母、旅立つ

母が亡くなりました。

あまりに急なできごとで、そして、あっという間過ぎて。

救急車に乗った母といっしょに見知らぬ場所の病院に行ったり、一人で母の病状を聞いたりなど、人生で初めてのことばかりで。

「急変する可能性がある」と医師に聞かされても、
ああ、そうなのか、命が危ないんだ、と思うのと、
こんな大きな病院には行ったんだし、もしかしたら助かるかも、という気持ちもあったし。


きのうの夜10時ごろ、病院から電話があり、
「心臓が止まってる」と。

おばとタクシーで急いで向かったものの、もう、機械で心臓マッサージをされ続けてもいっさい反応がなく、蘇生をやめることに同意。

ひとつわかったこと。

神も仏もない。この世にあるのは生と死だけ。

あー、やっぱり、大好きな夫と娘だったら、そっちに行くんだな。
いまごろなにか、夫婦で話でもしてるんでしょうか。

急だったせいか、まだ、この現実をちゃんと受け入れられていないような。これから、少しずつ、母がいなくなったことを実感していくんだと思います。


現在、AM5:08。

これから、いろいろと忙しくなります。

それに、世知辛い、容赦ないあれこれも。

おばも、急にこんなことになって、かなり動揺してるのに、動いてくれています。
でも、体調が良くないようで。
それに、おばも私も、いままでしたことがないことをしなければならない。

いま、おばが動けなくなることだけは、どうか起きませんように。

お金のことが特にね……。ほんと、大丈夫かなこれから……。


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