ほかのクリエイターとの交流をたのしもう
noteでは、クリエイター同士で交流することで、ひとりではできなかった体験が生まれることがあります。お互いの作品を読み合い、感想を送りあうことで新たな刺激を得たり、他クリエイターのファンが、自分の作品も好きになってくれたり。そんなすてきな交流をつくるきっかけをつくってみませんか。
まずは誰とつながりたいかから考えてみましょう
あなたは自分が書いたnoteを、誰に届けたいでしょうか? 親しい仲間ともっと関係を深めたいのか、まだ出会っていない新しい読者との出会いを求めるのか。誰に向けたnoteなのかをよく考えてから、自分に向いている交流方法を見つけましょう。
自分のことを知っているひとに届けたい場合
自分のことを深く理解してくれるひとたちに向けて、想いを記事に託しているひとも多いと思います。いちばんの理解者に自分の記事を読んでもらえて、さらに好きだと思ってもらえることはとてもうれしいこと。ぜひその喜びを、知人や仲間、理解者に直接伝えたり、ほかのひととシェアしてみませんか。喜びや感謝の気持ちを伝えてもらった相手も、あなたが喜ぶ様子をみて一緒に幸せになってくれるはず。そのような交流を重ねることで、より深いコミュニケーションを長く続けていくことができるでしょう。
まだ自分のことを知らないひとに届けたい場合
まだ知り合っていないひとにも自分の記事を読んでもらい、さらに交流したいと思っているひともいらっしゃるでしょう。そういうひとは、まずは、自分が好きなクリエイターのすてきな記事に、スキやコメントをつけるところからはじめてみましょう。そういった小さな交流から、だんだんとコミュニケーションの輪が広がっていきます。
さらにもっと多くのひとと交流したいと思ったら、以下にご紹介する方法で、クリエイター同士つながってみてはいかがでしょうか。
クリエイター同士の交流のはじめかた
noteでは、さまざまな機能や自主企画をとおして、ほかのクリエイターとの交流をたのしんだり、一緒にコラボレーション作品をつくったりすることができます。
スキやコメントをつける
すてきな記事にスキをつけたり、コメントを書いたりしてみましょう。スキやコメントをすると、相手に通知が飛ぶので、あなたの好意に気づいてもらえる可能性がうまれます。また、自分の記事にコメントをしてくれたひとに、コメントをお返しするのもいいかもしれません。
記事の感想をシェアする
すてきなクリエイターや記事を多くのひとに広めたいという気持ちは、そのクリエイターのファンや、クリエイター本人との交流のきっかけを生むかもしれません。
記事を読んで、「ほかのひとにも読んでほしい」と思ったら、記事の右下のSNSシェアボタンから、シェアしてみましょう。記事を書いたクリエイターがTwitter連携を設定している場合、書いたクリエイターのニックネームとTwitterのユーザー名が、投稿文の中に自動的に入るようになっています。
マガジン機能をつかう
マガジン機能では、自分やほかのクリエイターが書いた記事を、束ねることができます。記事をマガジンに追加すると、相手に通知が届くので、あなたが読んだことがしっかりと伝わります。
法人クリエイター × note公式のコンテストに参加する
noteでは、法人クリエイターとコラボして、特定のテーマについての投稿を呼びかけるさまざまな「コンテスト」を開催しています。クリエイターは、コンテストに参加することで、法人クリエイターとの交流が生まれることもあります。
たとえばKIRINは、noteとコラボしたコンテストの投稿作品を読み、自社のnoteでピックアップしています。編集部が読んだ感想とともに、記事を紹介しています。
コンテストに投稿した作品は、担当者が記事を読んでくれたり、「スキ」を押してくれる可能性があります。
他のクリエイターの「自主お題企画」や「自主コンテスト」に参加する
一方で、クリエイターたちが独自にお題をつくり、投稿を呼びかけていることもあります。なかには、とくにすてきな記事を投稿してくれたクリエイターにプレゼントを送ったり、表彰の場をつくったりして、「自主コンテスト」のような形にしているものもあります。
