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#9 アンティークマーケットは交渉と交流の場

今日はずっと興味があったケンプトンのアンティークマーケットに、ついに行ってきました!

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銀食器、陶器、ブローチやネックレスなどのアクセサリー、家具や置物など様々な種類のアンティークが比較的リーズナブルな値段で手に入ります。今日は行った時間が遅くて、店をたたみ始めているところもあったので、今度はもう少し早く来よう…。

実のところ、私は中古とかセカンドハンドとか(同じか)あまり得意なタイプではなかったのですが、今回、商品(質と値段)と売ってる人の人柄による、ということがわかりました。

買いたくなるもの

まず、やっぱり商品がきれいな状態で置かれていることが重要。すごく可愛いデザインのものでも汚れていたり、粗末におかれていたりすると、それ以上見る気がなくなる。対して、すごくきれいに磨いてあったり、陳列されてたりすると購買意欲がわいてきます★

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        (この銀食器とかピカピカに磨いてある。。)

さらに、その商品がリーズナブルであることに加えて、売っている人の感じがいいと、「この人から買ったら幸がもらえそう!」な気がして、決め手になるって感じです。

商売する上で、人柄って重要

今日はこのパターン。綺麗な状態のティーカップをじーっと見ていたら、お店のおばあさんが明るく話しかけてきて、「これ1客5ポンド。4客あるけど、3客でも、2客でもいいし、1客でも・・・。0客でもいいのよ。」と茶目っ気たっぷりに言ったのが面白くて、笑ってしまいました。

可愛いし、破格の値段だし、なんか少しでも話して楽しかったので、2客買うことにしました。Duchessというメーカー。聞いたことなかったけど、イングランドではまぁまぁ知られているみたいです。

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        (The 英国って感じのバラのデザイン)

マスク+英語力…のせいで、何回か英語を言い直さなきゃいけなかったけど、このようにイギリス人と交流する機会があることは楽しいです。

交渉にチャレンジ

そのあと、スコーンにクロテッドクリームとジャムを塗る時に使うナイフを探してぶらぶら。先ほどは安かったので値段の交渉をしなかったけど、もうちょっと安かったら買うのに…という品を発見。

先輩の奥様から「マーケットは、交渉してみると結構安くなるのよ」と言われたのを思い出しました。

交渉とか、「ダメ元で頼む」というのが元来苦手な消極的、The日本人気質の自分。「いや、ここは主張する文化の国だ、頑張れ」と自分に言い聞かせて、「この9ポンドのナイフセット、5ポンドにならない?」と聞いてみる。

「いや、これは状態がいいものだし。ダメよ、8ポンド。」とお店のおばあちゃんに突き返され、1ポンド安くなったけど…。わかった、と言って一旦はその場を去りました。

でも、その直前にいいなと思った品物が戻ってきた時には売れてしまっていたという事態が発生していたので、後悔しないようにすぐその場に戻り、「わかった。これ8ポンドで頂きます」と言って購入。お店のおばあさんは胸に手をあてて、ありがとう。と言っていました。5ポンドにはならなかったけど、欲しいものだったし、満足です。

日本人は交渉下手なんでしょうか。以前どこかの国の人が、商売の話で、「日本人は、こっちが高めの球を出しても、それを受け入れちゃうんだよなぁ。そこから交渉していけばいいのに」みたいなことを言っていたのを思い出しました。(少なくとも私の知っている日本人の先輩奥様方は皆交渉上手ですが…笑)。

ケンプトンでは、あちらこちらで交渉する様子が見受けられましたが、ここに来れば交渉スキルがあがるかもしれませんね。

ケンプトンマーケットは今年は今日が最終日だったようです。また来年!帰国する前に行きたいです!

※ちなみに、ポートベローマーケットもアンティークで有名ですが、こっちは出店料が高いので値段も高くなるみたいなことを今日会った人が言っていました。でも、こちらもいずれ行きたいですね。







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