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#20 『弓を引く人』読みました

パウロ・コエーリョさんの『弓を引く人』を読みました。

おもしろくて一気に読んでしまいました。
世界的なベストセラーの1つである『アルケミスト』の著者。アルケミストは「世界で最も読まれた本ベスト10」の第5位にランクインしています(もちろん1位は聖書です)。

■あらすじ----
この国で一番の弓の名人である哲也は、現在、小さな村の普通の大工として生きていたが、ある日、遠い国から来た別の弓の名人から挑戦を受けた。哲也はこの挑戦を受けることによって、その弓の名人だけでなく、村の少年にも弓の真髄を教えるのであった…
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哲也は挑戦者へ、技術を十分に身につけ弓道をマスターしてるが、自身のマインドをマスターしているとはいえません。最上かつ正確に的を射ることと、魂の平安を保って的を射ることとは、全く別のことなのです。と伝えます。
冒頭から、たしかになあと納得です。技術力と精神力は別物。まさに心技体だなと思いました。
だいたいの章が射法八節とリンクしてるから、頭の中で場面を想像しながら読んでました。

奥が深すぎて、一度では理解しきれない箇所も多々あったので何度も読み返したいと思います。

パウロさんっていったい何者なんだろう。
なんでこんなに弓道に詳しいのだろうか。
おそらく現役の時に読んでいたら、また気持ちも違ったのかもしれない。

武道経験者や現役の人に是非読んでほしい一冊。
もちろん経験がない方にもおすすめです。
少しでも気になって方は是非☺︎

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