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発達障害 療育施設での生活


療育施設へ通ってみて驚いた事。自分の通っている施設の状況になりますので他県だと異なる場合があります。

◉療育施設が一般の園と違うのは
•視覚刺激を減らしている 鏡や通気口を隠してある
•看護師、言語療法士、作業療法士など専門の先生配置
•給食への気配りがある 偏食対応 
•基本私服 指定の物が何もない
•朝9:45から10:00の間に登園
•時間の融通がある。昼からの登園もあり。
•少人数制 先生が担当制
•年少以下はひとまとめなので年齢が一定ではない。
•夏場以外はお昼寝無し
※•母子通園である事(自分の通う施設の場合です)

教室はシンプルな作りです。明るめな雰囲気ではあるけど鏡や光る物、通気口やおもちゃなどの棚は目隠しがありトイレなど各場所には絵や写真がついています。

子供の座る椅子にも工夫がされていて足の機能に気遣いされた仕様や座り心地などの感覚への配慮などもされているものがあります。常にパーティションで視覚を遮断、時には個室のような空間を作って不安な子は落ち着けるような空間配慮もされています。

自由時間には施設内の遊戯室で遊びます。親も付き添い、先生も手が空いた先生が参加してくれるので安心できます。特性上子供同士のぶつかりやちょっとしたアクシデントもありますがすぐに救護も呼べる体制、先生の見守りもあり親同士の理解も進んでいるので割と穏やかに過ごせているかなと思います。※親同士の理解=園での定期勉強会や交流会を通して子供の特性について話合いをしているため。

先生たちも支援員の先生がいたり医療スタッフもいるので気軽に相談できる。必要であれば鼻痰吸引やネブライザーなどもある。リハビリ室なども完備されている。

給食は子供の特性に配慮でパンや混ぜご飯など苦手な子も多いので白ご飯は常に用意、食べやすく刻んだり、親子丼などは具とご飯別々にしてくれたり、野菜などカリカリオーブンにして食べやすくしてくれたりと寄り添ってくれます。

登園時間は遅めの設定、退園は3時くらいまで。帰るタイミングも細かくあり給食まで、お昼まで、おやつまで、など予定も決めやすいです。昼から登園する人もいます。

誤解を招かないため書きますが、時間の融通については体調などもありリハビリも含め病院へ通院している人が多いのとコンディションを整えるのに時間のかかる人もいます。通い続けることを重視すると聞いたことがあるのでそういった事情もあり緩めの設定なのではと推測しています。

※病院は…発達外来へ通う方や作業療法や言語療法のリハビリへ通う方、が多いです。

自分の子供のクラスは11人ほど居たので多めのクラスでしたが年末あたりまでの出入りで9人くらいになってます。他のクラスは4〜5人くらいです。申込人数により前後はあるようです。

時々ある遠足などのお弁当ですが…お母さんは無理をしないでくださいと言われます。コンビニ食でも菓子パンでもいいと言われます。可能な限り参加する事を重視されます。

親に対しても追い詰めないよう毎日通い子供のサポートができるよう相談も随時受けてもらえます。気疲れもしやすくストレスも溜まりますからね。。。

相談専門の機関も併設されていて外部の機関へ相談することもできるようになっています。(簡単な利用契約必要ですが)この相談は施設と共有されるのでトータルでサポートしてもらえている感じもします。就園や託児施設の利用相談なども乗ってもらえます。

母子通園についてはずっと1週間つきっきりなの?と思いますよね。。。最初は週5で付きっきりでした。。。

夏くらいから週一で単独通園の日が設けられます。
そして夏期間のみ、お昼寝があります。普段はありません。お昼寝も母子で一緒に寝る斬新なスタイル笑
それから冬前くらいに単独通園日が週2回に増えました。あと水曜日は午前中のみで木金の週3回が母子通園です。年中年長になると母子通園は減って単独が多いです。

外部の生活支援施設(託児施設)との連携もあるので療育が終わったら生活支援施設への送り迎えもありますので親個人の予定などもこなしやすくなっています。

月に一度は校医訪問があり発達相談ができます。他にも希望者には健康相談や歯科検診も受けられます。

年1で発達検査があり個人目標設定は季節毎に面談をして更新される。プロフィールブックがあり発達について記録されていく仕組みです。

一応保護者会のようなものもありますが一般の幼稚園や保育園のような複雑なものとは異なり毎月1回施設内の母親のみ集まり座談会をする感じの軽めのものでした。

初めて療育施設へ行くとなると戸惑いもあります。ですがサポートなどもあることを知ってもらいたくて書きました。

生活についてはこんな感じです。




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