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2024年1月チェロレッスン② 少し進展の巻

今年2回目のレッスンです。

細かいことはさておきまして、この日は取り組んでいたヴィヴァルディの変奏曲を初めて全曲通すことになっていました。

先生は伴奏で電子ピアノを弾いてくれます。

「せっかくだからチェンバロの音にしましょう」

「何があっても止まらない覚悟でね笑」

「はい笑。それでは」

第1曲から止まらずに第2曲、第3曲と進めていきます。

思ったよりスムーズではないか?
と弾きながら思う私。

強いて言えば、曲の繋ぎの要領がわからなくて、どうも1曲毎に最後に勝手にフェルマータを付けてしまうため、その都度私のブレスで先生に入ってもらうのですが、先生は私を背にしているので、合わせるのが大変です。

思ったテンポで弾けなかった曲もありつつ、最後の曲まで辿り付いたところで、重音の音を潰してしまった失敗が悔やまれますが、なんとか最後まで弾き切りました。

先生「通った、通った」

私「へたくそなりになんとか通りましたね」

先生、その直後に、特に前半の曲の繋げ方をアドバイスいただきます。

それと私が苦手とするAllegroのスラー&三連符のリズムのヨレ対策の練習法を伝授。

それをその場で試すと、確かにリズムが良くなります。

「次のレッスンでは繋ぎを注意して、もう一度通しましょう」

「で、次の曲、どうしようかな。何か弾きたい曲ありますか?」

私「まだ早いかもしれませんが、バッハ(無伴奏)はやりたいです」

先生「もう少し柔らかく弾けるようになったらと思ってたんだけど、じゃあ、1番のMenuettなら短いしいいかな。原典版の楽譜を手に入れて、触っておいてください」

やったー。
技術的な課題はあれど、やっとやっとバッハに辿りつけそうです。

早速帰ってベーレンライター版の楽譜をポチり。

またまたやる気になってきましたよー。

ところで、なんだか楽器が不調でして、レッスンでスケール弾いていたら、さすが先生、

「楽器調子悪いですか?どれ?見せて?」
「ちょっと触りますよ」

アジャスターで弦を緩め、駒の上部の反りを手で矯正してくれました。

「反ってましたか?気がつかなかった」

先生「これでどうでしょう。うん、さっきよりは良くなったんじゃない?」

普段、バスタオルとかぐるぐる巻きで更にミュートもしているので、音の変化は週末カラオケ店で練習するときでしかわからないのですが、「ミュートで鳴りを抑えていたばかりだから鳴らないのだ」とばかり思っていました。

寒いし、色んなところに見えない変化もあるでしょうね。
一応ダンピット(私のは米国製の類似品ですが)もしてるのですが、プロフェッショナルの職人さんに調整に出さなければですね。

できればテールピースも黒檀に替えたいし。

家計簿アプリと睨めっこする日々なのであります。

ではまた!

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