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趴趴走(台湾語pā pā zào)台湾宜蘭篇20240506

                         投稿日:2024/05/06
              (不定期で加筆、訂正)更新日:2024/05/18

台湾ぶらり 2017年10月から台湾宜蘭に住んでいます。

趴趴走(台湾語)の日本語の意味はあちこちぶらりの意味です。流れ流れて今は、宜蘭市で過ごしています。

昨日の夕方は、里長(日本語では、地域の町内会長、任期4年)が母の日のお花カーネーションを一軒一軒回って配布されました。お花の包材に、里長の名前印刷シールが貼ってあります。母の日の他にも年に数回行事やお知らせの際いろいろな書類や配布物を届けてくれます。実際は、町内会のベストを着たスタッフが手分けして回ってるようです。里長の下には、鄰長がいます。鄰長は、里長のサポート役。高齢社会ですので、地域の見守りも兼ねているのかもしれせん。

つぼみの状態で頂いたので、これから1週間くらいでちょうど満開になればよいなあ

高齢社会は下記のように定義されます。
全人口に対して、65歳以上の人口
 7%以上「高齢化社会
 14%以上「高齢社会
 21%以上「超高齢社会
似通っていて、表現が混ざりますね。

日本の内閣府、令和5年版高齢社会白書(全体版)はこちらのURLから参照できます。
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2023/html/zenbun/index.html

現在日本は、超高齢社会(65歳以上の割合29%)ですが、台湾は2025年以降、超高齢社会に突入すると予想されています。台湾の宜蘭県は、2023年時点の65歳以上の人口が18.9%で高齢社会であり、台湾国内の老化指数ではは、県別のランキング第9位です。

台湾の国家発展委員会の資料によると、2022年時点では、台湾は主要国に比べると高齢者の割合はまだ低水準ですが、今後は急速に上昇し、2050年には、日本を抜き、一位の韓国と比べてわずかに低く、2057年からは、その割合は40%を突破します。(與圖中其他主要國家相比,我國老年人口占比目前仍處相對低水準,惟上升速度快,自2050年起,占比將高於圖中主要國家,僅略低於韓國,並於2057年開始占比突破40%。)

出典 行政院(日本の内閣に相当)国家発展委員会 主要國家老年人口占總人口比率

自分の行動範囲内の周りを見渡すと確かに若い人は多くないように感じられます。スーパーや朝市の店員さんは、みな若く見え、買い物客の大半は高齢者です。そして夜市に行くと老若男女でにぎわっています。自分の行動範囲の時間帯が若者とずれているだけなのかもしれません。日々の気づきをつづってみますので、これからもよろしくお願いします。


5月9日の写真です。ちょうど開いてきて綺麗でした。


#高齢化 #超高齢社会 #台湾 #宜蘭






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