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過去記事を長く読まれる記事に育てよう

いつ読んでも古びない普遍的な内容の記事や、深い思い入れのある記事、複数の記事を通して、自分の考えやストーリーを伝えたいと思っている連載記事ーー。あなたのポートフォリオともいえるこのような記事には、ぜひ、長期的に読まれるための見せ方を、工夫することをおすすめします。

たとえば、新たな情報を書き加えたり、noteの固定表示機能を活用したり、振り返り記事を書いたりして、読者の目がその記事に向かうように導線をつくると、タイムラインに埋もれていた記事にも光が当たります。

過去の記事や、記事への導線をメンテナンスして、あなたのnoteを厚みのあるよりよいものへと育てていきましょう。

公開した記事を長く活かすには

1. 記事に最新情報を書き加えていきましょう
反響のいい記事があったら、あたらしい情報を追加して、更新していきましょう
。

たとえば、あるツールの解説記事なら、新しい使い方や機能を発見するたびに、元の記事に追記できます。また、ツール自体のアップデートなどがあったら、その都度書き加えて、メンテナンスしていくことで、息の長い記事になります。


2. noteでの活動の振り返りをまとめて記事をつくりましょう
記事がたまったら、定期的に「振り返り記事」や「まとめ記事」を書くのもおすすめです。noteで公開してきた記事や活動を振り返り、関連する過去記事のリンクをはってまとめ記事をつくってみましょう。

たとえば「今年たくさん読んでもらえた記事ランキング」、「この1年で読んだ本まとめ」といった記事をつくれば、これまでの実績を俯瞰して整理できるだけでなく、読者が過去記事を回遊しやすくなります。

3. 「目次記事」でアカウントを俯瞰できるようにしましょう
まとめ記事の応用ですが、ある程度記事がたまったら、note全体の目次となる記事をつくって固定表示にしてみましょう。

クリエイターページのタイムラインのトップに、常に目次が表示されるので、読者は以前公開された記事を探す手間が省けます。また、タイムラインに表示される機会が減っている記事を、読んでもらえるきっかけがふえていきます。

4. 他のメディアでの企画に活用してみましょう
noteで反響のあった記事を、音声プラットフォームや自主制作の冊子や本など、別のメディアで再利用してみましょう。法人の場合は、他媒体にアレンジして掲載したり、プレゼン資料に流用するといった使い方ができるかもしれません。

法人アカウントでの「まとめ記事」の活用例

「まとめ記事」で読者に過去の記事を紹介
どのような記事を書いてきたかを振り返るだけで、自社の1年のあゆみや取り組んだ施策をまとめることができます。よく読まれた記事をランキング形式で紹介したり、大きな出来事を時系列でまとめたりと、さまざまな切り口で記事にしてみましょう。

・半年間、1年間で多く読まれた記事を振り返る
ピックアップした切り口や、記事のよかった点など、まとめている理由を明示するのがポイントです。

DX支援企業のKaizen Platformは、1年間で多く読まれた記事という切り口で、記事の内容やよかった点を振り返っています。

・時系列でnoteの記事を振り返る
振り返り記事は、他アカウントの運用担当者のような、普段と違う読者を呼び込む効果もあるため、自分と同じ立場で困っている他企業の人を対象にしてみると書きやすいですよ。

クラウドファンディングのREADYFORは、毎月どんな記事を公開してきたかを年末に振り返っています。

「目次記事」でアカウントを俯瞰
note全体のコンテンツを集約して目次となる記事をつくり、クリエイターページのタイムラインに固定表示させれば、noteの入り口としての役割を果たしてくれます。初めて訪れた読者にとっても、どういうnoteで、何がおすすめ記事なのか、わかりやすくなります。

・アカウントのこれまでの歴史がわかる記事をまとめた「noteの歩き方記事」
コンテンツ数やカテゴリが増えたとき、はじめて自社のnoteを訪れたひとが迷わないようにできます。

note pro公式noteでは、アカウントの方向性がわかる記事や、マガジンごとにわかれているジャンルを、1つの記事にまとめています。

・連載中、完結済みのマガジンをまとめた「マガジンの目次記事」
「はじめてきたひとにアカウントの概要が伝えられる記事の一覧」や、「自社の事業についてしりたいひとに全体像を伝えられる記事の一覧」など、ターゲットを明確にし、紹介する記事をピックアップするのがポイントです。

新書レーベルの光文社新書は、サイトマップ記事をつくり、これまで公開してきたマガジンをまとめています。

最後に

記事はメンテナンスを加えることで、長く読まれ続けるようになります。ぜひさまざまなやり方で、過去の記事を再活用してみてください。


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