「生き方」のコンパス Vol.127
ウェルビーイング経営
みなさん、こんにちは!ペーパーカウンセラーよしゆきです。
今回は、ウェルビーイング経営についてのお話です。
ウェルビーイング、最近よく耳にするようになってきたワードですね。
2010年代には、「聞いたこともない!」という方がほとんどでした。
2020年代に入ってから少しずつ浸透していったようなイメージがあります。
私も5年ほど前からポジティブ心理学を学び、人材育成や自分自身のために活用しています。
また1年ほど前から、noteのクリエイターさんの一人、てんぱんださんの講座でもウェルビーイングについて学んでいます。
ウェルビーイングって何でしょうか?
肉体的にも精神的にも社会的にも良い状態であることと言われています。
この3つの要素のレーダーチャートをイメージしてみると分かりやすいでしょう。
仮に「自分のため」だけを優先した場合、肉体的、精神的には一時的に満たされるかもしれませんが、社会的にはマイナスになってしまいます。
自分にも相手にも社会にも良いという、近江商人の「三方よし」の考え方と言ってもいいかもしれませんね。
このレーダーチャートを大きくしていくということがウェルビーイングなのですが、言葉を変えると「よりよく生きていく」ことです。
このウェルビーイング、私は個人で取り入れることはもちろん、会社に取り入れている真っ最中です。
個人で十分ではないのか?なぜ会社に取り入れようとするのか?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
それは・・・。
あのね、最近になって、ようやく多くの人がウェルビーイングの重要性に気が付いてきたよね。
10年以上前だと会社ではパワハラがまかり通っていたり、手段を選ばず、人を怒鳴りつけたり、「厳しさ」を正当化するような言い分で、理不尽なことを要求したりして成果を出せる人が、出世したり評価されたり・・・。
こんなことじゃ、社員の体は仕方なく動いたとしても、心が動くことはないよね。
陰では上司の悪口ばかり言ってる状態なのかな。
最近の出来事なんだけどね。
あるカー用品店に行ったの。
そこでワイパーゴムを買って、自分で交換しようと思ったら、特殊なタイプで交換方法が分からず・・・。
店員さんに「先日、こちらでワイパーゴムを購入したのですが、交換方法が分からず、大変申し訳ありませんが交換方法をご教示お願いできますでしょうか」と問い合わせたところ、レジのお姉さんが「はい!当店で購入いただいたワイパーゴムは無料で交換させていただいておりますので大丈夫ですよ」と、快く引き受けてくれたの。
交換しているところを見させてもらっているとね。
手際よく、また車を傷つけないような配慮もしながら交換してくれてたの。
交換が特殊なタイプなのに勉強してるのかな。「この車種は他のタイプと違って交換方法が特別なんです」と言って交換してくれたの。
すかさず「よく勉強されていますよね♪」とほめ言葉 (^^♪
お姉さんの手元を見ると、キレイにネイルを手入れしているのにワイパーゴム交換で手が汚れてしまってる・・・。
「あら!せっかくキレイなネイルなのに、手を汚させてしまって大変申し訳ありません!」と言うと、「いえ、これは私の爪が弱くて、すぐ割れてしまいがちなのでこうやってるんですよ♪」という私に気を遣わせないような返事。
また、このワイパーゴムは購入した時に別の店員さんが選んでくれたものだったんだけど、サイズが合わなかったの。
そのお姉さんは「申し訳ありません。ちょっと適合したものを探してきます」とショップの中へ。
サイズの合うものは、購入したよりも値段が高かったんだけど「追加の料金はいただきませんので♪」ということだったの。
神対応だよね。
帰り際も丁寧に「ありがとうございました!」と元気な御挨拶♪
名刺をいただいたので、そのショップのHPのコメント欄に一部始終を連絡し、お礼を伝えたの。
ANさん、本当にありがとう!
このショップもまさにウェルビーイングを取り入れているよね。
こんなお姉さんがいると、またカー用品が必要な時は、ここのお店で買おう!ってなるよね。
お姉さんも喜んでくれるお客さんがいると、嬉しいんじゃないのかな。
これはね、お店だけじゃないの。
どんな業種にも当てはまるの。
製造業や建設業、医療関係なんかでも当てはまるの。
そうやって会社にウェルビーイングを取り入れているとね。
お客さんからリピートが入ったり、これはあなたの会社でお世話になろうと思ってくれるの。
お客さんから喜ばれる会社、必要とされる会社になるのかな。
それが、会社が反映していく一番の要素だと私は思うの。
「日本で一番大切にしたい会社」を読むとね、よく分かると思うの。
シリーズで、1~8まで出ているのかな。
こんなウェルビーイングを取り入れた会社が増えると、日本の会社も、もっともっと発展していくんじゃないのかな。
ウェルビーイング、大切だよね。
今回は、ウェルビーイング経営についてのお話でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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