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自殺未遂ありの週六ニート→恋人持ち週五バイトジム通いのJDになるまで

 こんばんは!笹井ぽぽちです。
 タイトルだけ見ると仰々しいですが、一応自分のお話をノンフィクションでお届けしています。これまでにバイトの話だったりジム通い始めた話は他のNoteで書いていますのでそちらを見ていただけたら幸いです。

自己紹介とこれまでの話(2024年4月~9月)


 簡単に自己紹介をしますと、私は現在大学四年生です。割と時期早々、四年四月に就職活動を無事終了させました。しかしながら、毒親の元すくすく育った学習性無気力により約五か月間、週一のゼミ以外何もすることが出来ず屍のようになっていました。noteによる筆記開示や周囲との関わり方を考えたり、自分の中の様々な葛藤を抱えながらどうするか永遠と考えていました。とは言いつつも、ゼミの授業に出る以外は何もせず、たまに元気がある時はアニメや映画を見る程度で遊びにも行かず、ほとんどベッドに居ました。四月以降から十月半ばまでは、以前していたODは辞めていたけれど、やけ酒による泥酔の果てに嘔吐をしたり度々マッチングアプリによる性的逸脱行動も見られていました。プチ家出や朝帰りもちょくちょくしていました。
 こんな生活の中で、そして自分の人生の中で大きな転換点となったのは自殺未遂です。結果から言うと普通に失敗しました。八月の最終日に、当時抱えていた唯一の課題であるゼミの課題にどうしても手を付けられなくて自宅のベランダ(高さは即死あるいは重症でギリ助かるか助からないかのレベル)から飛び降りようとしていました。字面だけで見ると酷く馬鹿らしいのですが、当の本人は真剣で、足を欄干にひっかけて真下の道路に落ちようと思っていました。深夜の二時ぐらいから一時間半ほどベランダで粘ったのですが、どうしても怖くて飛び降りれませんでした。自殺未遂の詳しい話も別のNoteにあるので良かったらそちらをご覧ください。↓

 とにかくこの時人生で一番「死」に近かったにも関わらず、遂にと言いますか、やっと私は悟ってしまったのです。悟ることが出来たのです。「死ぬのって全然簡単じゃない。私には自殺は無理だ。」と。「あんなに死にたいと言っていたけれど実際全然死ねないじゃん。」となりました。それから、私は現実逃避ばかりするのではなく少しでも自身の生きたいように生きられる人生を送れるようにちょっとずつ前に進んでいくことが出来るようになりました。
 この自殺出来なかったエピソードと時期が前後しますが、ジムも同時並行で通い始めたりして少しずつ社会に出られるようになっていきました。しばらくして気力も湧いてきてバイトを何個か受け、今のバイト先に受かりました。そしてハッピーなことにこのバイト先が私に色々適していたので、ますます生きる力を付けていきました。ここまでが四月から九月後半までのお話です。

近況(2024年9月~11月)

 先程の自己紹介やこれまでの話を踏まえて、今回は私の近況、九月後半から十一月までの出来事や変化、特に恋愛(!)について書こうと思います。

 まず大きく変わったことは二つあります。一つはインターネットから距離を置けるようになったこと。二つ目は何かと満足の行く人生が送れるようになったことです。

 インターネットから距離を取れるようになったというのは二つ意味があります。一つは毎日意味わからないぐらい呟くぐらいに依存していたあるSNSを良い距離感で接するどころかほとんど更新しないまでになっているという意味です。もう一つはネットで誰かと会う(会うだけに留まらないことももちろんありましたが)ということを一切しなくなりました。素晴らしい~~~~。というのも彼氏が出来たからなんですけどね。


 大きく変わったこととして挙げた二つ目の「何かと満足の行く人生が送れるようになった」ことについて話します。何かとというと広範囲ですが、体調的にも精神的にも恋愛的にも満足が行っているのです。

 身体に関することで言えば、約一年近く患っていた逆流性食道炎がほぼ完治したことは非常に大きいです。片頭痛の方はMRIまで受けて何もなしという箔をもらえたのでそれはそれで良かったのかなと思います。ジムで体力が付き、バイトも行き始めてしっかりとしたご飯が食べられるようになったおかげで、生活習慣のリズムがある程度整ってきたことで、元々の虚弱体質も改善されてきたような気がします。天候に影響を受けやすかったり、人混みが苦手だったり、人の身に付ける香りに過敏なところもありますが、この身体と21年間お付き合いしてきて流石に適応できるようになってきました。

