析。 今回は、開幕前に今一度巨人軍の戦力をチェック。既存の主力はもちろんのこと、新戦力や若手に求められる役割を考察します。 エース菅野智之の残留が「最大の補強」MLBに移籍する話が現実味を帯びていた菅野智之だが、年明けに巨人軍残留が決まった。昨シーズンに13連勝を含む活躍をみせてリーグMVPに輝いた実力はもちろん、唯一無二の存在感も含め、菅野の残留には大きな価値が

阿部2軍監督をどう見るか。

阿部巨人2軍監督の指導方針についてマスコミは昭和的と揶揄し、キャンプのトレーニングメニューに関して張さんから、意味がないとダメ出しされています。 昨年もダルビッシュから疑問を呈される敗戦後罰走やら鬼軍曹キャラ的な指導者像を確率させ、何かと今の時代にそぐわない指導者ではないかと見られています。

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【菅野智之】【小林誠司】切っても切れない最強バッテリー、スガコバに夢を乗せたい2021年

球春到来!2月といえば、プロ野球の正月。キャンプの時期だ。ルーキーや新戦力のアピールに胸踊らせ、今季の贔屓チームのゆくえをうきうきと予想する、プロ野球ファンが1番浮かれる楽しい時期かもしれない。 わたしも例年であればキャンプを理由に連休を取り宮崎や沖縄に飛んでいたはずなのだが…このご時世である。テレビ中継やSNSで情報を集めるのに必死だ。楽しいけれども。 今年のジャイアンツのキーマンとして、わたしは2選手を挙げる。 1人目は、菅野智之。言わずと知れたエースである。 キ

【プロ野球選手はかく語りき】ただひとり藤田元司を除いては

 今年から読売ジャイアンツの投手コーチに就任した桑田真澄。その背には73という数字が掲げられている。この番号について桑田は、  「僕の恩師である藤田さんがつけられていた番号。藤田さんに恥じないように、指導者としてエースになれるように」  と語り、オールドファンの涙を誘ったのは、記憶に新しいところだ。  桑田が師と仰ぐ藤田元司は1957年、26歳で巨人に入団した。新人王・MVPなど輝かしい実績を挙げたが、酷使の時代にあって33歳でユニフォームを脱いだ。そこから若き投手コーチと

坂本・岡本・丸のコアの2020年振り返りと2021年の展望

熱烈な巨人ファンで、多くの野球マニアや選手たちからフォローされるゴジキさん(@godziki_55)が巨人軍を分析。 昨シーズン、巨人のリーグ制覇に大きく貢献し揃ってベストナインを受賞した坂本・丸・岡本の「コア」。しかし彼らの実力からすれば物足りなさの残る成績でもありました。21年シーズンはどのような活躍が求められるのか。そして、彼らの前後を打つ選手には誰がふさわしいのでしょうか。 ベストナインを受賞するも求められるレベルには達しなかった2020年巨人軍の主軸である坂本勇人

巨人小林の評価が上がった?

ここに来て、小林誠司の守備力についての評価が上がっています。 昨年まで打てない打撃と共にリード面を中心に守備もあれやこれや言われていたのになぁ、と思わせます。 何故急に小林の捕手としての評価が上がったのでしょうか? 理由は簡単です。

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昨シーズン二冠王の巨人・岡本和真に求められる「進化」

熱烈な巨人ファンで、多くの野球マニアや選手たちからフォローされるゴジキさん(@godziki_55)が巨人軍を分析。 2021年シーズンの足音が少しずつ近づきつつある今日この頃。昨シーズン、セ・リーグの本塁打王と打点王の二冠に輝いた岡本和真選手の今年の課題と展望を、大きな期待を込めて考察します。 昨シーズン二冠王達成も、本人は全く満足せず2020年シーズン、本塁打王と打点王の二冠王に輝いた岡本和真。三塁手としての守備力向上も見られて、セリーグ屈指の三塁手そしてスラッガーにな

今年の巨人が日本一になるためには

開幕まで1ヶ月ほどとなりました。 そこで今年巨人が日本一になるためにどのようなポイントが重要になるのか考察してみましたのでご覧になってもらえると幸いです ①強い球を投げる投手への対応力 まず1つ目は強い球を投げる投手への対応力を身につけることです。セリーグでパッと思い浮かぶのが大野雄大、高橋遥人あたりでしょうか。リリーフ陣だとスアレスやマルティネス、三嶋もかなり強度のある球を投げてた印象です。 日本シリーズではソフトB投手陣の強度のある速球、変化球に手も足も出ませんでした

巨人吉川尚の低評価について

昨年巨人のセカンドレギュラーの定位置を掴んだかに見える吉川尚輝の評価が芳しく有りません。 原監督は「高い数字で打ててるわけではないし」と切り捨て、「北村がセカンドレギュラーを取ったら面白い」と言っています。

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メジャーでよく聞くDFAって何? 〜山口俊はどうなるのか〜

こんにちは、pasta(@pasta_lgm)です。 先日、日本人メジャーリーガーの山口俊がトロント・ブルージェイズからDFAになったと発表され、日本で話題になりました。 日本では"事実上の戦力外通告"と訳されることが多いDFAですが、厳密に言えば戦力外通告ではありません(確かに似たようなニュアンスは含まれています)。しかし、DFAとはどういうことですか?と聞かれてもそれを端的に説明できる言葉が見つからないのも事実です。今回は、この日本では聞き馴染みのないDFAについて解

MLBからNPBに復帰した選手がチームに与える影響とは?

熱烈な巨人ファンで、多くの野球マニアや選手たちからフォローされるゴジキさん(@godziki_55)が巨人軍を分析。 今日は番外編として、楽天に復帰した田中将大選手とオリックスに復帰した平野佳寿選手を取り上げます。過去の事例も踏まえ、MLB経験者が日本復帰後にチームで果たす役割とはどのような形が望ましいかを考察。 田中将大の楽天復帰1月28日、田中将大の楽天への復帰が発表された。 MLBに行く直前の13年シーズンは24勝0敗防御率1.27と圧倒的な成績を残すなど、紛れもなく

セ・リーグ指名打者制導入議論から見えた意外な構造

noteでは初めて野球の話を書きます。 プロ野球のセ・リーグにも指名打者制(DH制)を導入してはどうかという議論が出てきています。私としてはやっとかという感じがします。というのは、私はずっと前からセ・リーグも指名打者制を導入すればいいのにと思っていたクチなんです。 私のセ・リーグ指名打者制賛成の理由は特に目新しいものではなく、導入によって全チームの打力が上がる、それによって投手が鍛えられる、リーグのレベルが上がって野球が面白くなるということです。 補足すると、打つ気がな

坂本勇人セカンドコンバート論

 日本全国のプロ野球ファンの皆様、あけましておめでとうございます!  今年もキャンプが始まりましたね。緊急事態宣言の最中であり無観客での実施という事にはなりますが、選手達が元気に野球をやれているというだけでも我々プロ野球ファンを元気付けてくれています。  12球団それぞれが制限されている中で工夫をして練習に取り組んでいるわけではございますが、中でも読売ジャイアンツの対策の仕方が少し面白くてですね。  毎年のように一軍二軍三軍そしてS班と分けてキャンプしているわけなんです