たとえば、illy / 入谷 聡さんは、「 #磨け感情解像度 」というハッシュタグで、気持ちや心象を解像度の高い言葉で表現した作品を募る企画を開催しました。
参加したクリエイターたちは、お互いに感想を書いたり、記事を紹介しあったりしています。投稿作品の中から、最優秀賞、優秀賞、佳作が選ばれたほか、企画に賛同してくれたクリエイターがいたことから、特別枠・芽生え賞も生まれました。
ほかのクリエイターが実施している「自主お題企画」「自主コンテスト」のテーマにそった記事を投稿すると、交流がうまれるかもしれません。
「自主お題企画」や「自主コンテスト」を自ら企画する
お題に参加するのに慣れてきたら、一緒に企画を立てる仲間を呼びかけてみるのもいいかもしれません。共通する趣味や作品の話題、創作意欲が刺激されるテーマなどをもとにお題をつくることで、記事をつくるのとは違う形で創作をたのしむことができるかもしれません。
法人クリエイターの交流のはじめかた
法人クリエイターも、さまざまな形で、ほかのクリエイターとの交流をたのしむことができます。
ハッシュタグで投稿を呼びかけ記事をマガジンに追加する
自社の事業・サービス・商品について、特定のハッシュタグで投稿を呼びかけ、記事を書いてくれたお礼として、自社アカウントのマガジンに追加してみてはいかがでしょうか。
法人がマガジンに記事をあつめるときのポイントとしては、
・なぜピックアップしたかの基準を明確に書いておく
・自分のアカウントの記事、noteと連携しているSNSなどで「#〇〇で投稿してくれた記事は、うれしいので絶対に読みにいきます」と日頃から伝えておく
・マガジン名をみただけで、マガジンに入った理由がわかるように設定する(通知にマガジン名が表記されるため)
を意識するといいかもしれません。
たとえば、新書レーベルの光文社新書は、読者が「 #私の光文社新書 」というハッシュタグをつけて、書籍を紹介している記事をマガジンにまとめています。告知記事には、どんな記事を投稿してほしいかが、明確に書かれています。
法人クリエイター同士でコラボお題をつくる
クリエイター同士がコラボレーションして、お題をつくっていることもあります。
たとえば、出版社のポプラ社と飲料メーカーのKIRINは、コラボ企画として「 #夜更けのおつまみ 」投稿コンテストを開催し、おつまみをテーマとした投稿を募りました。選ばれた作品はポプラ社で書籍化したほか、KIRINやポプラ社の商品も贈られました。
法人同士でコラボすると、1社だけで開催するよりも多くのひとを巻き込めるだけでなく、コラボした法人が持つメディアへの掲載権などをプレゼントしたり、両社に関係する商品を送ったりと、参加クリエイターが喜ぶ広がりを生むことができます。
法人クリエイター同士でコラボ記事をつくる
法人クリエイター同士で、コラボレーションした記事をつくるのもおすすめです。自社のサービスや商品、それらの生まれた背景や込められた想いを、より広く読者に理解してもらいたいときもあるでしょう。そんなとき、理念やユーザーに親和性のある他の法人アカウントに、記事執筆を依頼してみてはいかがでしょうか。
スーパーミステリー・マガジン『ムー』の公式サイト「ムーPLUS」は、映画エンターテインメントサービスのスターチャンネルからの提供で、同社が放映するドラマ作品の紹介記事を掲載しました。この記事は、ドラマのモチーフとなった原書を翻訳した作家自ら、ドラマ内容とアメリカ近現代史をシンクロさせながら深掘りする、というもので、クリエイターと記事内容の親和性が高いコラボになりました。
スターチャンネルのnoteでは、ドラマ作品そのものの紹介記事が掲載されています。
最後に
もちろん、noteでどれくらい交流をたのしむかは、ひとによって違います。もし、気の合うクリエイター仲間や、想いを分かち合う深い理解者をふやしたいなと思ったら、この記事でご紹介した方法で、つながりをつくってみてもいいかもしれません。