 精神面でもバイトを始めたおかげで自分で稼げることの証明になり、実家に居ながらも金銭面である程度自立した生活が出来るということが自信につながりました。バイト先でも初めての業種に関わらず、持ち前のコミュニケーション能力を活かしてすぐに馴染むことが出来ました。店長にも「初めてだとは思えない。前にやっていたのかと思うぐらい上手。」と褒めていただけて良かったです。

 今回の大きなテーマでもある恋愛ですが、21歳になって初めてやっと納得の行くお付き合いが出来ていることも今の人生の満足度に繋がっています。

これまでの恋愛について

 現在の恋愛についてお話しする前にこれまでの恋愛についてお話します。
 これまでの私の恋愛を一言で表すと「ネットからリアルへ」です。恋愛に限らず中高生の頃から現実社会での不適応感を漠然と感じていて現実逃避としてインターネットの世界に長く居ました。最初は趣味を共有する程度のヲタクでしたが、徐々に、会えるヤれるタイプのフッ軽の陰キャと化していきました。私が現実で恋愛の機会を掴むことが出来なかったのは、中一の頃に同性の友人一人と異性二人の同級生と遊びに行った際に母親に酷く叱られたからです。それ以降私は異性と関わることに苦手意識を持つようになり、恋愛感情を抱くことはあっても、それで何か行動を起こすということはありませんでした。何かと希望の無い現実だったので、ネットでは次第に、特に高校生の終わりごろから異性との絡みを求めるようになっていきました。そんな私がこれまでお付き合いしてきた人数は正確に言うと二人です。
 一人目は付き合っている間一回しか会わなかったネット恋愛で、回数に数えるのすら怪しいレベルです。けれどこの人は私の恩人です。まずは、別れてお友達の関係に戻り一年が経過した辺りで、私が家出をし彼の家に押し掛けたときも全く手を出さずに一晩泊めてくれました。そんなこともあって彼は「異性間での友情が成立する」ということの初めての成功例で、知り合って二年経過した今でも仲良くしてもらっています。最近久しぶりに会話をしたのですが、彼曰く「恋愛的に」私のことは好みでないそうで、友人として付き合っていく上でも安心できています。
 二人目もネットで知り合い、告白されて付き合いました。付き合っていた期間は三週間です。その間に何回か遊びに行くこともありましたが、私が相手に恋愛感情が無いにも関わらず付き合っていることに罪悪感を覚え、お互いの為にもならないと思い、別れを告げました。別れた後何回かしつこく連絡が来たので連絡先をブロックしました。今はどう過ごしているか知らないです。

現在の恋愛について

 これまでの恋愛を踏まえて、現在の話に戻ります。現在お付き合いしている方はマッチングアプリで知り合った方です。プライベートに関わるのであまり深く相手に関することは言えませんが、これまでの恋愛と明らかに異なるところはお互いに好意を持ってお付き合いが出来ているということです。私はこれまで一方的な恋愛感情を向けるか向けられるような恋愛しかしてこなかったので、漸くここまでたどり着けたことに安心感を覚えます。相手が自分に愛情を持って接してくれているのも言動に表れているし、私もそれをしっかり受け止めることが出来ていると思います。お互いに矢印が向いている恋愛は良いですね。メンタルも安定しやすくなるし、自分のことも以前より遥かに大切に出来ている気がします。

さいごに

 タイトル通り、私は元々希死念慮を非常に強く持っていて将来について考えることすらできないくらい毎日病んでいました。就活生にも関わらず、ODをしたり家出をしたり色々大変なことがありました。けれど、就活が終了してしばらく何もしなくても良い期間があって、その間に少しずつ動き始め生きる気力を取り戻して行きました。今の私は希死念慮は完全に払拭できたと思っています。今は「私が死ぬのはもったいなくね?」なんて思っちゃいます。今、苦しんでいる人は昔の私が思ったように、「もうずっとこのままかもしれない」と思っているかもしれません。そうかもしれないですし、もしかしたら私みたいに戻って来れる人もいるかもしれません。私は今まで恋愛に関して「ちゃんと出来なかった」というコンプレックスがあったため、今お付き合い出来ていることを幸せに思います。けれど、別に恋愛にかぎらず何かがあなたを幸せにするというよりは、今ある状態が幸せであることに気づけるかどうか、あるいは幸せだと感じられる脳であるかどうかだと思います。幸せだと感じられない人はゆっくり休んでください。
 最後になりますが、私の話が誰かを勇気づけられたら幸いです。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
ではまた。



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