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プロ野球 記事まとめ

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#楽天イーグルス

【試合観戦記】 7/30ソフトバンク10-1楽天: 早川の○○は今季ワースト。瓦解した左腕の若鷹包囲網

瓦解した左腕包囲網。ソフトバンクにマジック点灯残り52試合で2位・ロッテに11.0差、3位・日本ハムに13.0差、そして4位・楽天に15.0差。 4年ぶりにパリーグの玉座奪還を目指す若鷹軍団についにマジック42が点灯した。 これでソフトバンクの今季優勝は、ほぼほぼ決まった感を抱く。試合前までは、いくばくか淡い可能性も残されていたと思うが、それも限りなく潰えた...というイメージだ。 今後、楽天は照準を2位争いにシフトしていくことを求められそうだ。 それにしても、前回対決

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【試合観戦記】 7/28ロッテ7-8x楽天:球団タイ23試合連続無失点。鈴木翔天、衝撃「.069」!

日曜日は良い試合を目撃しました!昨日から本日未明にかけて「こんなことってあるのか!」という試合を立て続けに2度観た。 1つはもちろん本戦だ。ロッテ6点先制、相手先発・種市が5回までパーフェクトピッチングを繰り広げる敗色濃厚のなか、6回に一挙逆転。その後9回辰己サヨナラ打で幕を閉じた3時間38分の攻防だ。 もう1つは本日未明に行われたパリ五輪なでしこジャパン。ブラジルに1点先制されて後半戦のアディショナルタイムへ。タイムリミットがじわじわ迫るなかでの奇跡の逆転劇だった。

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【試合観戦記】 7/26ロッテ6-1楽天:後半戦の開幕は投打かみ合わず...

ロッテ戦9月半ばまで直接対決がない2位から5位まで5.5差。今年のパリーグは熾烈なAクラス争いから目が離せない。 そのなか前半戦3連勝で終えた楽天は、後半戦最初のカード2位ロッテを仙台に迎えての3連戦でスタートした。 マリーンズとの直接対決は7月最週末の後は、9/5~9/8の敵地4連戦まで遠ざかることになる。 そうなのだ。8月は直接対決が組まれていない。 その意味でも2.0差まで詰めてきた差を、少しでも詰めておきたいところだった。 しかし、カード頭の本戦を1-6で落とした

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【試合観戦記】勝因は中川圭太。最後のPL戦士の“らしくない判断ミス”に救われた!:7/20楽天3-2オリックス

指揮官の魂もどっかへいった薄氷勝利「なんで勝てたんだよ」 その一言が、ファンの偽らざる本音だった。(当方のXに寄せられたリプから) 12回裏は、まさに風前の灯火。 代打・阿部の左前タイムリーで1点勝ち越していたものの、こちとらの気分はビハインドだった。 この回から登板した8人目のターリーが大乱調だった。 戦況を見守る今江監督の「魂」も「どっかいってます」というほどの、肝を冷やした綱渡りの薄氷勝利だ。 前回登板7/16●E4-5xF(エスコンフィールド)ではレイエスに逆

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【試合観戦記】 7/15楽天16-3日本ハム:鷲ファンを驚かせた瀧中&太田バッテリー強気の選択

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【試合観戦記】 7/14西武2-4楽天:試合終了後SNSで「武内今井隅田」がトレンド入り

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【試合観戦記】7/13西武0-4楽天:楽天移籍後の岸孝之完封勝利5選を振り返る

今井攻略の突破口を切り開いた小郷、辰己つなぎの2四球3年10ヵ月ぶりの悲願。天敵・今井達也の楽天戦連勝を13で止め、4回途中7失点KOした2021年9/4以来となる黒星をつけた2時間54分の快勝だった。 球数に占める空振り、見逃しストライクの比率を表すCSW%。 空振り/スイングを表すWhiff%。 下記表のとおり、投手のパフォーマンスを測る重要2指標で確認するかぎり、本戦の今井はいずれもHQSだった今季ここまでの4登板と、じつはあまり変わらない高水準だった。 どころか

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【試合観戦記】7/12西武2-3楽天:ドラ1独走を止めた1点差の攻防劇

武内を沈めた浅村の7号決勝ソロ楽天は○5/3M1-12E(楽天モバイル)から9戦連続QS中の早川隆久。 西武は3球団競合ドラ1で開幕10登板5勝負けなしの武内夏暉。 いずれも左腕による初のマッチアップは、両者ともにテンポの良い好投が際立ち、2時間24分は今季の楽天戦では最短試合に(2試合あった降雨コールドを除く)、西武側も今季2番目の最短ゲームになった。 時計の針がちょうど19時を指したそのとき、5回表・西武の攻撃が始まる直前。それほど試合進行がスムーズに流れた西武13回

