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経済 記事まとめ

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#決算

銘柄メモ #3

今回は、以前紹介した銘柄の決算についての簡単なメモです。 月初ですが、決算期なので決算関係の記事になります。 ※戦略記事については週末に書きます。

【決算】TSMC、AI需要増で好決算 良好な見通し示す(24Q3)

<読了目安時間:15分> ※冒頭に概要あり 24年10月17日(木)午後2時30分過ぎに発表された半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の24年7-9月期決算は、売上高が前年同期比39.0%増の7596億台湾ドル、純利益は同54.2%増の3252億台湾ドル(市場予想3000億台湾ドル)でした。 売上高と純利益はいずれも四半期ベースで過去最高。例年この時期に業績を押し上げるスマホ需要(主にiPhone)に加え、AIサーバー向け含むハイパフォーマンス・コンピュ

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【決算】ASML株価急落、4つの要因(24Q3)

<読了目安時間:15分> 日本時間10月15日(火)午後11時50分ごろ、半導体露光装置メーカー最大手の蘭ASMLホールディングスが24年7-9月期決算を発表しました。決算は当初16日(水)午後2時に発表される予定でしたが、同社の技術的な手違いによって一部のデータがウェブサイト上に流出。透明性確保のためにその場で全てを開示することになりました。 そうして急遽公開された決算では、装置メーカーの重要な指標である受注高に弱さがみられたほか、25年の売上見通しの上限が引き下げられ

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景気予測調査から見た四半期決算見通し

大企業景況感7〜9月、2期連続改善 価格転嫁進む - 日本経済新聞 (nikkei.com) ●経常利益は計画上方修正 9月12日に公表された2024年7-9月期法人企業景気予測調査は、今年8月下旬にかけて資本金1千万円以上の法人企業に対して行った景気予測調査であり、今期の業種別企業業績計画を予想するための先行指標として注目される。 そこで本稿では、今年10月下旬からの四半期決算発表で、今年度の企業業績計画の上方修正が見込まれる業種を予想してみたい。 下図は、法人企業

エヌビディア決算、市場予想上回るも時間外で株価下落

<読了目安時間:8分> この記事では、画像処理装置(GPU)世界最大手の米エヌビディアが2024年8月29日朝に発表した24年5-7月期決算発表の内容を整理しました。時間外で株価が下落している理由にも繋がるであろう "気になるポイント" も端的にまとめています。

【ポイント解説】蘭ASML減収減益、下半期に回復見込む

半導体露光装置で世界シェア首位の蘭ASMLホールディングスが2024年7月17日(水)に24年4-6月期決算を発表しました。四半期売上高は前年同期比9.6%減の62.43億ユーロ、四半期営業利益は同18.9%減の18.35億ユーロ、四半期純利益は同18.8%減の15.77億ユーロ、一株利益(以下、EPS)は同18.7%減の4.01ユーロとなりました。前四半期から反発したものの前年同期比で減収減益が続いています。 この記事では、ASMLの24年4-6月期決算の要点と今後の見通

2024/6/5(Wed) 🇺🇸Jim Cramer's top 10 things to watch (with チャート・経済指標、決算情報)

注目すべきジム・クレイマーのベスト10 1. the S&P 500 and Nasdaq ウォール街は火曜日の小幅な上昇を引き継ぎ、S&P500とナスダックは3連勝を狙った。 10年物国債利回りは6月に引き続き低下した。 水曜日の株価と債券の動きの主要因となったのは、予想を大幅に下回るADP報告だった。 ADPの発表は、金曜日に発表される重要な政府雇用統計を前にしたもので、FRBが今年後半にも利下げに踏み切るのではないかという期待に拍車をかけた。 2. CrowdSt

米エヌビディア決算、市場予想上回る 1対10の株式分割も発表

2024年の日本時間5月23日(木)午前5時過ぎに発表された米エヌビディアの決算は、2-4月期の売上高実績及び一株利益(EPS)ならびに5-7月期の売上高見通しが全て市場予想を上回りました。決算発表直後の株価は時間外で4%程度上昇した後、カンファレンス・コールが控える中でやや上げ幅を縮小しています。 追記) その後、カンファレンス・コール中に株価は時間外で6%以上に上げ幅を拡大。初の1000ドル台に到達しています。 この記事では今回の決算要点をまとめます。

台湾TSMC 増収増益、AI向け堅調

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蘭ASML減収減益、日本の半導体株の一角に売り

日本時間4/17(水)14時に発表されたASMLの2024年1-3月期(FY2024-Q1)決算は、四半期売上高が市場予想に届かず。2024年通年の会社計画に変更はないためそこまで悪い結果ではないものの、レーザーテックが大幅安になったり、東京エレクトロンがマイ転するなど日本の半導体製造装置株にも少なからず影響が出ました。以下では、決算の要点と半導体市況の先行きを取り上げます。 注)市場予想は出所によって多少異なります

【ファンダメンタルズ】(4) 貸借対照表(B/S)の基礎知識

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【決算】主要半導体企業(2024春シーズン)

前回決算シーズンのまとめはこちら👇 【補足】 以下、米国企業に見られるNon-GAAP(ノン・ギャープ)とは、米国の会計ルールに基づかない情報のことです。「基づかない」と言われるとその正確性に疑問符がつくかもしれませんが、Non-GAAPの方がむしろ一時的な要因などを排除した事業の実態を表す数字であることから注目されるケースが多いです。なお、Non-GAAPの対になるものとして、米国の会計ルールに基づく結果をGAAP(正確にはUS-GAAP)と表記します。  この記事か

日本の主要企業決算メモ

12月短観から見た23年度業績見通し

景況感3期連続改善、中小もプラス圏浮上 12月日銀短観 - 日本経済新聞 (nikkei.com) 12月13~14日にかけて公表された12月短観の大企業調査は、11月上旬~12月上旬にかけて資本金10億円以上の大企業約1900社に対して行った調査であり、先日公表された法人企業景気予測調査に続いて、今期業績予想の先行指標として注目されます。 そこで今回では、同調査を用いて、1月下旬から本格化する四半期決算発表で今年度業績計画の上方修正が見込まれる業種を予想してみます。 まず