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大分トリニータ 記事まとめ

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2024年4月の記事一覧

J2第13節 大分トリニータvsヴァンフォーレ甲府 プレビュー【甲府にカウンターを発動させるな!】

 こんにちは、トリノミカタです。G.W.3連戦の2試合目である甲府戦が5/3金曜日に開催されます。前節は今季のベストゲームと言える「攻守にシームレスなサッカー」を表現できた試合となりました。詳細についてはレビュー記事を書いたので、ぜひ読んでください。  今節の対戦相手である甲府は、今季序盤はACLのトーナメントに出場しており、J2代表としてアジアで堂々とプレイしていました。「ACL仕様」ということで予算も例年よりもかけて、アダイウトン選手やファビアンゴンザレス選手、ヘナトア

J2第12節 大分トリニータvsロアッソ熊本 レビュー【チームとサポーターで掴んだ待望の勝利】

 こんにちは、トリノミカタです。やりましたね!!大分からは約3500人以上のサポーターが駆けつけ、「アウェイジャック」した九州ダービーは、大分が2-1の勝利を収めました。私も納車したてのジムニーで現地に赴き、観戦しましたが、サポーターの強烈な後押しを受けて、チームは勇気を持った戦いを見せてくれました。  今回は、熊本に勝利できた理由となるポイントや特に良かった選手について解説します。(一番の勝利の要因はサポーターです!現地まで行かれた方おつかめ様でした!) なぜ大分が熊本

J2第12節 大分トリニータvsロアッソ熊本 プレビュー【大分のプライドとスタイルを見せろ】

 こんにちは、トリノミカタです。今回はバトルオブ九州である大分トリニータ対ロアッソ熊本のプレビューをお届けします。  前節はいわきFC相手に0-2での完敗。スコア以上に強度とパスワークの質で圧倒され、秋田戦同様にプライドを傷つけられる敗戦となりました。以前のようなパスワークをするわけでもなければ、強度で上回れるわけでもなく「片野坂監督は何がしたいのか?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか?  今回はロアッソ熊本の特徴と、大分がどう戦うべきか?サポーターは何を見て応

J2第11節 大分トリニータvsいわきFC プレビュー 【野村直樹vs西川潤】

 こんにちは、トリノミカタです。今回は大分vsいわきのプレビューを行います。前節は球際の強度が戻り、千葉相手に1-1の引き分けでした。今季好調のいわきFCとの一戦。今季のいわきの特徴と大分の見どころをお伝えします。 いわきFCの特徴 今季のいわきFCの特徴は以下の通りです。 ・3-4-2-1 ・ハイプレス ・ポゼッションスタイル ・西川潤が攻撃のキーマン  今季のいわきFCは、元々特徴の一つだったフィジカルに加えて、鳥栖からバルセロナも注目していた西川潤選手や、セレッ

Jリーグにフォーカス3『 ≫≫ポゼッションと数的不利の噛み合わせ~初を献上~≪≪ 』2024 J2 第9節 大分トリニータ vs ブラブリッツ秋田

1、試合寸評~形が足枷に~  次戦の岡山の対戦相手である秋田の情報を探るためにこの試合をフル視聴。大分とも対戦済みであったので、そこも踏まえて、時間の都合で簡単であるが、この試合をこの章で振り返りたい。  試合は、開始早々に秋田の29番 佐藤 大樹 選手が、強烈なミドルシュートを放つと、大分のGKの32番 濱田 太郎 選手もなんとか反応してセーブするも弾くので精一杯であった。この時大分のDFの選手の方が近かったが、一歩目が遅かった。逆に秋田の29番 佐藤 大樹 選手は、

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2024ファジアーノ岡山にフォーカス20『 ≫≫問われる1対1の強さと心身の持続力~鏡との戦い~≪≪ 』J2 第10節(A)vsブラブリッツ秋田 プレビュー

1、クラブ名鑑~ブラウブリッツ秋田~  全文無料公開。スキーやフォローや、購読などをして頂ける記事を目指しています。一人でも多くの方に読んでいただけると嬉しいです。 2、ランキングデータ&注目選手  今回もJリーグのデータサイトであるFootball LABさんのランキングを一部引用。 ・データでの注目選手 FW:29番 佐藤 大樹 選手(左SH)  推進力とパンチ力、そして思い切りの良さを兼ね備えた秋田のサッカーを体現する上で欠かせないエネルギーを持った選手で

