ヤサイに込められたコトバ

2021年度とくやまなびや副社長の田中です。

突然だが白菜の花言葉を知っているだろうか。「固い約束」。互いに抱き合うように重なりあう形から、そのような言葉となったらしい。では、ヤサイコトバは?

ヤサイコトバとは

ヤサイコトバとは、野菜ソムリエの西川満希子さんが考案された言葉で、「野菜は体の栄養に。ヤサイコトバは心の栄養に。」がモットーで、2018年に野菜ソムリエアワード全国大会に出場した際、6万人の中から、銀賞(全国2位)を受賞し、全国的な広がりを見せている。

上で例として挙げた白菜のヤサイコトバは、 「幸福」。中国では「白菜」の発音が「百財」(たくさんの財産)に通じ、一枚ずつ葉が重なり大きく成⻑していくことから財運アップの野菜と言われている。日本でも冬になるとみんなでつつく鍋物の必需品は白菜のイメージが強い人は多いだろう。家族団らんのシーンには欠かせない野菜として親しまれている。金運アップで家庭隆盛。まさに幸福の象徴だ。

込められた思い

さて、白菜を例にしてヤサイコトバの説明をしたが、ほかにも、ナス、トマト、玉ねぎ、大根、小松菜、タケノコ、しょうが、ほうれんそうなど、様々な野菜にヤサイコトバが込められている。普段何気なく、食べている野菜。込められた思い、言葉を考えながら、食べてみてはいかがだろうか。もしかしたら、食卓がより楽しくなるかもしれない。贈り物などで野菜を送るときに、考えてみてはいかがだろうか。栄養と一緒に、応援メッセージも送ることだってできる。野菜に込められた思いを感じながら、野菜と接していきたい。

西川満希子さんについて





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