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【HSP】繊細を認めてから、世界が変わった



HSPを知るまで、
自分の繊細な性格が嫌いだった。


言葉に出せば、もっと嫌になっちゃう気がするし
自分は強い人間なんだって思いたくて
自分の繊細な部分から常に目を背けてきた。
傷ついても、平気なふりをして。


そんなことを物心ついた時からずっとやってたら
自分が見えなくなった。


強くいるのには慣れたけど
自分なのに、自分ではない感じ。


周りから良く思われる自分を演じていただけで
ずっと気持ち悪かった。


違う自分と長く時間を過ごしたせいで
他人から自分のことを聞かれたところで、わからない。



HSP 



もっと早く知りたかった。

てっきり、他人の機嫌や言動を気にしすぎてしまうのは
面倒な性格を自分でこじらせてしまっているんだと…。


知れてよかった。

気にしすぎても、自分はそういう気質って
良い意味で諦めがついたような感じ。


それでも、どうしても繊細って聞くと短所なイメージがあるのが
嫌だった。


だって
長年、強い自分でいたかった人間が
いきなり気質だから仕方ないって繊細を受け入れられるとは限らない。


でも、楽になったのは本当。
だから、繊細の良いところを探し始めた。
今まで避けてきた自分の嫌いな性格と向き合い始めた。
自分の感性を大事にし始めた。


そしたら、良いことばかり。



朝、起きて空気の匂いを感じると落ち着く

ご飯は味の濃いものじゃなくて、
素材の香りや味を感じられる方が好きだって気づいた

人に親切にすると、自分がすごく幸せを感じていることを改めて実感した

好きなものは好きと、美しいものは美しいと
素直に感じて言葉にできるのは、何よりも大切なんだって気づいた

相手に対して感じる幸せを、惜しむことなく伝えることは
この世界で最も尊いことの一つなんだって思えた。



これは感性を大事にしない前の自分では気づけなかった。
気づいても、価値を見出せず、『どうでもいい』と蔑ろにしただろう。


自分の一番重要な部分を偽って
人生の大事なことを疎かにした。


繊細が感じる幸せは、誰にでもできることではない。



今までは
周りを気にして、自分の人生を周りの反応で決めていた。


でも、もうやめよう。


本当の自分で素直に生きたって、
周りを傷つけるような人間ではない。むしろ…。



笑われても、苦笑されても
馬鹿にされても、変な目で見られてもいい。


自分を偽ることの愚かさを知っているし
本当の自分でいることの大切さを知っている。


形だけの強さじゃない。



繊細



これがずっと私が求めていた自分だった。








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