SNSと連携して記事を多くのひとに知ってもらおう
noteに一生懸命つづった記事を、できたら多くのひとに読んでもらいたい。そう思うひとも多くいらっしゃいますよね。より広くあなたの記事を届けるために、noteといっしょにSNSを活用することはとても効果的です。
あなた自身がSNSで告知すれば、あなたのSNSアカウントをフォローしているひとがnoteを読んでくれるかもしれませんし、そのフォロワーが記事をおもしろいと思ってくれたら、周りにおすすめしてくれる可能性もあります。
noteでは、読者が「この記事をシェアしたいな」と思ったときに簡単にシェアできる機能があります。この機能をつかって、クリエイター自身ができる記事の広め方のヒントを紹介します。
SNSをつかい分けましょう
各SNSがもつそれぞれの強みを把握しましょう
現在インターネット上にはさまざまなSNSサービスが存在し、それぞれに拡散の範囲やスピードなど、異なる特徴があります。たとえば、TwitterとFacebookのそれぞれの強みの違いを把握していれば、次のようなつかい分けができます。
Twitterの特徴
拡散力が強いため、幅広い層に記事を広めるのに向いています。Twitterでnoteをシェアすることで、自分のnoteをフォローしていないひとにも、記事を読んでもらえる可能性が高まります。
たとえば、
・noteで記事を公開したら、その都度Twitterでシェアする。
・Twitterでの投稿に反響があったら、リプライで関連するnoteの記事をはる。
などのつかい方ができます。
Twitterとの連携はアカウント設定でできます。くわしくはヘルプページをご覧ください。
Facebookの特徴
Facebookは、知人とつながるためにつかわれることが多い場所です。仕事仲間や学校の友人、所属しているコミュニティの知人に、しっかり記事を届けるために、活用できるかもしれません。Twitterよりも長い文章で、記事を紹介できるというところも特徴です。
たとえば、
・仕事や生活の節目についてのnoteを書いたら、Facebookで友達にシェアする。
・仕事での学びについてのnoteを書いたら、仕事関係のFacebookグループにシェアする。
などのつかい方ができます。
自分のフォロワーの属性によってSNSをつかい分けましょう
InstagramやYouTubeなど、その他のSNSで多くの友達やファンと繋がっているひともいらっしゃることでしょう。どんなSNSがnoteを広めるのに向いているかは、ひとによって違います。自分のつながりがいちばん強いSNSはどれか考えてみると、どこで何をシェアすると効果的か、だんだん明確になってくるかもしれません。
はじめは感覚がつかめないかもしれませんが、SNSはトライ&エラーがしやすいツールです。1つのやり方にとらわれすぎずに、自分が影響力を発揮しやすい拡散の方法を試してみましょう。
SNSで自分の記事を広めるときのコツ
読者像から「シェアするタイミング」を考えてみましょう
SNSで記事をシェアするときは、タイミングも重要です。なぜなら、対象となる読者がどんなひとたちかによって、記事に気がついてもらいやすいタイミングが変わってくるからです。記事を読んでほしいひとたちがSNSをみていそうなタイミングに合わせて、記事をシェアしてみましょう。
たとえば、
・ビジネスパーソン向けのノウハウ記事は、お昼休みなどの休憩時間にシェアする。
・じっくり読んでほしい小説やエッセイは、夜や休日にシェアする。
のように、シェアする時間を考えることができます。
1つの記事を、違う時間帯で何度かシェアする方法もあります。たとえば、お昼にシェアした記事を、別の日の違う時間帯にもう1回シェアすると、いつもとは違う世代やコミュニティなどに記事が届くかもしれません。
また、シェアする時刻を「金曜の夕方」など、決まった時間帯にすると、読者が「そういえば、あのひとのnoteは金曜日更新だった」と思い出しやすくなり、生活のルーティンに、「あなたの記事を読むこと」を組み込んでもらえる可能性が高くなります。
投稿文にひとことを加えてみましょう
記事をシェアするとき、どんな言葉を添えればいいか、迷うこともありますよね。そのときは、記事の概要やおすすめポイントのほかに「なぜ書いたか」「書いているときの気持ち」などを付け加えてみるのはいかがでしょうか。
たとえば、
・なぜ書いたか 自社に興味を持ってくれているひとに魅力を伝えたかったから、トレンドについて自分なりの発見があったから……など
・書いている、書き終わったときの気持ち これを書いてすがすがしい気持ちになった、みんなにたのしんでもらえるかドキドキする……など
書き手の気持ちがこもった1文を加えるだけで、あなたの気持ちが伝わり、記事を読むきっかけになるかもしれません。
読者に感想のシェアをお願いしてみましょう
記事をシェアしてもらいたいときは、思いきって、記事に「シェアお願いします」と書いてみましょう。「いきなり記事のシェアをお願いするのは、ちょっと押しが強すぎるかな」とためらうひとは、「記事の感想を教えてください」などの文章を書き添えてみてもいいかもしれません。ほかにも、サポートエリアのメッセージ文やスキのお礼メッセージで伝えることもできます。
少し恥ずかしいかもしれませんね。しかし、あなたの「この記事を多くのひとに読んでほしい」という素直な気持ちが、日ごろから「書き手を応援したい」「書き手が喜ぶことをしたい」と思ってくれている読者の背中をそっと押してくれるでしょう。きっと協力してくれますよ!
