全て愛してみる

今までのエッセイがすべて嘘だとしても、文章だと分からないというのが文章のいいところでもあり、悪いところでもあると思う。

人と話すときに嘘をつくと、仕草に現れるというらしい。目の動きや顔の向き、足の動きや呼吸の乱れなど、実際にその人を対面しないと分からないことばかりである。

その点、文章では平気で嘘をつくことができる。そして正直私も今月の毎日エッセイでは大袈裟に書いたり理想を書いたりなど、現実が本当ならば嘘にあたる文章を書いてしまっている。

ただ、嘘をつきたいわけではない。文章だと自分を大きく書きすぎてしまう癖があると自分でもわかっている。心の中で思っていることは本当なのだが、実際に行動に現れているかどうかは何とも言えない。

ただ私は、自分に都合のいいことを中心に書いた文章に、自虐をして自分の評価を調整するための文を追加したりすることは、蛇足であり、中途半端で嫌いである。そのため1つテーマを決めたからには、周りからの評価を気にして文を追加するなどはしたくない。

ということで今回は自分が分かっている自分のダメなところだけをできるだけ挙げていこうと思う。この記事は読者に配慮しながらも、できるだけリアルな自分を書いていきたい。


色々だらしがない

  • 何も予定がない日の朝は、10時前に起きない。

  • 何も予定がなかったら、起きてから1時間以上携帯をさわる時間がある。

  • 何か予定があっても、基本的に時間ギリギリに行動する。そしてそれが間に合わないことが多い。

  • 大学の一限は、間に合うことが珍しい

  • 部屋は基本汚い

  • 風呂に入るのを渋っていたら、たまに無意識でキャンセルしてしまうことがある。

正直これから苦労しそうな自分の欠点だと思っている。
時間にだらしがないというのは治せるだろ、と時間に正確な人は思うかもしれないが、中々治せないのが困ってしまう。

ただ楽しみな予定の時は、たまに集合時間より早く着きすぎてしまうということもある。
遅れたら怒られるとか、早すぎても失礼だとか、そういうのがないとジャストタイムで集まることができない。

あと不潔のようにも感じるが、汚いものは苦手だ。そのため、こういう所はすぐにでも治していきたい。
そして必ず風呂に入れと誰かに言われたら、治せる自信がある。風呂は朝入ってしまえば別に問題ないというのが、一人暮らしで身につけてしまった最悪のライフハックである。とても治したい。

性格

  • みんながやっているからと、自分の意志なく流行りに乗っかる人とは正直仲良くなれないと思っている。

  • 陽キャとか陰キャとか、分類なんてないよーと言いつつ、陽キャと分類して恐れている人種はいる。

  • ものすごく美に自信があり、自信が外に満ち溢れている人が苦手、怖い。

  • 女性は特に、自信家の方だと私のことを見下しているんじゃないかと思い怖くなる。

  • 具体例は思いつかないが、とにかくシャバい男が嫌い。

性格に関しては、自分でそこまで嫌いになることはないが、周りからの言葉を参考にすると、性格がこじれていると言われるため、客観的に見て良くないところなんだと思う。

とにかく芯のない人間が嫌いで、キラキラの頂点にいる人間が苦手である。

前者はきっと最近になってのことだが、後者は昔から積み上げてきた自分のキャラクターのせいだ。

過去の話はまた違う記事で書こうと思っているが、輝かしい思い出は正直あんまりない。
泥臭くダサい日常と思い出で、それも悪くないかと思ってしまうのも、また自分の性格であり、良くないところなのかとも思う。


まだまだ自分の嫌なところはあると思うが、1人で少し考えてみて出てくるのはこのくらいであり、ここでは表現できないような人間のキモさももちろん兼ね備えている。

もちろんいい所もあり、それは他の記事で表現しているつもりであるため、伝わっていたら嬉しい限りである。

就職活動を経る中で、自己分析を深いところまでしてみたところ、誰にでも長所と短所が両方ともあり、それぞれ2面性を持っているということが分かった。所謂、長所が短所にもなり、短所が長所にもなる、というやつだ。

どうせ長所と短所が表裏あるものなのだから、全部長所だと思えば全て愛せるはずで、もし全てが短所にしか見えなくても、それは個性だと認めて愛することが出来れば、自分を自由に、そして自分をもっと愛してあげられるのではないだろうか。

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