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note デザイナーマガジン

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noteのデザイナーが考えるデザインについて書き綴ります。 noteのお仕事の裏側などについて発信します。 https://note.jp/n/nf1a45fb051de
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#UXデザイン

最近(2023末ごろまで)のCSS世界で気になるまとめ

この記事はnote株式会社 Advent Calendar 2023の6日目の記事です。 ぼくはUXエンジニアとして、デザインシステム構築やアクセシビリティ向上などなど、組織横断的なUX課題を頑張ろうということで活動しています🐈‍⬛ 最近(2020~)のCSSを知りたい最近(と言うか昨今というか20年代)CSSのキャッチアップをしっかりできてないなーということで、断片的に見かけた情報や、そういえばあれどうだったけ..というのを集めつつ、フロントエンドチームの勉強会に持ち込

プロダクトの魅力を作るには?noteが目指す「エモーショナルデザイン」のすすめ

こんにちは。noteでデザイナーをしている松下です。 どうしたらプロダクトを使い続けてもらえるのか?魅力を感じてもらえるのか?私を含め多くの方が悩み、向き合ってるでしょう。 この記事は、 プロダクトが魅力を持つには「エモーショナルデザイン」というアプローチがある noteはそれとどう向き合い、実践してきたのか という内容です。 それでは本編です👇 はじめに「エモーショナルデザイン」という言葉じたい、あまり耳馴染みがあるものではないかもしれません。 エモーショナルデ

専任PMがいない環境で、プロダクト成長を加速させるためにデザイナーが取り組んだこと

note社でプロダクトデザイナーをしている木村です。 去年の12月に入社させていただき、noteアプリのデザインを担当しています。 入社して約半年間は、アプリチームに専任PMがいなかったこともあり、施策の検討フェーズからガッツリと入らせてもらった期間でした。 備忘録がてら、そこで実際何をしていたのか振り返ってみます。 正の増幅と負の解消を両輪でまず施策検討をする際、2つの視点を持つようにしました。 特定シーンの体験向上により、正を増幅させる 使いづらい機能やUIをな

「深津さんに改めて質問!UXって何ですか?」を一部テキスト化してみた

はじめに今年12月1日より、note株式会社でデザイナーとしてジョインした木村です。 noteのデザインチームでは、デザインやnoteのこと、はたまたそうでないことをゆる〜く話す「ラフ案FM」ラジオを昨年より始めています。 第8回の放送では、我らが深津さんにお越しいただき、UXについてお聞きしてきましたので、その一部をnoteにてご紹介させていただければと思います。 深津さんが考えるUX(ユーザーエクスペリエンス)とは?UX白書で定義している4つのUXUX白書とは:201

チームの視座をあげる「施策のドキュメント化」のススメ

noteのデザイナー(ときどきPM)の松下です。 どんなプロダクトであれ、行った施策の概要・結果の記録化はしていることが多いと思います。 この手のドキュメントはそれぞれの開発チームのスタイルがありますが、この記事ではnoteの、私が所属するチームで使っている「施策ドキュメント」のテンプレをご紹介します。 私としては、この「施策のドキュメント化」を導入してメリットしかなかった…! 運用じたいは、始めたのは今年にはいってから。その経緯・目的と、具体的なフォーマットについて書

「デザイナー」とは、良い関係性を設計する仕事

noteでデザインチームのリーダーをしている川井田です。 今回は久しぶりにデザインに関する記事、特に最も基本になる「デザイナーって何をする仕事なのか」について、主に非デザイナー向けに書いてみようと思います。 デザイナーの仕事、とりわけUXデザイナーという仕事は抽象的で広い範囲に及ぶことが多く、また会社やポジションによって業務の範囲が異なるため、デザイナーでない職業の人から見たときに捉えにくいことが多いかと思います。実際にnoteでも社員が増えてきて、改めてデザイナー以外の

デザインにデザイナー以外の職種を巻き込むと幸せになれる。

こんにちは。UI/UXデザイナーの kotani (こにたん)です。 先日、デザイナーあるあるをつぶやいたところ、共感してくださる方が多かったので「早い段階から周りを巻き込む」と単に軌道修正がしやすいというだけではなく、もっと良いことあるよという話を少し詳しく書いてみようと思いました。 そもそもなぜ完成間近に周りに見せるとつらみが深いのか「良いものを作って1発OKをもらってやる!」この意気込みを、デザインを仕事にしている人の多くが一度は持ち、それゆえに失敗するかと思います。