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料理家や飲食関係者の活動と収益化にnoteが役立つ理由と、おすすめ活用法

独自のレシピを有料で販売したり、コミュニティのメンバー限定でエッセイを連載したり、たくさんの料理家や飲食関係者がnoteを拠点に発信しています。

この記事では、それぞれの活動にnoteをどう役立てられるかを実例とあわせて紹介します。

料理家にnoteをおすすめする理由

①新たな収入源をつくることができる
本業以外に自分のペースで発信しながら一定の収益をあげられる場所を持ってみてはいかがでしょうか。noteの収益化機能をつかえば、自分だけの月額制メディアや読者コミュニティの運営を通して安定した売上につなげられます。

②活動の場をインターネットに広げる
レシピを有料noteとして販売したり、食べ物にまつわるエッセイを定期購読マガジンで連載したり、自分だけの雑誌をつくる感覚でネットに活動の場を広げられます。またリアルの会場で開いていた料理教室を、noteメンバーシップで会員を募ってオンラインで開催するなども可能です。

③noteで連載した記事を書籍化につなげられる
noteの定期購読マガジンやメンバーシップなどの仕組みを使って記事を連載すると、月々の収入を得ながら発信を続けられます。またnoteには話題のクリエイターを出版社やメディアなどに定期的に紹介する「noteクリエイター支援プログラム」があり、そこから書籍化に至るケースも少なくありません。

さまざまな活用事例

【事例1】大原千鶴さん

料理研究家の大原千鶴さんは、ご自身がふだん自宅で食べている“シンプルで美味しい家庭料理”のつくり方を紹介するコミュニティ「大原さん家のリアルごはん」を運営しています。毎月オンラインの料理レッスンが開かれ、大原さんから直接料理のコツを学べる場になっています。

活用されている機能:メンバーシップ

【事例2】酒徒さん

本場の中華料理レシピに詳しい酒徒さんは、「酒言酒語」というメンバーシップで読者からのサポートを募ることで創作活動を続けています。メンバーには毎月8本以上の限定のレシピや飲食店情報、食コラムが公開されます。ふだんSNSでは明かされないことも書かれているそうです。

活用されている機能:メンバーシップ

【事例3】樋口直哉さん

作家・料理家の樋口直哉さんは「樋口直哉の食と生活」という定期購読マガジンを運営しています。樋口さんの自炊日記や食べにいった飲食店、取材した生産者など、食にまつわる記事が読めます。料理の考え方や業界動向などについても学べる連載になっています。

活用されている機能:定期購読マガジン

【事例4】Scales-スケイルさん

料理研究家のスケイル(Scales)さんは「Scalesのものがたり料理教室」という定期購読マガジンを運営しています。詳しく解説するレシピ記事のほか、旬の料理やお酒のこと、テーブル周りのスタイリングなどを「ものがたり」のようにつたえる、読んで美味しい、作って美味しい連載です。

活用されている機能:定期購読マガジン

【事例5】谷尻直子さん

料理家・スタイリストとして活動する谷尻直子さんは「HITOTEMA倶楽部」という定期購読マガジンを運営しています。谷尻さんが主宰する、渋谷で週1回のみオープンするレストラン「HITOTEMA」の人気レシピを公開するほか、谷尻家の食卓や子育ての工夫、旅のTipsなどのテーマについてもつづっています。

活用されている機能:定期購読マガジン

【事例6】有賀薫さん

スープ作家の有賀薫さんは、旬の食材をつかったスープのレシピを約20記事ほど詰め合わせたマガジンを、季節ごとに刊行しています。最新の「スープ・レッスンseason5.夏」というマガジンには有料媒体で連載した人気レシピを掲載。冷蔵庫に入っている食材から作りたいスープをみつけるときに便利なマガジンで、レシピ本のようにたのしめます。

活用されている機能:有料マガジン

【事例7】光山英明さん

肉料理の人気店・肉山のオーナーである光山英明さんは、飲食店経営者向けのメンバーシップ「光山英明の飲食店経営“秘伝のタレ”」を運営しています。光山さんが飲食店経営20年の中で培ってきたお店づくりのヒントを発信。参加者同士で事例を共有するコミュニティにもなっています。

活用されている機能:メンバーシップ

【事例8】すしログ(大谷悠也)さん

鮨と料理を愛するブロガー「すしログ」こと大谷悠也さんは、全国の美味しくて、個性的なお店を紹介する「47都道府県グルメマガジン 」というシリーズの有料記事を執筆。全国で6,000軒以上食べ歩いた経験から、独自の視点でキュレーションしています。1つの記事で数十軒から100軒以上とかなりの数の店舗を紹介しているのも特徴です。

活用されている機能:有料記事


月額制メディアや読者コミュニティ、有料コンテンツをnoteで運営・発信することで、多くの料理家や飲食関係者が自らの発信を収益につなげています。

みなさんも自分にあったやり方でぜひnoteをつかってみてください。機能の概要や関連記事についてさらにくわしく知りたい方は以下のページをご確認ください。

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