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J2第10節 大分vs千葉 レビュー【原点回帰とキャプテン渡邉新太】

 こんにちは、トリノミカタです。大分vs千葉の一戦は1-1の引き分けでした。勝つことはできませんでしたが、前節の秋田戦の内容と比べると改善が見られて、個人的には見ていて気持ちのよい試合でした。今回は千葉戦の振り返りをお届けします。 戦い方のスタイルが戻った大分  ここ数節の大分は長沢選手をスタメンにして、長沢選手の起点としたポゼッションスタイルで戦っていました。しかし、前節の秋田戦での惨敗を受け、今節は2トップを伊佐選手・渡邉選手に変更してハイプレスと切り替えの速さを意識

J2第10節 大分vs千葉 プレビュー【30周年の試合惨敗の先にチームはどう戦うべきか?】

 こんにちは、トリノミカタです。前節の秋田戦はチームの30周年記念試合というメモリアルマッチでした。そんな試合で1-3の惨敗。サポーターはこの試合をどう捉えるべきでしょうか。今回は私がこの試合をどう見たかと、これからトリニータはどう戦っていくべきかという個人的な考えをお伝えします。千葉も非常にいいチームなので、千葉の分析もお届けします。 なぜ秋田戦がショックだったか?  個人的に秋田戦はショックが大きかった試合でした。確かに審判の判定に調子を狂わされた面もありましたが、そ

【大分トリニータ】長沢駿のエアバトルに学ぶサッカー観戦のコツ

どうも、ゼロファジです。 今回はJ2リーグ第7節、大分vs岡山の試合を題材に、サッカー観戦に役に立つ基礎的な知識について紹介していきます。なお、シーンを再現してお話を進めていきますので、実際の試合を見る必要はありませんのでご安心ください。 今回取り上げるのは長身FWのエアバトルについてです。大分のFW長沢駿選手は身長192㎝と非常に身長が高く、空中戦に強い選手です。攻撃を組み立てていくうえで長沢選手のエアバトルの強さは大きな強みになっています。では、このように長身のアタッ

2024 J2第7節 大分トリニータ VS ファジアーノ岡山 の雑感

 J2リーグ戦の連勝は4で止まりました。ファジアーノ岡山のクラブ新記録であるリーグ戦5連勝の壁はまたも越えることができなかったというのは事実ですが、これまでにあった5連勝リーチの試合は3試合でいずれも完封負けでした。今回の試合は勝ち切れずとも引き分け、しかも後半のほとんどの時間を数的不利で戦った中での勝ち点獲得です。チームとして着実に粘り強くなっているのではないでしょうか。目先の5連勝よりもシーズン通して勝ち点2ベースで勝ち点を取り続けることの方が遥かに大切です。 スタメン

【レビュー】『たくましい忍耐力と浮き出た課題』~第7節大分トリニータVSファジアーノ岡山~

試合結果スタメンマッチレポート5連勝ならずとも見せた、たくましい忍耐力 大分と岡山がレゾナックドーム大分で激突した一戦は、互いに勢いよくプレスを掛け、攻守の切り替えを鋭く行ったことで、激しい肉弾戦が繰り広げられた。 首位の岡山は、3バックの中央を務める田上がしっかりとディフェンスラインを押し上げることでコンパクトな陣形で攻守をアグレッシブに展開していく。セットプレーをたくさん獲得しながらゴールに迫る中、8分、左CKを仙波が蹴り込むと、阿部がニアサイドに飛び込んで合わせる

2024ファジアーノ岡山にフォーカス15『 ≫≫強さを示した引き分け~首尾(守備)~≪≪ 』J2 第7節(A)vs大分トリニータ

1、連戦の戦い方~伸張(慎重)~  両チームとも連戦を意識したメンバーを起用してきた。特に岡山は、8番 ガブリエル・シャビエル 選手のスタメンでの抜擢を見送った上で、少しでも違和感があれば、大胆にメンバーを代えるが、ベースの部分に大きな変更がないのが岡山である。  連戦の始めということで、連戦終わりの前節での変更点には深く言及はしないが、25番 吉尾 虹樹 選手と16番 河野 諒祐 選手が、同時にリザーブ入りしていたが、これは恐らくこの試合の交代を見ても25番 吉尾 虹

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