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【試合観戦記】 7/10楽天5-18ロッテ:1アウトもとれず。涙の松井友飛に89%同情する理由。大敗で再確認できたレジェンド右腕の凄さ

風速最大18m。マリンの浜風大暴れわずか50日間に2度目の18失点炎上。 しかし、「しゃーないよ、これは。。。」 ケガ人が出なかっただけでも良し。 楽天ナインをあまり責めることのできない、気の毒な敗戦になった。(それより敗色超濃厚のなか5点とったところは良し) まず、梅雨どき特有の蒸し暑さ居残るナイトゲームだった。 この日の千葉市は最高気温33.5度。夕方を迎えても28度あり多湿だった。 久しぶりにマリン名物の浜風が大暴れした。 ゲーム開始時から風速は二桁越え11mを計

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【試合観戦記】 7/6楽天4-0ソフトバンク:楽天ベンチが“1年10ヵ月ぶり”に封印を解いた終盤の勝負手

僕を唸らせた、今江監督が切った継投カード終盤、ぼくら楽天ファンは今江監督が勝負手の采配カードを切る珍しい瞬間を目撃した。 4点リードした8回裏の守備の場面のことである。 先発・古謝6回無失点、7回は渡辺がゼロに抑えたマウンドだ。 今江監督が三番手で送り込んだのは、前日3者連続3Kと圧巻の内容だった左腕・鈴木翔天だった。 彼にとって今季5度目の2連投だった。 2連投は珍しいことではない。勝ちパターンのリリーバーならよくある起用になる。 しかし、前日夜から翌日昼の“ナイト

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【試合観戦記】 7/7楽天3-5ソフトバンク:矛と盾の対決。明暗分けた8回2死満塁は右キラーの左打者vs左キラーの右投手に

3ヵ月間、善戦してきたブルペン陣惜しくも昨年の「七夕3連勝の再来」(※)は叶わなかったが、左3枚を擁して2勝1敗と勝ち越した福岡3連戦。 若鷹対策を他球団に示唆する善戦ができたのでは?と感じる。今年の楽天10大ニュースに暫定的に入れておきたい3ゲームシリーズだった。 7回終了時にリードした展開では、今季ここまで26勝1敗を誇った楽天。 しかし、本戦は1点リードの8回、三番手・酒居がつかまり、代打・柳町に走者一掃の逆転決勝スリーベースを許し、戦況は決まった。 リリーフ投手が

【試合観戦記】 7/5楽天5-1ソフトバンク:4番の一閃と開幕左腕の粘投でホーム勝率.794の若鷹軍団から逆転勝利!

今年も3連勝なるか?!7月第1週の週末は敵地・福岡に転戦。 リーグ戦再開後も8勝2敗1分と爆速で貯金を積み重ね、2位ロッテに11.0差をつけているソフトバンクとの3連戦だ。 そのの初戦、カード頭10連勝中のホークスから、楽天が4番・鈴木大の逆転決勝2号3ランなどで5-1の逆転勝利。 イーグルスがカードの初戦を白星で飾ったのは、6カードぶりのことになった。 リフレッシュを経て中13日で戻ってきた先発・早川は、今季5勝目(3敗)。 2度の満塁ピンチを切り抜けるなど、毎回ラン

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【試合観戦記】 6/25楽天2-10ロッテ:中12日の内星龍が誤算。今季4度目の二桁失点

内星龍5失点炎上。鈴木大地10試合連続ヒット5/29には最大7.5差あった3位とのゲーム差も、交流戦の躍進で遂に1.0へと圧縮。そして迎えた3位浮上の機会をうかがう敵地幕張2連戦の初戦だった。 しかし、中12日のマウンドに登った先発・内が6回8安打5失点と誤算。 二番手・弓削もまるで魔法が解けたかのように、2死走者なしから5点を失うなど、チームは5/22●E0-12H(京セラドーム)以来の今季4度目の二桁失点になった。 打線も5安打と元気がなかった。 5安打以下に終わった

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【試合観戦記】 6/23楽天6-2日本ハム:炎の守護神・則本昂大28,977球で唯一。難条件で6勝目・藤井聖の真骨頂

炎のストッパー、渾身の1球!最後はハラハラ!!! 自分ごとではないのに、久しぶりに神に祈る気持ちだった。 仏様ではない。 ~の尊(命)という神社に祀られている神様でもない。 中南米系の選手が天を指指してお祈りを捧げる、あっち系の一神教の神様にお祈りする、そんな心持ちにさせられた。 胃が痛くなる状況を作り出した張本人は、4点リードの最終回に登板した4番手・ターリーだった。 先頭にヒットを弾き返され、2死までこぎ着けたものの、そこからが劇場の始まりだった。 ストライクが

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