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【マインドフルネス最前線no.1 】now in the world


アメリカでは成人(18歳〜)の人口14%(約4,000万人)がマインドフルネスを日常的に取り入れていると言われています。この数は、日本におけるランニング人口(約1,000万人)の4倍近く。朝の街中や公園、夜の皇居も多くのランナーを目にする中、その4倍近い人々が取り組む『世界市場のマインドフルネス』とは一体どうゆものなのでしょうか? 一緒に探っていきましょう!


世界の中で

マインドフルネスは、1990年代にアメリカで人気に開花しました。2004年から2020年の約15年の間で世界的関心が大きく高まります。アプリ市場においては、2031年までの年間の平均成長率は12.4%と予測されています。つまり、マインドフルネスは総合的な健康維持に必要不可欠な取り組みとして世界的に考えられていると言えます。

最先端の国アメリカでは

マインドフルネス先進国アメリカでは、立ち寄る街中のショップ・空港のブックストアでもウェルネス系雑誌が陳列されています。さらに、今や保守的であった歴史ある新聞をはじめ、有名ビジネス誌にまでマインドフルネスという記事を目にすることができます。世界的に有名なニュース番組では毎日のように報道され、マインドフルネスの取り組みは企業だけではなく、初等教育から高等教育に至る場でも盛んに始まっています。

マインドフルネスに接する機会も、ヨガスタジオや、モバイルアプリ、オンラインレッスンなど人々の生活習慣に合わせた形で柔軟に広まっていて、あらゆる層の幅広い年代で身近に存在している『毎日の習慣』になっています。

アメリカのコンビニエンスストアには、ファッション誌やニュースペーパーと同じように
マインドフルネスやメンタルケアの特集を掲げた雑誌が多数並んでいる

実践している人に起きていること

この世界的現象が意味するものは何なのでしょうか? 多様化する社会、仕事、生活スタイルそして人生の選択肢。多くの人々が、『今この瞬間』に強く関心を寄せ、『今この瞬間にこそ自分をより良くしていくための選択肢が存在していること』に、力を注いでいるのだと思います。その方法として取り入れているマインドフルネス。 ではマインドフルネスに取り組んでいる人々は実際に何を行い、どんな変化を自分に対して体験しているのでしょうか。

マインドフルネスとは

マインドフルネスは Awearness (気づき)から始まります。日々の生活の中にある変化や無意識の中にある出来事など、自分自身の身の回りで起きていることに意識を向けていくことです。毎日の体調や季節の移り変わり、いつも手にするコーヒーの味など。変わらずいつも存在しているのに、意識を向けないとそのまま通り過ぎていってしまうもの。そこへの気づきは小さいけれど、素晴らしい。そして、ここから今その時の自分にとって最善の選択肢を選ぶことができるようになっていくのです。マインドフルネス人口が増えているとは、『今の自分に最善の選択をする』ことへ多くの人々が意識を向け出しているということです。

今あなたはどのような場所でこの記事を読んでくれていますか? 今この瞬間どのような気づきがありますか? 自分自身の体調や朝晩の気温の変化、友人から送られてきたメッセージの心地よさ、仕事仲間からの温かい一言。もしかして、少し疲れている自分自身。今、意識を持って気づいたことからあなたのマインドフルネスは始まっています。

まとめ

マインドフルネスはいつでもどこでも始めることができます。それは Awearness(気づき)を持って日常を楽しむということです。習慣にできれば、毎日の中で多くの気づきが自分をより良い方向へ向かうきっかけを与えてくれます。仕事の中で、生活の中で、自分時間の中で気づきを持ってぜひ楽しんで取り組んで見てください。ぜひ、一緒にマインドフルネスやりましょう!

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Reference:
"How a Buddhist practice evolved into a scientific approach to life"
       2017/05/24
"Increased Interest for Mindfulness Online". PMC-NCBI
"Mindfulness Meditation Application Market Size Forecast-2031"