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【初心者向け】Azure OpenAI Studioで保存したデータを検索して回答するチャットサービスをノーコードで構築しよう【概要編】

生成AIを利用し、質問に対して特定のデータを参照して回答するサービスを構築する方法について書いていきたいと思います。
まずはノーコードで簡単に機能を試すことができる方法をご紹介します。

・Azure OpenAI Studioのプレイグラウンドを利用する

構築するサービスの概要図は以下となります。

図1.サービス概要図

1.データ登録

Azure Blob Storageは、以下のような種類のファイルを保存できます。
・txt、html、PDF、PowerPoint、Word、Excel、等

現状、今回構築した上記の仕組みでは、Excelのデータから検索して回答する機能は実現できませんでしたが、Wordやテキストのファイルからは情報を検索し
回答できることを確認しましたので、以下に記載していきます。

まずAzure Blob Storageに、検索対象のデータを保存します。今回のテストデータは以下のWordとテキストのファイルです。

図2.保存したテストデータ

2.質問と回答

Azure OpenAI Studioのプレイグラウンドという機能を利用すると、簡単にGPTモデルを実装し、テストすることが出来ます。
質問を入力すると、必要な情報を保存したデータから検索し、回答できることが確認できました。

図3.質問と回答(1)
図4.質問と回答(2)

次回は、上記システムを構築した具体的な手順を説明します。
次回記事のリンクはこちら

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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