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魂のDIY~作業編~

鉄は熱いうちに叩けとはよく言ったもので、タスクは勢いがあるうちに取り掛からなければ雑念が邪魔をしゴールが先延ばしになりがちです。

僕はこれを「チュート徳井脱税理論」と呼んでいます。

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さて、使用する材料はこちら。

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・カラーボード
・スライドレール
・ブラケット
・3.5×12mmビス

早速作業に取り掛かります。

【STEP.1】ボード&スライダー固定

先ずはボードにスライダーを固定します。

直ぐにビスを締めたくなるところですが下穴を空けるのが先です。
この準備を省くと木材にヒビが入り全てが台無しになる危険性があります。
折角好きな女の子とデートできたのに手を出すのが早過ぎて振られるのと理屈は同じです。
本来であれば電動ドリルで空けるのが手っ取り早いですが残念ここは賃貸。
電動モーターの爆音など響かせてしまった日には憤怒した近隣住人達による2010年代前半のヤンキースvsレッドソックスを彷彿とさせるような乱闘騒ぎは禁じ得ません。

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激昂したオルティーズが口元にモザイクがかかるレベルの汚い言葉を吐き散らしバットでダグアウトの受話器を粉砕する様が頭を過ります。

気付いた頃には既に手動ドリルと手汗を握りしめていました。

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空きました。

四隅に同作業を施しビスを締めれば第一工程終了です。

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【STEP.2】レール&ブラケット固定

次はスライダーのレールにブラケットを固定します。

この後の作業を円滑に進める為にネジをある程度緩く締めておくのがポイントです。

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ここまで作業時間15分。

【STEP.3】デスクに取り付け

STEP.1と2のパーツを合体させたら最後はデスクに取り付けるための作業に取り掛かります。

ここからがかなりの鬼門なので心してください。

予め測っておいた位置に片方のレールを当てビス穴に印をつけます。

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今回も先ほどと同様下穴を空けます。

デスクの下に潜り込み仰向けになりながらの作業ですが目に木屑が入らないよう注意してください。目につく屑を避けるというのはDIYに限った話ではありません。

次にビスを締めたいところですがここで問題発生です。

レールを手で固定し片手にビスともう片手にドライバーを持って作業したいのですが僕の手は二本しかありません。困った。

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足がありました。

想像していただければ分かると思いますがハイパー無様な格好です。

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片方取付完了です。

もう片方はボードを実際にあててみながら位置を決めなければいけません。
スライダーの構造上、位置が少しでも狂うとボードの脱落またはスライドしないといった不具合が生じます。人生と同じ。

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ボードは重いので突っ張り棒で一時的に支えながらやるといいでしょう。
最初から使っておけば良かったというのは結果論です。

試行錯誤し数々のトライ&エラーを繰り返すこと3時間、取り付け終了。

細かい修正をして完成です。

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【完成】大満足

実際にPCを置いて使ってみます。

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めちゃめちゃイイ!!!!!

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試行錯誤の結果止むを得ず完全収納不可能な取り付け方にはなりましたが使用上問題なしです。
努力の甲斐がありました。
部屋に馴染まない無骨な見た目も一周回って気に入っています。
材料費は既製品よりいくらか安くはなりましたが労力を考えると大赤字です。
とは言え一か月待たずしてデスクの効率化を達成できたと思えば納得できます。大満足です。

言うなれば草彅剛が狂ったように一本満足バーをオーバードーズし泡を吹きながら気絶するレベルで大満足です。

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僕おうち時間大満足!

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