子どもの国家資格受験(第二種電気工事士)その3

ということで怒涛の実技講習も終え、技能試験当日の朝を迎えました。
本人は講習をしっかりやり終え、すっきりとした表情をしていました。
うん、なんだかいけそう。

ちなみに私は当日行き来を随伴(ついでに都会で物見遊山)しようかと思ってたのですが、同じ試験を受ける友人と行くと決まり、少しガックリ(笑)

あっさり自宅を出発し、滞りなく会場に着き。
無事に試験を終え、帰って来ました。

感想を聞いたところ。
やはり筆記とはまた違う緊張感や何やらがあり、普段の講習のようにはいかなかったと。
作るときに手が震えたそう。
それでも作品(回路)は完成させたものの、見直す時間は取れず。
学校でストップウォッチを貸してくれて、セットするはずが、途中まですっぽ抜けていたと。
あげく途中で間に合うかと焦り、何かの工具で指をはさみ怪我までしてしまっていた。
やっぱり国家資格の試験は伊達ではなかった。

それ以外にも、試験前後で会場内のトラブルがあり、それも微妙に影を落としていたのかもとは思った。
試験の開始時刻とは別に入室の決められた時間があり受験票にも明記されているのだが、それをオーバーして来た人がいて、試験官とひどいやりとりをしていたとか(もちろん入室出来ず)。
また試験終了時には、作業の手を止めずに試験官に何度も失格になると止められても、ずっと無視してやっていた人がいたとか。また退場するときも随分な態度を取っていたとも。

どっちもおじさんだったと、ドン引きしていた未成年のわが子。
聞いた私も、オトナなんだからしっかりしなさいよとあきれたりイラッと思いつつ、国家資格ともなるとそこまで鬼気迫るものなのかねえ、と少し思ってみたり。

悲喜こもごもだったけど、無事に試験を終え、心の重い荷物はおろせた模様。
無事に受かればめっちゃ万々歳!!だけども、もし受からなくても頑張った事には嘘はないし、筆記は次の試験では免除になるので、あきらめずに再試験をしてほしいと思いつつ、子どもを労ったそんな1日でした。

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