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広島東洋カープ 記事まとめ

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2024年4月の記事一覧

カープダイアリー第8600話「午後3時マツダスタジアム開門前、今季2度目の雨天中止から分かること」(2024年4月29日)

明け方から曇り空となった広島市内。午前11時からマツダスタジアム窓口では当日券発売が始まったが、昼前には雨が降り始めた。 それにしても“異常事態”と言っていい。内野自由席のみ、とはいえ大型連休序盤でも「完売」になっていない。5月1日でも内野指定・自由席とも余っている。さすがに3・4・5日のデイゲーム・DeNA戦は、車いす席以外完売となっているのだが… その車イス席で言えば、先週の金、土曜にマツダスタジアムであったウエスタン・リーグ、中日戦では車イス来場者のための駐車場が確

床田vs村上、究極の投げ合いか?4月30日(マツダスタジアム)18時開始予定の広島-阪神4回戦のみどころ

予告先発は広島が床田(2勝1敗)、阪神が村上(1勝1敗) 天気予報は曇り。午後1時過ぎ、マツダスタジアム上空は雨雲に覆われているが降ってもわずか。今夜はプレーボールがかかる。 大瀬良と西勇輝の予告先発は流れて、4月9日の甲子園球場以来の、床田と村上の投げ合いになる。 前回は、2安打1四球8三振の村上に軍配が上がった。田村俊介の詰まった右前打と坂倉の三塁頭上を抜く二塁打で打ち止め。 野間、矢野、小園、堂林、秋山、田村俊介、坂倉、菊池というオーダーで勝負をかけたが、野

天敵村上頌樹から秋山翔吾初回初球ホームラン!4月30日、広島-阪神4回戦(マツダスタジアム)18時開始予定・速報(独自)

試合のみどころ(午前中にアップしたものです) 予告先発は広島が床田(2勝1敗)、阪神が村上(1勝1敗) 天気予報は曇り。午後1時過ぎ、マツダスタジアム上空は雨雲に覆われているが降ってもわずか。今夜はプレーボールがかかる。 大瀬良と西勇輝の予告先発は流れて、4月9日の甲子園球場以来の、床田と村上の投げ合いになる。 前回は、2安打1四球8三振の村上に軍配が上がった。田村俊介の詰まった右前打と坂倉の三塁頭上を抜く二塁打で打ち止め。 野間、矢野、小園、堂林、秋山、田村俊

廣瀬さんと三冠王(4/27)

本気の本気の寝不足(毎朝7時の工事現場ドリル攻撃と夜遅くまでの移住準備のコンボ)で気絶しそうなので、本日は寝る。 広島での最後の仕事を終えて、充実のラストデイズを過ごすため、まずは渡仏前に絶対に会いたいと思っていた廣瀬(純)コーチと落ち合う。そんなものが本当に存在するのかわからないが、そこはかとないB型臭を放っている方で(無論、当方B型です)、話を聞くとB型だった。日常会話や思考はこうやって矛盾ばかりで、たったの4択のいい加減なものなのに、「でもこの人はAB型ではないよな」

ウエスタン・リーグ〇1-0 中日(4月26日、マツダスタジアム)

ウエスタン・リーグ 〇1-0 中日(4月26日、マツダスタジアム) 25試合11勝13敗1分け 中日 000 000 000・0 広島 000 000 10X・1 スタメン セカンド佐藤啓介 ショート韮澤 センター中村健人 ライト末包 レフト林 サード内田湘大 キャッチャー持丸 ファースト仲田侑仁 ピッチャー玉村 前日の猛打ショーから相手変わって一転、1点ゲーム。野村祐輔に続いて玉村も5度目の先発。6回散発4安打1四球。19日のソフトバンク戦(筑後)も8回4安打1失

カープダイアリー第8598話「宇草通算8本塁打、森下登板日は4発目」(2024年4月27日)

コンパクトに、そして力強くスイングできた。捉えた打球は、右中間の深さ116m、フェンスの高さ4・8m、12球団の本拠地の中で最も柵越えが難しいとされるドーム空間でもスタンドに届いた。 宇草がまた打った。代打ホームランをマツダスタジアムで巨人ケラーから放って以来、8日間で3発、もっと詳しく言えば7打席で3ホーマー。しかも、前回マツダスタジアムでの3連戦では3試合連続完封された中日投手陣に風穴を開ける一撃になった。 20日、マツダスタジアム(巨人戦)七回、一死無走者で代打

人生観を変える“入棺体験”ワークショップを薦められた話 #064

私は、広島市の“Jaroカフェ”というコミュニティスペースで、リンクワーカーとしてイベントの企画・運営の仕事に携わっています。 日ごろ、いろんな方が足を運んでくださるのですが、先日とてもユニークな方が来てくださいました。アラフォーくらいの男性で、スーツにアウトドアのようなカッコイイアウターと、身軽なリュック姿。 「突然、すみません!あやしいものではないんですが……」 だいたいこういう場合は、ドラマ等ではめっちゃあやしいと相場は決まっているものの(笑)、平身低頭で名刺を出

