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はじめまして、STUDIO POLICY DESIGNです。

このnoteは、STUDIO POLICY DESIGNの活動を紹介、発信していくために立ち上げました。

STUDIO POLICY DESIGNって?

STUDIO POLICY DESIGNは、行政官であり、デザインスクール出身の橋本(@gichou)、羽端(@daihabata)、半谷(@han54546374)が立ち上げた、非営利の一般社団法人です。

デザインの力で、政策、ひいては社会に新しい価値を生み出すための取組を行っています。

どうしてSTUDIOを立ち上げたのか?

橋本が、2017年から2019年の2年間にかけて、米ニューヨークにあるParsons School of Design / パーソンズ美術大学の大学院に留学したことから始まります。

行政官の留学先の専攻としては、公共政策学、経済学、MBAなどがメジャーですが、日本の国家公務員が美術大学にて「Master of Fine Arts = MFA」(美術学修士号)を専攻するのは史上初のことでした。 

パーソンズ美術大学は、無名のファッションデザイナーを発掘する番組「プロジェクト・ランウェイ」の舞台であったり、マーク ジェイコブス、アナスイなどの著名なデザイナーを輩出してきた学校ですが、近年は大学院教育にも力を入れていて、地球環境問題や貧困など、社会課題に対するデザインを通じたアプローチについても、積極的に研究や活動が行われています。

2018年からは羽端、そして2019年からは半谷が、同じパーソンズ美術大学大学院に留学し、そこで研究、実践したデザインの方法や考え方を、日本に持ち帰り政策というフィールドに広げていきたいという思いから、STUDIO POLICY DESIGNを設立しました。

行政官がデザイン留学?

そもそも、なぜデザイン経験のない行政官の私たちが、アメリカのデザインスクールに留学したのか。

様々な技術の発展やグローバル化の進展などにより、社会が複雑・曖昧に変動する時代と言われています。

私たちも、政策の現場で働く中で、このような時代において、多様化する価値観を捉えた政策を創り実現していくためにはどうすれば良いか、ということについて、考えながら仕事をしてきました。

そうしたなかで、多様なバックグラウンドを持つ個人や集団の考えを、いろいろな角度から捉えて形にしたり、異なるものをつなげるという、デザインや、デザイナーの力は、政策の現場でも生かせることができるのではないか。そうした力を持つデザインについて、学ぶことで、これからの政策のあり方をより良いものにしていきたい。そうした思いを持つようになったことから、留学先にデザインスクールを選び、そしてこのSTUDIOを立ち上げました。

どのような活動をしているのか?

設立後は、デザインを学ぶ行政官や、民間企業のクリエイターなどのメンバーも増え、自治体に向けてデザインを通じた公共サービス立案の考え方をお伝えしたり、学生に向けて社会に新しい価値をうむデザインの考え方をお伝えするワークショップを開催するなどの活動を行なっています。

また、RADIO POLICY DESIGNというPodcastも配信しており、ゲストもお招きしながら、デザイン留学や、デザインと政策に関するトピックについて(ほぼ)定期配信をしています。

今後、このnoteでは、STUDIOの活動について、積極的に発信を行っていきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いします!

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