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今日のまーし #86 オミクロン
言いにくい。
本当に言いにくいことなんだけれども。
新型コロナウイルスに感染した。
誤解が生まれそうだから言っておくけど、別にどこかに遊びに行っていたわけではない。
という保険をかけておこうか。
会社の利用者の方が、かかっていたらしく、自分もその濃厚接触者ということから、PCR検査を受けたのだった。
結果は陽性だった。
「みんなで感染しないように努力しましょうね」
なんてムードだから、感染してしまった自分がなんだか申し訳なくなってしまう。
結構感染対策はやっていたはずだしね。
でも、思ったよりも、他の職員だとか、他の利用者の方もかかっているようだから、感染力は凄いものなのだろう。
「風邪をうつされてしまった」とはまたちょっとまたわけが違うような気がする。
ちなみによくみんなから心かけてもらえることは、「体調はどう?」とか「食料問題はどうなっているの?大丈夫?」なんて心配してもらえる。
実際は、幸いなことに、ボクの場合はどちらも「そこまで大したことはなかった」のだった。
詳しくいうと、ボクの症状は「重い風邪」といった具合だ。
確かに症状のピークはちょっと大変だったけど、山を超えるともう平気だ。
だんだんと症状は緩くなっていって、それでおしまいだった。
なんだか得体の知れないもの、みたいな感じで恐れてはいたんだけれど、ボクの場合は何もなかった。
ちなみに今はなんともない。
元気そのものだ。
ありがたいことに、味とかにおいはしっかり感じている。
違和感もまったない。
結構恐れていたことなんだけど、なんともなくてよかったと安心している。
「外出はしていけません」と言われているから、
ずっと家に閉じこもって、ゴロゴロしているんだけど、これがなかなかボクにとって大変だ。
外出できないことがここまでストレスに感じるなんて思っていなかった。
見た目は引きこもりなんだけど、どうやらボクは、外に出て何をしていないとダメらしい。
兄が気を利かして、ゲームを持ってきてくれた、
「よしゲームしよう」として、手を伸ばしてみたけど、2日が限界なようだ。
なかなかおもしろかったし、ハマってしまった。
でも、「ゲームにがんばる自分」を客観的に考えると、なんだか冷めてしまうんだよなあ。
この、「何をせずにただ待て」という感じ、どこかで感じたことがあるなあと思っていた。
「そうだこれは飛行機の中なんだ」と。
飛行機の中も、「ただ座ってまっておけ」という環境だ。
あれは長くても10時間ぐらいだから、全然問題なく耐えることができたけど、今回はちょっと訳が違う。
ちょっとわかったことがいくつかあるので、ここでそれを伝えておこう。
一つ目は「お腹が空かない」ということだ。
動かないから、消費カロリーが少ないのだろう。
1日2食で全く問題ない。最悪1食でも耐えられる。
食欲がないので、食べたいものが頭に浮かばない。
毎回何を作ろうか本当に困ってしまう。
毎日の唯一の楽しみが、あんまり楽しみではないのだ。
二つ目は、支給される食糧だ。
これは、保健所の職員から提案していただいた。
この10日の間で、誰にも買い物も頼めない状況にある方は、無料で3日分ぐらい食料物資が支給される。
ボクは一人暮らしだし、当初は食料が最後までもつのか自信がなかったので、お願いしてみた。
ボクの場合は隔離4日目ぐらいに届いた。
届いた食料は、軽く1週間分ぐらいあったので、びっくりした。
とはいえ、缶詰とかレトルトのものが大半なので、これからチョビチョビと食べていくことにしよう。
3つ目は、誰とも出会わないから、生活環境が無茶苦茶になってしまう。
時間の流れが、早くなっていってしまう。
「フリーランスって凄いなあ」と感じさせられる。
ボクは自分に甘いから、厳しい環境に身を置かないと生きていけないのだろう。
まあ、そんな感じです。
今日はここまで。
本当、こんな生活もうやりたくない。(笑)
でも、また、日常生活が始まると、「あの時に戻りたい」なんて考えるんだろうなあ。
ホント、自分勝手なやつです。
今日も読んで下さってありがとうございました。
あ、感染後の症状は、人によって違いますからね。
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