見出し画像

シン・アイテムⅣの巻

昨日と今日は、練習頑張りました。
昨日はカラオケ、今日は松本記念音楽迎賓館Bホールで。

フォローさせていただいている、本職ピアニストのチェロ弾き様の記事とコメントを拝読して、俄然やる気になりまして。

音程に関する記事だったのですが、たいへん参考になりました。

どんな記事か気になる方は、私がフォローしているクリエイター様の記事をチェックしてみてください。

音程について、詳細は省きますが、ピタッとはまったときの感覚は少しわかりました。

ピタッと指の感覚がはまる場所と、音程は合っていても指の感覚が曖昧な場所があるのですが、鳴りにくいポジションやD線がその傾向にある気がするので、私の楽器より、もっとよく鳴る楽器なら、より明確になるのかな、と感じました。

参考にさせていただいた記事のクリエイター様、私の言っていることが全く見当違いの場合は遠慮なくご指摘ください。

今日の練習場所は、ベーゼンドルファーやパイプオルガンも設置されている、演奏会が開けるAホールのすぐ隣りにある、視聴覚室的ないつものBホールだったのですが、到着して管理のYさんに挨拶すると、2階にあるAホールから、ピアノと超絶技巧のヴァイオリンの音が聴こえてきます。

管理のYさんに、
「あれ?今日はプロの演奏会ですか?」
と尋ねると、
「いやいや、発表会。」

「えー、凄いですね。レベル高ーい」

とか言いながら、ホールのある2階へ。

Aホールの控室からは、何人ものヴァイオリニストが演奏する曲をさらっている音が聴こえてきます。

バッハの無伴奏ヴァイオリンの重音バリバリの曲を綺麗にこなす音とか。

これは皆んな音大目指してる高校生かな、とか想像しながら、Bホールで独り練習を始めるのですが、控室同様、こちらの音も廊下にダダ漏れなワケで…。

いい歳こいて、恥ずかしい練習は聴かせたくないなぁ、と、無難なスケールから弱目の音で練習を始める小心者のおっさんなのでした😅。

トイレに行こうと廊下に出ると、出番を待つ男子のティーンエージャー(どっからどう見ても高校生)が。

やっぱり!
みんな将来有望です。

ところで、タイトルにシン・アイテムと書きましたが、決して衝動買いのポチりではありません。

あれだけもうしないと、記事で宣言したばかりの私が、勢いでポチるワケがありません💦

弦楽の雑誌、サラサーテの20周年記念号を本屋で見つけ、パラパラとしていたら、読者プレゼントのコーナーに、何やら見たことないエンドピンストッパーが。

時間がなかったので、その名前だけ覚えて、あとでスマホで検索したところ、大小2個入りのセットが結構な価格で販売されているのですが、カスタマーレビューを見ると、「高いが全く後悔していない。色々試したが、これが一番良かった」とか。

2個も要らないからと、サラサーテに出ていたものを探すと、どうやらエントリー用の新製品らしく、手が届かない価格ではない上に、定価より数千円値引きして製造者が直接販売しています。

今月の小遣いと、発表会までの支出と、弓の代金支払いと、色々シミュレーションしていたら、今どきのAmazonはPaidyで無金利分割払いができると知り、購入が現実のものになったというわけです。

(えっ、衝動買いのポチりとどう違うの?と言わないでください。それと、会社の後輩に「それって破産する人のコースじゃないですか!」と言われて、はははっ…と笑うしかなかったことは隠しません。)

さて、写真のアミアミは、床の材質によって滑ってしまうとき用ということで最初から商品に付いていたものですが、3つを弾き比べてみますと、なんだか違いがよくわからない。

アミアミを外して弾くと、違いがわかってきました。

ブツブツのと黒檀のいいとこ取りをした感じです。

地に足がついている感触は黒檀と一緒。
黒檀は私の楽器ではやや硬い音になるけれど、シン・アイテムⅣは柔らかい音で、むしろこれでホントに遠くまで音が届くのだろうか、とやや心配になるくらいですが、弾きやすさは、ブツブツに近いものがあります。

次のレッスンの場所は、先生に無理を言って、先生のご自宅のホールに変更させてもらったので、そこで先生に判断して頂こうと思います。

さて、ついに発表会まであとひと月を切りました。

歩みは相変わらず遅いけれど、練習するたびにより細かいリズムやピッチやフレージングに焦点が寄ってきているので、それらが完全に身体に染み付くまで、ひたすら練習します。

しかし、30分毎に休憩するって、タイマーでもかけないと難しいですね💧。

手首に嫌な感じが出てきたので、家に帰ってからの練習は早めに切り上げました。

そうだ、ストレッチしなければ。

今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

おっと書き損じるところでした。

シン・アイテムⅣの名称は、
「KaNaDe/TheStrings1 begin」
(レゾネータ)
です。
(株)金井製作所という、そもそも車のブレーキの鳴きを止める新素材を開発したメーカーが、試作に試作を重ねて完成させたものだそうで、国内外のオーケストラのチェロやコントラバス奏者(N響、都響をはじめ、かの北ドイツ放送響(NDRエルプフィル)まで記載されています)も使用実績があるとか。

検索は「エンドピンストッパー」では引っかからないかもしれません。

今のところ、私の中では発表会で採用の第一候補です。

いつまでも楽器以外の小物に頼ろうとする私でした。

高校生みたいに、この先が長いわけではないのでね😅。

ではまた。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?