スピリット・エコー07泉水音

たまゆら~魂響~07

泉水音(いずみみずね)澪


正面へと立った者の顔が映り込む程に磨き上げられたミラー・アーマーを纏う泉水音(いずみみずね)が述べる内容へと首を傾げる。愛称が澪。外とは法則が異なる。前から観るとショートへと思われるのに後ろにて束ねてる青い髪。ユナイト大陸の北東へと位置する魔城の南側、鉱山の街にて魔物が溢れ出すらしい。毒沼によって阻まれて聖城まで押し寄せるリスクが低くても、魔城が攻め落とされて根城へと変えられてしまう事を危惧する。澪が魔渦属性のブルー・セフィロスだから魔城を心配してる。人は基本的に聖火属性であり、魔物と同じ魔渦属性を有する者が迫害を受ける危険性を孕んでる。特に聖城にて詰めてる兵士からは敵視される。大陸の西側にて生活する者にはわからない感覚。そんな立場の澪が捕らわれてる事も含めて謎が多い。澪の手助けを行えば聖城からの助けを借りられなくなる。葛葉と錫とは自ずとこの場にて別れる。手を振って来る葛葉は気にしていない様子。錫は遺体の処理へと当たり、顔を向けない。正しい判断なのかわからないまま毒の制御装置を操作してから先を急ぐ。

鉱山の街へと入った時点にて既に洞窟から魔物が出て来てる姿を捉えられた。ブルー・レイピアにて突きを繰り出す澪。同じ属性故に物理的な攻撃しか使えない不利な状態。それでも、物の数ではない。後は魔城まで辿り着き、無事か如何かを確かめるだけ…。


目覚めると洞窟の内部だった。眩暈にて視界が回ってる。壁へと手を付けば歩けるために明るい方を目指す。外へと出られた後に魔城へと通じてるトンネルだった事を知る。結果的に無理する必要性がなかった。辿り着いた城内が散々たる状況。巫女までも手遅れだった。厄介な事にモンスターの姿が見当たらないために駆け付けて来た2人組から疑われてしまう。片方が怒りにて我を忘れてる事から聞く耳を持たず、戦いを避けられない。宥めてる方も、溜め息を漏らして仕方なさそうに変わった形の武器を構える。眼が合った途端に違和感を覚える。


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