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オリックス・バファローズ 記事まとめ

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2022年11月の記事一覧

あゝ阪急ブレーブス

 イヤーよかった。オリックスバファローズ26年ぶりの 日本一、長かったー。  関西でもタイガースの陰に隠れた存在のなか、ほんと良くやりました。  しかし、その歴史な始まりは、全く別のチームがあった事を知っている世代は年々少なくなってきています。  しかし何年経とうが忘れられない、自分にとっては、 ベースとなるチームです。  阪急ブレーブス。リーグ優勝9回、日本一3回を誇る、 パリーグの強豪チームとして1960年〜80年代前半にかけて黄金時代を築きました。  しかし強くなれば

挑戦することがNPBの財産なのだ

 オリックスの吉田正尚がMLBへ移籍を希望し、球団もそれを了承したとの事である。ただ、彼は守備の不安が大きく、打撃1本でMLBという文字通りの大舞台で活躍することが出来るのかが疑問視されている。今回は、吉田MLB挑戦について思ったことを書いていくこととする。 満を持して送り出したオリックス 数年前迄は監督がコロコロと変わり、主力級の選手でもスランプに陥ると直ぐに放出されるというネガティブなイメージが強かったオリックスだが、中嶋聡監督が就任してからはガラッとイメージを変え、全

【2021ドラフト】ルーキーたちのカコ・イマ・ミライ〈捕手・内野手編〉

2021年ドラフトでオリックスが支配下指名した選手の、アマチュア野球時代〜プロ1年目を振り返るnoteです。 投手編はこちら👇🏻 ② 野口 智哉(のぐち ともや) 経歴:鳴門渦潮高→関西大→オリックス 出身:奈良県橿原市 投打:右投左打 ポジ:内野手(SS/2B/3B)・外野手 一軍:54試 .226(155-35) 1本   6点 OPS.561 二軍:45試 .245(155-38) 4本 20点 OPS.758 走攻守に無限の可能性を秘めた「ポテンシャルの塊」のよ

【2021ドラフト】ルーキーたちのカコ・イマ・ミライ〈投手編〉

2022年シーズンの長いペナントレースがようやく終わりを告げました。オリックスはソフトバンクとのデッドヒートを制し、ファンタジックなパ・リーグ連覇、更には日本一まで成し遂げました! 76勝65敗2分でオリックス・ソフトバンクの2チームが並び、直接対決(オリックス13勝・ソフトバンク12勝)のたった1勝が全ての命運を分けた、歴代でも最も競り合った優勝でした。すなわち、143試合の中で1つでも試合結果が変わっていれば明暗は変わっていたことになります。文字通りの『全員で勝つ』野球で

NPB各球団のスペシャルユニフォームの紹介(パ・リーグ編)【パワプロ2022】

皆さま、おはようございます。こんにちは。こんばんは。 今回は、パワプロ2022で見ることができるパ・リーグ所属球団のスペシャルユニフォームおよびスペシャルユニフォームで試合をする方法も併せてご紹介いたします。 ◆スペシャルユニフォームとは◆「ペナントモード」や「対戦」で使用することができるNPB各球団のホームユニフォームとビジターユニフォーム以外のユニフォームのことです。以下球団別にデザインをご紹介していきます。なお、2022年のペナントレースの順位の高い球団から掲載させて

【ドラフト指名】中山晶量・日隈モンテル・茶野篤政を徳島首脳陣はこう見る!

ドラフト指名を受けた中山晶量投手、日隈モンテル選手、茶野篤政選手の3選手について岡本哲司監督、橋本球史コーチにインタビューいたしました。1番近くで選手を見守って来た徳島首脳陣はどのように彼らを見ていたのでしょうか! 北海道日本ハムファイターズ 中山晶量投手の魅力とは?岡本哲司監督に中山投手について伺いました。 埼玉西武ライオンズ 日隈モンテル選手の魅力とは?