また、Twitterであなたの記事をシェアしてくれたひとには、リプライをしたり、いいねをつけたりして、感謝を伝えてみましょう。読者のみなさんが「この投稿をみてくれているんだな」と感じて、よりたのしんで応援してくれるようになるはずです。
自分なりの反応の仕方が定まってきたら、記事の本文で、
「シェアしてくれたらいいねをしにいきます」
「感想を投稿してくれたらコメントをお返しします」
など、お返しを表明しておくのもいいでしょう。
読者とのやりとりは、独自のお題をつくったり、イベントを開催したりなどのコラボやコミュニケーションにも発展するかもしれません。交流をたのしみたい方は、ぜひやってみてください。
法人クリエイターのnoteの広めかたのコツ
SNSだけでなく、届けたい相手がいるチャネルで広めましょう
法人のアカウントの場合、「情報を届けたい相手」がどこにいるのかを考え、届けたいひとが多くいるチャネルで広めることを目指すのがいいでしょう。
拡散方法はSNSだけに限りません。メルマガや広報誌、ポスターなど届けたいひとが多く集まる場所で、告知しましょう。
法人も、読者にシェアをお願いしてみましょう
個人クリエイターと同じく、法人の場合も、記事を気に入ってくれた読者にシェアをしてもらうことで、より多くのひとに読んでもらう、という方法は有効です。
「記事を読んだら感想&シェアをしてくれたらとてもうれしいです」という素直な気持ちを、記事の文末で伝えるといいかもしれません。
また、社内のひとは、自社のnoteのいちばん身近な読者です。社内のひとに、気に入った記事を周囲のひとに共有してもらうよう、協力を呼びかけてみるのもいいかもしれません。
記事の中に、次のチャネルへの案内を入れてみましょう
法人の場合、noteだけでなく、SNSや公式サイト、採用サイトなど、ほかのチャネルでも情報を発信している場合が多いですよね。それらのチャネルとnoteの関係性を整理することはとても大切です。
整理したうえで、noteを読んでくれたひとに、読後にしてほしいアクションは何か考えてみましょう。
たとえば、
・noteを読んで自社に興味を持ったら、採用サイトをみて応募を検討してほしい
・noteで書いた内容をより詳しく知りたいと思ったら、資料ダウンロードフォームに登録してほしい
・今後更新する記事を読んでもらうために、SNSをフォローしてほしい
など、アカウントの目的に沿った道筋を、用意してみてください。そして、それらを記事の文末や、サポート枠に明記して、読者のアクションを促しましょう。
note proを契約中の方は、RSS情報を自社サイトにつなぐこともできます。詳しくは、ヘルプページをご覧ください。(ただし、サイトの仕様ややりたいことによって、エンジニア工数がかかる場合もあります)
最後に
あなたの記事をシェアしてくれた読者は、あなたの記事を読んでくれただけでなく、「おもしろい!」と思ってくれたからこそ拡散してくれた、あなたのファンでもあります。シェアしてくれたお礼を伝えれば、読者との関係をより強くすることもできるかもしれません。記事の拡散だけでなく、ファンと関係を構築する手段のひとつとしても、noteとSNSの連携をおすすめします。
Twitterとの連携は、「アカウント設定」ページから設定できます。