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大分トリニータ 記事まとめ

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#サッカー

『兼任サポーター』は悪なのか? #3

本記事は3部構成の第3部になります。 1部をご覧いただくとより楽しめますので 是非1部、2部をご覧いただけると幸いです。 結論が出るまでだいぶ時間がかかってしまいました。 書き始めはまさかこんなに長くなるとは思っていなく、 お粗末な文章能力を露呈することに… ここまでお付き合いいただいて感謝です。 『兼任サポーター』をテーマに 投稿してきましたが、本記事が最終章です。 文化を裏切る葛藤 2年間休止していたYouTubeチャンネル。 当然登録者数も減り、収益化も外されてい

J2第23節 大分トリニータvsいわきFCプレビュー 【リベンジを果たして進撃の夏へ!】

 こんにちは、トリノミカタです。前節は甲府相手にホームで0-0の引き分けとなりました。 勝てはしませんでしたが、久しぶりに内容はよく、見ていて面白い試合でした。  今節はアウェイで現在8位のいわきFCとの対戦。前回対戦では、ホームで0-2の完敗。強度で完全に上回られ、大分のいいところを出せずに力負けを屈しました。  本記事では、最近のいわきの特徴と、今節の見どころを解説していきます。降格圏と勝ち点3差まで来てしまった大分は何がなんでも勝たないといけません!! 最近のいわ

J2第22節 大分トリニータvsヴァンフォーレ甲府のミカタ【絶不調を抜け出すにはどっちだ?!】

 こんにちは、トリノミカタです。今節は12位ヴァンフォーレ甲府と13位大分トリニータの1戦。トリニータは5/3の甲府戦(2-1)以降8試合勝利がありません。一方の甲府もここ7試合勝利がないという絶不調同士の戦いになります。  ここで勝った方は勢いを取り戻し、負けた方はさらに泥沼にはまりこんでいくという必ず勝ちたい試合です。本記事では、読めば試合がさらに楽しめる情報や見どころを解説していきます。  前半戦の甲府の特徴や、大分vs甲府のレビューは以下の記事にまとめてあるので、

吉田真那斗が大分トリニータへ育成型期限付き移籍。即戦力として実戦経験を積み、再びマリノスで輝くチャンスをつかめ

吉田真那斗が大分トリニータでの武者修行へ 横浜F・マリノスは6月25日、吉田真那斗がJ2の大分トリニータへ育成型期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2025年1月31日までとなり、期間中はマリノスと対戦する公式戦に出場できない。  鹿屋体育大学からマリノスに加入してプロ1年目の吉田は、出場機会の確保に苦しんでいた。公式戦でピッチに立ったのは2試合のみで、先発出場は一度もない。右サイドバックとしては松原健、加藤蓮、そして小池龍太に次ぐ4番手という位置づけだった。

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大分トリニータ前半戦の振り返り

 こんにちは、トリノミカタです。2024シーズンも半分が過ぎ、大分トリニータは激動の前半戦を終えました。今季はとにかく怪我人に次ぐ怪我人で理想のチームづくりはできていませんが、チームは一丸となって戦い続けています。今回は、前半戦の総括を行い、戦術面や選手に焦点を当てて振り返り、後半戦に向けての期待と課題について書いていこうと思います。 前半戦の総括戦術の変遷と課題  今季の大分トリニータは、片野坂監督のもとで「シームレス・フットボール」を掲げ、スタイルの浸透を図ってきまし

J2第19節 大分トリニータvsモンテディオ山形 プレビュー【シーズンの折り返しに最大の緊急事態】

 こんにちは、トリノミカタです。前節は徳島の大分対策によって、前半から押し込まれる展開で、退場者も2人出してしまい敗戦しました。退場者が2人も出てしまったことで、今節は「怪我人」+「退場による出場停止」+「保田の代表招集」の三重苦をチームは強いられることになります。  今回の記事では、今季のモンテディオ山形の特徴や注目選手、大分の前節の振り返り、今節の見どころについて書きます。  今節でシーズンの半分が終了します。今季から記事を書き始めましたが、読んでくださる方がいるので

J2第18節 大分トリニータvs徳島ヴォルティス プレビュー【制空権を握るものが試合を制す】

 こんにちは、トリノミカタです。前節はまたまたドローで4試合連続引き分けとなりました。停滞感を感じますが、怪我人が多い中で、直近6試合2勝4分け負けなしという結果は悲観する必要はないと思います。むしろ、毎試合課題に向きあって工夫と前進が見られるので、この苦しみが後半戦にきっと生きてくると思います。  とはいえ、ホームでそろそろ勝ちを見せてほしい中、徳島をホームに迎えます。今回の記事では、徳島ヴォルティスの特徴と注目選手、大分の見どころをお伝えします。いつも読んでくださってい

