映画【ブレット・トレイン】

ブレットトレインはブラピ主演のハリウッド映画で原作は伊坂幸太郎。
東京ー京都間の新幹線の中に殺し屋が数人乗り合わせ、それぞれ依頼主からの依頼を遂行するために殺し合う。

原作を読んだが、過去に読んだ小説の中でも1番好きな作品だったためとても楽しみにしていた。
ただ映画は原作とは内容が大きく異なるため、別作品と言っても過言ではない。
ド派手な爆発や新幹線の脱線シーンなどはハリウッド映画らしいといえる。
原作通りを期待するファンからしたらガッカリする人もいるだろう。
原作では中学生の王子の狡猾さが作品をスリリングにしているが、映画の王子は女性だし、狡猾さは多少あるものの、原作ほど際立ってはいない。
また白い死神という大ボスの設定も原作とは異なる点だ。

列車も日本の新幹線をイメージしているけれども、薄暗い車内に紫色の蛍光灯は海外の地下鉄を思わせた。

原作は数年前に読んだ作品なので、記憶が曖昧なところもある。この機会にもう一度読んでみたい。

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