同業者へノウハウを販売。元教員の経験を活かしたnote活用方法とは
小学校教員だった経験を生かし、自作教材を提供したり、学級経営、授業づくりについて発信したりしているyukariさん。
yukariさんのnote「先生ときどき猫 | yukari先生(元小学校教員)先生をサポートする活動家」では、授業ですぐに使える教材や、現場でのリアルな体験などがつづられた有料記事が人気です。
なぜnoteで有料記事の販売をはじめるに至ったのか、yukariさんにお話をうかがいました。
——自己紹介とふだんnoteで発信している内容の説明をお願いします。
yukariさん(以下、yukari):先生方を応援する活動家のyukariと申します。“先生ときどき猫”のほうがわかるひとも多いかもしれません。私は2023年の3月まで15年間、小学校で教員として働いていました。日々たくさんの業務に追われるなか、現役の先生方のSNS等の発信に助けられたことも多かったです。
なのでnoteでは教員経験を生かし、忙しい先生方が「明日にでも使える資料」の提供を目指して、学級経営、授業づくりを中心に発信するようになりました。
また最近は新しくはじめた事業の紹介もしています。学校と社会をつなぐ“SPOT TEACHER”です!みんなで共育(きょういく)していく社会を目指していますので、教育関係以外の方もよろしくお願いします!
——noteをはじめた理由をお聞かせください。
yukari:初めてのSNS発信はInstagramでした。“先生方の力になりたい”と思ってはじめたものです。私がつくった教材をプレゼントする企画を定期的に行ったのですが、毎回希望者が数百人いらっしゃいました。多い時には1000人を超える希望者が殺到することもあり、Instagramで渡すととても時間がかかることと、漏れがあるのではないかということが、何よりも心配でした。
でも、私としてはまだまだ提供したいものがたくさんあったので、希望者が好きにダウンロードできるスタイルのnoteをはじめてみようということになり、現在に至ります。またリアルな現場の実体験などは、有料記事が書けるnoteのほうが、必要な方にしっかりと届くのでありがたいと思ったのも理由の1つです。
——記事を販売する上で、工夫していることや心がけていることがあれば教えてください。
yukari:“忙しい先生方のため”が第一条件なので、時短のための「見つけやすさ」は最重要視しています。毎回の投稿の見出し画像は手づくりで該当学年がわかるように工夫し、イラストを見ればどんな投稿か一目でわかるように心がけています。
またマガジン機能を使って、低学年・中学年・高学年と振り分けることにより、さらに投稿を見つけやすくしました。さらに、忙しい先生方が少しでも前向きに学校で子どもたちと向き合えるように、たのしく取り組める実践投稿を心がけたり、先生方がいままさに探しているであろう情報を考え、時期を敏感に察知したりしながら投稿するようにもしています。
——noteで発信や記事販売をして起きた変化はありますか?
yukari:1番は先生方に配れる資料の量が圧倒的に増えたことです。Instagramでは月に2回が限度であったのに対して、noteは私が記事さえ投稿すれば、いくらでも資料を渡せるようになり、より多くの先生方を助けることにつながっています。
現役だったころに激務と闘いながらつくった資料が売れたりすると、なんか「がんばってきてよかったな」と自己満足ですが、思えるようになりました(笑)。
また、より多くの方に見てほしいと思っていたので、いままでInstagramのみだったらつながれなかったひとや、投稿を見てもらえなかったであろう層の方たちからも見てもらえるようになり、それもうれしい変化でした。
yukariさん
note:https://note.com/yukari_neko2/
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