だから僕はオリックス・バファローズが大好き。

中学生のとき、サッカー部を引退した僕は野球にハマりました。高校で仲良くなった石井くんとは共通の趣味である野球がずっと話題の中心でした。(たまにSKE48) 特に石井くんが大好きな中日ドラゴンズが、久しぶりのBクラスになった2013年のシーズンオフには補強の話題で激論が繰り広げられました。 それだけに飽き足らず期末テストの後には、同級生のみんながカラオケ行ったりご飯を食べたり遊んだりしている最中、石井くんとバカみたいにキャッチボールをしてクタクタになった後に野球の話で夜遅くま

2022オリックスバファローズと3つのリベンジ③〜日本シリーズ〜

(↑の続き) 最後に、ヤクルトスワローズへのリベンジです。 前回の投稿に書き記したように、オリックスは激闘の末パリーグ優勝を果たし、クライマックスシリーズも勝ち上がって日本シリーズ進出を決めました。相手はセリーグ王者のヤクルトスワローズ。2021年と同じマッチアップとなりました。 2021年の日本シリーズは、第1戦で吉田正尚のタイムリーによる逆転サヨナラ勝ちと良いスタートダッシュを決めたものの、第2戦で高橋奎二に完封負け、第3戦第4戦ともにリリーフ投手が打たれて敗れ3連敗

ワゲス?ワゲパ?ワグス?

(2022/10/30 1967文字 2023/12/7加筆)  オリックスバファローズさま、          日本一オリでとうございます! そしてワゲスパック選手、お誕生日オリでとうございます!  日シリで大ブレイク、シリーズ胴上げピッチャーにもなった登録名ジェイコブ・ワゲスパック(JACOB WAGUESPACK)投手ですが、略称は「ワゲス」「ワゲパ」が多いようです。 ワゲスパック選手の経歴  米ルイジアナ州のジャズの街・ニューオーリンズと州都バトンルージュの

掴んだ、日本一!!オリックス・バファローズ10月の振り返り

10月の振り返りをお届けします。     26年ぶり5度目の日本一、おめでとうございます!! 印象に残る第5戦では、9回裏吉田正尚選手の超特大のサヨナラ2ランホームランで劇的勝利を収め、通算成績をタイに戻しました。そこから勢いづいたオリックス!怒涛の3連勝で見事、日本一を掴み取りました! 4選手が各部門で個人タイトルを受賞! 山本由伸投手が、パ・リーグ初となる2年連続で沢村栄治賞を獲得しました。パ・リーグで最優秀防御率投手賞、勝率第一位投手賞、最多勝利投手賞、最多三振奪取投

2022オリックスバファローズと3つのリベンジ①〜完全試合〜

2022年のオリックスバファローズは、「リベンジ」の年だったと言えるでしょう。 まず、完全試合を達成した佐々木朗希投手へのリベンジです。 今年の4月10日、オリックス打線は千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手の前に、9回27人の打者が1人も塁に出ることもできないまま抑えられる「完全試合」を喫しました。この記録は長いプロ野球の歴史の中でも16人しか成し遂げておらず、28年ぶりに達成されたものでした。 それも高校時代からその類まれなる才能が注目され、鳴り物入りで球界入りした高卒

2022オリックスバファローズと3つのリベンジ②〜10・2〜

(↑の続き) 次に、福岡ソフトバンクホークスへのリベンジです。 今年のパリーグはオリックスとソフトバンクで熾烈な優勝争いを繰り広げましたが、8年前の2014年も同じ組み合わせで優勝を争っていました。 前年まで5年連続Bクラス(6チーム中4位以下)で決して前評判は高くなかった2014オリックスでしたが、金子千尋や西勇輝、ディクソンといった粒ぞろいの先発投手陣と、平野佳寿・佐藤達也・馬原孝浩・比嘉幹貴・岸田らを擁する鉄壁のリリーフ投手陣を武器に開幕直後から快進撃を繰り広げました

オリックス・バファローズ優勝パレード×光の饗宴

11月3日。 プロ野球『オリックス・バファローズ』の優勝パレードがありました。 僕は阪神タイガースのファンですが、開催場所が家から徒歩圏内だったので参戦。 パレード開始の2時間以上前から、黒山のような人だかりでした。 優勝パレードは『大阪・光の饗宴』というイルミネーションイベントの開宴式も兼ねているとのこと。 徐々に日が暮れ... ええがな。 いとをかしでんがな。 「オーホッホッホッ!たいへん趣がありますわよ〜♪」と、心の中に潜む白鳥麗子さまの声を聞いていたと

拝啓 オリックス・バファローズの吉田正尚さんへ。

吉田正尚は「魅せる」選手だ。いや、「魅せられる」選手だ、という言葉の方が正しいだろうか。 ある時は静かに三遊間を抜き、ある時は豪快にライトスタンドにぶち込む。 安打製造機でありながら、ホームランバッターでもある。 野球界の中心にいる瞬間もあれば、ひっそりと影に隠れることもある。 どちらにせよ、僕…いや、我々バファローズファンは吉田正尚という唯一無二の選手に「魅せられた」ファンであろう。 背が低い、広角に打てる左打者。入団した時、大学時代の映像を見て近藤健介のような選手に