J2第17節 大分トリニータvsレノファ山口 プレビュー【3度目の正直でホームに勝利を!】

 こんにちは、トリノミカタです。前節のアウェイ水戸戦は愛媛戦同様、前半は大分ペースで先制するも、後半に主導権を明け渡し、2戦連続のドローとなりました。前半が良いだけに非常にもったいないですね。  今節はホームで好調のレノファ山口と対戦します。正直、今年の山口は隙がなく、完成度が高いです。愛媛・水戸よりも強い相手だと思います。今回の記事では、山口の特徴や大分の見どころをお伝えします。特にここ2戦の改善案を出してみようと思うので、ぜひ読んでください。 レノファ山口の特徴  

J2第16節 大分トリニータvs水戸ホーリーホック プレビュー【ゲームプランの修正が求められる一戦】

 こんにちは、トリノミカタです。前節の愛媛戦は、理想的な試合運びをするも、選手交代からリズムを崩し、2-2のドローとなりました。シームレスフットボールの浸透という実感が感じられる中で、90分でのゲームプランという課題が新たに前節で露呈されました。  今節はアウェイで水戸ホーリーホックとの対戦です。本記事では、水戸はどのようなチームなのか?大分はどのようなゲームプランで臨むべきか?について考えていこうと思います。 水戸はどのようなチーム?  水戸は現在勝ち点17の15位で

J2第15節 大分トリニータvs愛媛FC レビュー【長沢と野村がいない時間はどう攻めるか?】

 こんにちは、トリノミカタです。今節は非常に悔しい、勿体無い試合でした。後半20分ごろまではほぼ理想的な試合運びでしたが、選手交代をきっかけに次第に愛媛に主導権を握られ、あわや逆転というところまで持って行かれてしまいました。  この記事では、前半大分が主導権を握れた理由、後半大分が主導権を手放してしまった要因について、私なりに解説していきます。 前半大分がシームレス・フットボールを表現できた理由  今節の前半は今季の中でも、一番シームレス・フットボールを体現できたのでは

J2第15節 大分トリニータvs愛媛FC プレビュー【シームレスフットボールvsノンストップフットボール】

 こんにちは、トリノミカタです。今回はホームで行われる愛媛FCとの1戦のプレビューをお届けします。3連戦を2勝1分けで終えた大分にとって、今回久しぶりのホームでの勝利することができれば、さらに勢いがつくので絶対に勝ちたいですね! 愛媛FCの特徴  現在大分と勝ち点20で並ぶ10位の愛媛。昨シーズンJ3優勝を果たし、今季は3期ぶりのJ2での戦いとなっています。「ノンストップ・フットボール」を掲げ、攻守にアグレッシブな動き続けるサッカーを志向しています。「シームレス・フットボ

J2第14節 大分トリニータvsV・ファーレン長崎 レビュー【3連戦で見せた成長と死闘】

 こんにちは、トリノミカタです。うーん、ダービーなので勝ちたかったですね・・・!!でもできることはやったと思います!サポーターも1万人以上駆けつけ、応援合戦もすごかったです。    3連戦の3戦目の長崎戦は、前節のアウェイ甲府戦から中2日という厳しい日程で迎えました。大分は前節からスタメンを6人入れ替えて、総力戦で好調下平長崎をホームで迎え撃つも、結果は0-0のドローで終えました。  今回の記事では、試合の大枠の流れと、長崎戦の見どころだった選手について書いていこうと思いま

J2第13節 大分トリニータvsヴァンフォーレ甲府 プレビュー【甲府にカウンターを発動させるな!】

 こんにちは、トリノミカタです。G.W.3連戦の2試合目である甲府戦が5/3金曜日に開催されます。前節は今季のベストゲームと言える「攻守にシームレスなサッカー」を表現できた試合となりました。詳細についてはレビュー記事を書いたので、ぜひ読んでください。  今節の対戦相手である甲府は、今季序盤はACLのトーナメントに出場しており、J2代表としてアジアで堂々とプレイしていました。「ACL仕様」ということで予算も例年よりもかけて、アダイウトン選手やファビアンゴンザレス選手、ヘナトア

J2第13節 大分トリニータvsヴァンフォーレ甲府 レビュー【大分式シームレスフットボールが見えてきた!】

 こんにちは、トリノミカタです。今季初の連勝やりましたね!遠方にも関わらずまた多くのサポーターが後押しをしてくれたおかげです。いつもありがとうございます。  今回は甲府戦のレビューをお届けします。なぜ大分は甲府に勝てたのか?特に良かった選手は誰か?について書いていこうと思います。それにしてもいわき戦の敗戦からよく立て直して連勝してくれました。監督と選手に拍手を送りたいですね! なぜ大分が甲府に勝てたのか?  今節大分が甲府に勝てた主な要因は以下の通りです。 ・安藤&藤