ウエスタン・リーグ●2-3 中日(4月28日、由宇)

ウエスタン・リーグ ●2-3 中日(4月28日、由宇) 27試合11勝15敗1分け 中日 001 000 020・3 広島 020 000 000・2 スタメン セカンド佐藤啓介 ショート韮澤 DHシャイナー ファースト末包 レフト林 センター中村健人 サード内田湘大 キャッチャー持丸 ライトロベルト ピッチャー遠藤 開幕一軍ローテを目指していたはずの遠藤が3度目の先発で6回5安打1四球1暴投の1失点。3試合続けてある程度の結果を残すことができた。 七回の岡田は1安打1

カープダイアリー第8599話「スプリット攻めに打線沈黙…九里先発でまた延長12回スコアレスドロー」(2024年4月28日)

今季最多の3万6282人を集めたバンテリンドームナゴヤ。レフトと三塁側カープファンも大いに声を枯らしたが、しかしサヨナラゲームを待ち望むドラゴンズファンの応援もすさまじかった。 0対0のまま迎えた九回の攻撃は3人で終了、その裏の栗林は坂倉のパスボールもあって二死二塁とされたが、代打山本をフォークで右飛に打ち取った。 延長十回の守りはさらに厳しいものになった。2四球とヒットで二死満塁。追い込まれた矢崎はしかしマウンドで堂々としていた。代打宇佐見をフォークで二ゴロ…

ラスト広島/広島愛をぶちまけさせてもろて!(4/29)

「広島生まれになりたい!」が口癖の私が広島に移住して3年弱。本籍地ごと広島に移し、今ではパスポートにも「HIROSHIMA」とはっきり書かれている。 普段そんなに人に話しかけていくタイプではないが、気づけば友人知人も沢山できた。インスタグラムで散々披露される私の日々の広島大好き投稿を見て興味を持ってくれたり、気がついたらカープの試合結果を気にしてくれる他県の友人知人。実際に、何人も広島に遊びにきてくれた。 最初こそ「でも世武さんは広島生まれじゃないから(簡単には認めない)

カープダイアリー第8596話「神宮球場でヘビー級パンチ2発を浴びたことが、負の遺産にならないために」(2024年4月25日)

ものすごい打球音とともに、神宮球場が大歓声に包まれた。打たれた瞬間、右膝を地面についたまま栗林が見上げたその視線の先で、ロフテッド軌道を描いたサヨラナ弾がライトスタンドへと消えて行った。 両軍ともに柵越え2発を含む13安打の応酬となった3時間と56分の戦いは8対9という派手なスコアで決着を見た。打ったサンタナは人差し指を高く掲げてダイヤモンドを回り、ヤクルトベンチ総出のホームで手洗いシャワーの歓迎を受けた。 「頭が真っ白になって、どんなふうにして一周したか覚えていない。た

カープダイアリー第8597話「ウエスタン・リーグ打撃三冠王の未来」(2024年4月26日)

マツダスタジアムで常廣が投げた。ウエスタン・リーグ、中日戦終了後、ファンのいなくなったスタンドをバックにして、3度目のシート打撃登板。シャイナーや中村貴浩ら打者8人で安打性の当たりは…ほぼゼロ、最速151キロで三振も5つ奪った。 ゲームの方での最大の注目株は国立大出の新人、佐藤啓介。3の2で連続試合安打を15まで伸ばし、ファンから熱い拍手を送られた。 打率・422はリーグトップ。出塁率・519もトップで、数字だけなら超一流レベル。長打率・547と合わせてリーグ三冠だ!

一発目の時、宇草は今季何発打つか?と書いたがまた打った!4月27日、中日-広島4回戦(バンテリンドームナゴヤ)14開始・速報(独自)

試合のみどころ復習(試合前に執筆) 予告先発は広島が森下(1勝0敗)、中日が梅津(0勝2敗) 中日はここ6試合で阪神、巨人相手に1勝5敗。一時期、5つあった貯金はひとつになった。前回、マツダスタジアムで3試合連続完封勝ちした“財産”がわずかに残っているかっこうだ。 一方で打線の方はその6試合で0・2・2・0・3・2点しか取れていない。 先週土曜日のお立ち台で森下は「12安打されているので、ここにいていいのかなと思っています」と自虐気味だった。そりゃそうだ、高いレベル(

【Carp】野間峻祥は覚醒したのか?

従来の野間峻祥像野間峻祥という野球選手のイメージはどんなものでしょうか。 すこしの時間思い浮かべてみてください。 きっと ●ボーンヘッド…「隙あらば野間」「ビンタ」「清水建設」 ●高い身体能力 ●非力…「58連続単打」「227打席連続無長打」 こんな感じになるのではないでしょうか。 ルーキーイヤーから代走や終盤の守備固めで多くの出場機会を得て、2018年には1番打者としてリーグ優勝に貢献。 それでもやはり長打力の乏しさなどから、ここまでの10年間で規定打席に到達したのは一