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今日のまーし #82 無意識
みなさま、新年あけましておめでとうございます。
今年もどうかよろしくおねがします。
どれだけ経っても、テクノロジーが発展しても、このフレーズをこの時期に何度もいうよね。
今年は、「起こってくることを楽しもう」なんてことを考えています。
ボクはお正月、本当におもしろいほどボーッとしていた。
あんまりボーッとすることに慣れていないから、「本当にこれでいいのかな?」なんて思いながら、コタツに丸まっていたのだ。
何度も何度もうたた寝を繰り返していたから、少し風邪を引いてしまった。
「まるで病人みたいだな」なんてふと思っていたら、なんと本当に病気になってしまったのだ。
新年早々に体調が落ちたもんだから、「これからはあがることしかない」なんて、変にポジティブになっている。
「ネガティブになるよりは良いじゃないか。」なんて強気なことを思っている。
今回の年末年始で、少し面白かったことがいくつかあった。
一つは「年賀状を久々に書いた」ということだ。
およそ10年ぶりぐらいになるだろうと思う。
ボクはめんどくさがりだし、何より字が汚い。
自分のメモ程度なら人並みに書くのだけれど、手紙を書くとなると話が変わってくる。
もともと字が汚いし、綺麗に書こうなんて思えば思うほど、不自然な字になる。
バランス感覚みたいなものが人より足りていないのだろう。
まあ、今となっては「バランスなんてあっても」なんて思ってしまっているところも否めない。
だから、開き直ってしまっている。
開き直っている理由のもう一つには、最近は時代の流れみたいなものもある。
ボクだけじゃなくて、周りもあまり手紙を書くことはない。
全てはスマホのフリック操作だったり、パソコンのタイピングで何もかもできてしまうからね。
話は戻るけど、そういった理由があって、全く年賀状を書いていなかったのだ。
だけど、家に帰ったら、上司から年賀状が届いていたもんだから、「やっぱり空気とか読んで書かなきゃいけないのかなかあ。。。」なんて思いながら、渋々書くことにしたのだ。
内容はありきたりな文章だけど、
「やっぱりちょっとでも個性を出したいなあ」
とか
「読まれたときにハッピーな気持ちになってほしいなあ」
なんて気持ちが出てくるのだ。
書いたら、その次にしなければいけないことは、「投函」だ。
半年以上住んでいる町だが、「郵便ポスト」は出勤ルートからちょっと外れた郵便局にしかないのだ。
「ポストなんて、他に見たことはないんじゃないか」
そんなことを考えていた。
出勤するのは、できるだけ遅い方が個人的には好きだから、朝の出勤準備は周りの人より慌ただしい。
それで、時間がなかったから、
今まで出勤ルートでポストなんて見たことなかったけど、もしかしたら見落としていただけかもしれない。
そんなことを思いながらバイクを走らせた。
でも、自信なんてものは全くなかった。
だって、今まで半年以上通る道で、見たことなんてなかったからね。
結果的に、ポストはなんと3つもあった。
意外にもたくさんあるものだ。
でも、ボクはそのポストたちに初めて出会ったような気がした。
毎日見ているはずなのに、見落としていた。ということになる。
そういうわけでボクは無事に早急に年賀状の返事を返すことができた。
どういうわけかわからないけれど、ボクはこの「新しい発見」に嬉しくなってしまった。
そこにある何かを、無意識のせいで見落としているんじゃないかなあと。
意識をすれば、見つけることなんて簡単だ。
何気ないことでも、まだ発見できることがあるのだなあと。
こんなことって、別に「郵便ポスト」だけ言えたことなんかじゃない。
ボクなんかは「なんかおもしろいことないかなあ」なんて思いながら毎日を過ごしていると、こうやって誰かに伝えたいことができてくる。
誰もそんなことは思わないかもしれない。
でも、誰でも求めているものはある。
たぶんだけど、「幸せ」とか「喜び」なんかがそうなんじゃないかな。
自分がイケイケの時は、楽しいことがたくさん降りかかってくるのはみんな経験があるんじゃない?
とは言え、幸せになれないこと、喜ぶことができないこともまた事実だ。
その人の抱える問題もあるだろうし、腹が立っていれば、楽しいことも楽しくはないのかもしれない。
別に人生を語るぐらい偉くはないけれど、「生きている」ってある意味そういうことって多いような気がする。
「その時の感情」によって、フィルターみたいなものがかかってしまって、どうにもならないことが多いのだ。
本当は楽しいことなんだけど、無意識にしていて、感じることができないことがある。
でも、「自分で探そう」と思わないと、幸せに感じることは難しい。
そのための訓練が人生なんじゃないかなあ。。。と、三十路初心者のちっぽけばボクが考えたことだ。
「何を今さら」
「めでたいやつだ」
なんて思われるかもしれない。
でも、ボクが考えることの限界なんてそんなもんだ。
今となっては「バランスなんてあっても」と考えているわけだし。
今日も読んでくださってありがとうございました。
そんなボクが今年から担当している販売物は奇しくも「ハガキ」だ。
ホント、ボクには無縁だけど、起こってくることをできるだけ楽しんで一年過ごしたいものですね。
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